醍醐

乳製品。仏教における五味のひとつ ウィキペディアから

醍醐(だいご、: सर्पिर्मण्ड sarpir-maṇḍa[1]または: मण्ड maṇḍa[2][3])とは、五味の一つ[3]牛乳を加工した、濃厚な味わいとほのかな甘味を持った液汁とされ[4]、最も美味しい味の代名詞として使われた。すでに製法は失われており、後述のような諸説(バターのようなもの[5]、又は現代で言うカルピス飲むヨーグルトのようなもの、またはを熟成させたものなど[6])入り乱れ実態は不明である[7]

概要

仏教大乗経典『大般涅槃経』の中に、五味として順に乳→酪→生酥→熟酥→醍醐と精製され一番美味しいものとして、涅槃経も同じく最後で最上の教えであることをたとえとして書かれている。これを五味相生の譬(ごみそうしょうのたとえ)という[8]

とある。これが醍醐味の語源として仏教以外でも広く一般に知られるようになった[8]

製造方法

延喜式では、納税に用いるの製造が規定されている[11]。蘇は醍醐を製造する前段階の乳製品であることから、蘇の製造方法を参考にしてさまざまな手法で濃縮、熟成させ、醍醐を作り出す試みが食品研究家らの手でなされている[7][12][13]バターオイルのような物質と予想する者もいる[12]延喜式と『大般涅槃経』の蘇と酥は別のものとする説もありそれぞれが前段階であることを無視して酪をコンデンスミルクかヨーグルト、 酥(蘇)をバターとチーズの中間、醍醐はヨーグルトを濃縮したものかチーズであるとする者もいる[14]

その他

脚注

関連項目

外部リンク

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