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『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』(しん ねっけつこうはくにおたちのばんか)は、1994年4月29日に日本のテクノスジャパンから発売されたスーパーファミコン用ベルトスクロールアクションゲーム。
ジャンル | ベルトスクロールアクション |
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対応機種 |
スーパーファミコン [with RCG Extra] Nintendo Switch PlayStation 4 PlayStation 5 Xbox One Xbox Series X/S Steam |
開発元 |
アルマニック [with RCG Extra] WayForward Technologies |
発売元 |
テクノスジャパン [with RCG Extra] アークシステムワークス |
プロデューサー | 富山徳之 |
デザイナー | 岸本未来 |
シナリオ | 横倉廣 |
プログラマー | 山彦寛子 |
音楽 | 山根一史 |
美術 |
早川直行 桂木龍 松井龍作 ダップ 中村孝子 |
シリーズ | くにおくんシリーズ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ) |
メディア | 16メガビットロムカセット |
発売日 |
1994年4月29日 [with RCG Extra] Switch 2022年2月14日 2022年9月22日 PS4, PS5, Xbox One, Series X/S 2022年9月13日[1] 2022年9月22日 Steam 2022年9月22日[1] |
対象年齢 |
[with RCG Extra] IARC:12+ |
その他 | 型式:SHVC-QN |
2019年にアークシステムワークスより発売されたシリーズ作品『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』は本作を原点としており、その流れで2021年に本作の移植版および初の海外ローカライズ移植版の情報を発表[2]。2022年2月14日に海外で先行して『River City Girls Zero』として発売後、日本では同年9月22日に『新・熱血硬派 くにおたちの挽歌 -with River City Girls Extra-』のタイトルで発売された(詳細は後述)。
くにおくんシリーズの生みの親である岸本良久が『初代熱血硬派くにおくん』(1992年)に続いて携わった作品。シリーズの括りでは第1作『熱血硬派くにおくん』の流れを汲む「熱血硬派シリーズ」に属するが、当時くにおくんシリーズとして定着していた「ダウンタウンシリーズ」や「スポーツシリーズ」は元より、過去の「熱血硬派シリーズ」と比較しても特にシリアスな仁侠映画的ストーリーの異色作である。音楽は『ダブルドラゴン』や『リターン・オブ・双截龍』(1992年)を手掛けた山根一史が担当している。
また、お馴染みのくにおとりきの他に、みさこときょうこを加えた計4人が操作可能であり、女性キャラで本格的な喧嘩が繰り広げられるという点でもシリーズ他作品とは一線を画している。
メインストーリーはシリアスだが、花園高校校舎が徐々に崩壊していく様や観覧車で回るゴンドラの上や川で流れる丸太橋の外など奇妙な場所から敵が出現する、公道をバイクで時速200㎞以上出して走行するなど『初代熱血硬派くにおくん』同様に現実離れした荒唐無稽な描写が多数盛り込まれている。
くにおに彼女がいる、ひろしがくにおの舎弟になっているなど、他作品では見られない設定が多数存在する独自色の強い作品だが、さぶが三和会の組長、しんじのチームの名前が「ブルーエンペラー」、熱血硬派シリーズにおけるりきの恋人・きょうこの存在と言った後年のシリーズに引き継がれた要素もある。また、本作のプレイヤーキャラであるみさこときょうこは『River City Girls』にて主人公に抜擢されている。
ボスのしんじと闘うステージの背景に、同社の『コンバットライブス』の広告がある。
ゲームの流れは第1作と同様のステージクリア方式で、後戻りはできない。キャラクターは4頭身のグラフィックになっている。
コンティニューは、パスワード方式を採用している。難易度はイージーモードとノーマルモードを選ぶことができるが、イージーモードの場合は最終エリア直前のイベントで突如「イージーモードでノウガキたれてんじゃねぇ!」と言われてタイトルに戻されるため、それ以上進められない。その為、パスワードは難易度毎に区別されている。イージーモード終了時にはノーマルモードできょうこが仲間になった時点でのパスワードを教えてもらえる。
プレイヤーの体力が0になったら[注釈 1]、ゲームオーバーになる。2人プレイ時に片方のプレイヤーが扱うキャラが体力0で倒れた場合、他のキャラにコントロールを移すことができず、次のステージまでそのプレイヤーはフェイドアウトする。
本作のザコ敵の攻撃が全体的にプレイヤーキャラクターより素早く、連続攻撃の途中で反撃されやすい。加えてライフ回復が遊園地でのジェットコースターのイベントを除けばステージクリア以外で行えない。 総合的に難易度は高め[3]だが、残機性は無くゲームオーバーになってもコンティニューは何回でも可能なため、クリア自体はそれほど難しくはない作品と言える。
とある深夜、高校生によるバイクのひき逃げ事件が発生、目撃者の目に映っていたのはくにおとりきの姿であった…。数日後の夜、2人は全く身に覚えのないまま西練馬少年院に収容されてしまう。
翌朝、面会に来たひろしが2人に熱血高校の異変、そして収監されているはずのくにおを街で見たという人物がいることを伝えた。2人は、同室のごうじたちとひろしの協力により、その日の夜に脱獄に成功。事件の真相を突き止めるべく奔走する。
評価 | ||||||||||||||
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項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.8 | 3.6 | 3.4 | 3.7 | 3.8 | 3.6 | 21.8 |
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