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「春待気流」(はるまちきりゅう)は、日本のシンガーソングライターである長渕剛の4枚目のシングル曲である。
1980年3月20日に東芝EMIのエキスプレスレーベルからリリースされた。作詞・作曲は長渕、編曲は瀬尾一三が担当している。
歌詞は男性が女性に対して愛を誓う内容となっており、アメリカンオールディーズ風のアレンジとなっている。オリコンチャートでは最高位33位となった。
リリース後のアルバム『乾杯』(1980年)には収録されず、ベストアルバム『夏の恋人』(1981年)にてアルバム初収録となった。それ以降では、『FROM T.N.』(1983年)、『SINGLES Vol.1 (1978〜1982)』(1997年)に収録されている。ライブではほとんど演奏されなかったが、2004年に開催された桜島オールナイトコンサートにて演奏され、ライブアルバム『長渕剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21』(2004年)に初めてライブバージョンが収録された。
長渕の初期のシングルは「巡恋歌」、「祈り」、また次作である「順子」のように、失恋や惜別をテーマにした曲が多いが、この曲は前向きな恋愛をテーマにしており、フォークソングを基調とした作品が多い中、アップテンポでポップな曲となっている。アウトロ(後奏)では、巻き舌を多用した印象的なハーモニカ演奏を聴くことができる。
音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「“君への愛”を高らかに誓うポップ・ナンバー。女性コーラスや半減速するBメロなど、アメリカン・オールディーズ風のキャッチーなアレンジが光る」と表記されている[1]。
1980年3月20日に東芝EMI/エキスプレスよりリリースされた。
AB両面ともオリジナルアルバムには未収録となった。
次作「順子」がミリオンセラーを達成し注目を浴びることとなるが、この曲はリリース当時からライブで演奏される事はほとんどなく、一般的にもファンにとってもあまり認知度の高い曲ではなかったが、2004年8月21日に桜島で行われたオールナイトコンサートで久しぶりに演奏された。 また2015年のROAD TO FUJIのLIVEでも演奏された。
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 肯定的[1] |
音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「サビ・メロディでのフニャフニャとした歌いまわしが実に心地良い」と評されている[1]。
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