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夜間に月の光により生じる虹 ウィキペディアから
月虹(げっこう、英語: moonbow[1][2])は、夜間に月の光により生じる虹。月光虹[2]、ムーンボウ[1]とも。
月虹の見える原理は、昼間の虹と同じである。しかし、光が弱いために色彩が淡く、肉眼では七色よりも白色に近い色で見えることが多い[3]。このことから、白虹(はっこう)とも呼ばれる[注 1]。
月虹がよく観測されるハワイ諸島のマウイ島では、これを見た者には「幸せが訪れる」「先祖の霊が橋を渡り祝福を与えに訪れる」と言われている。
日本でも、沖縄県石垣島[4][5]、岡山県井原市[5]、群馬県吾妻郡高山村[5]での観測例がある。
南米のイグアスの滝、北米のヨセミテ滝[6]、南部アフリカのヴィクトリアの滝[7]では、満月の時に滝しぶきにかかる月虹がみられる。
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