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平安時代の天台宗の僧 ウィキペディアから
安慧(あんえ、延暦13年(794年)- 貞観10年4月3日(868年5月2日))は、平安時代前期の天台宗の僧。俗姓は大狛氏。河内国大県郡の出身。
幼少のころに下野国小野寺山大慈寺の広智(こうち)に師事して出家[1]、ついで比叡山に登って最澄・円仁について顕教・密教を学んだ。遮那業学生(密教専攻の学僧)として得度し、規定により12年篭山修行を行った。その後、承和11年(844年)には出羽国の講師に任じられ、その地の法相宗徒の多くを天台宗に改宗させたという。承和13年(848年)、延暦寺定心院十禅師に任じられ、内供奉十禅師を経て、貞観6年(864年)には天台座主に就任した。
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