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日本の科学史家 ウィキペディアから
矢島 祐利(やじま すけとし、1903年〈明治36年〉5月2日 - 1995年〈平成7年〉8月12日)は、日本の科学史家。
1903年、栃木県安蘇郡界村(現:佐野市)に生まれる[1]。中学卒業後、一高(旧制)を経て、東京帝国大学に入学[1]。中村清治、寺田寅彦、田丸卓郎の指導を受ける[1]。1926年、東京帝国大学理学部物理学科を卒業[2]。同大学工学部講師を経て、1941年から1945年まで京城帝国大学教授[2]。日本に引き揚げ後はGHQに勤務[2]。1949年より東京物理学校講師、のち校名変更で1950年より東京理科大学教授[2]。1969年「電磁理論の発展史」で東京理科大学より理学博士の学位を取得。1973年、定年退職[2]。 東京理科大学名誉教授、国際科学史アカデミー会員[2]。1995年8月13日死去[3]。
ファラデーの『ロウソクの科学』などを翻訳・紹介。江戸時代の物理科学史、電磁気学史、アラビア科学史など。妻は矢島せい子、オリエント学者の矢島文夫は息子。
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