儀仗衛士隊隊長[1](ぎじょうえいしたいたいちょう、英語: Captain of the Honourable Corps of Gentlemen-at-Arms)は、イギリス政府の官職。1834年までの旧称は恩給紳士隊隊長。
概要 儀仗衛士隊隊長 Captain of the Honourable Corps of Gentlemen-at-Arms, 呼称 ...
儀仗衛士隊隊長 Captain of the Honourable Corps of Gentlemen-at-Arms |
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現職者 サザークのケネディ男爵 ロイ・ケネディ(英語版) |
呼称 | 閣下 |
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任命 | 首相 |
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創設 | 1509年 |
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初代 | 第2代エセックス伯爵ヘンリー・バウチャー(英語版) |
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貴族院における与党院内幹事(英語版)が兼任 |
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1509年にイングランド王ヘンリー8世が近衛兵として「恩給紳士隊」(英: The Honourable Band of Gentlemen Pensioners)を創設したことが始まりであり、1834年に連合王国国王ウィリアム4世が儀仗衛士隊(英語版)に改称させ[2]、現代では主に儀仗兵として職務にあたる[3]。
現代では貴族院における与党院内幹事長(英語版)が兼任することが慣例となっており[4]、現職は2024年7月9日に就任したサザークのケネディ男爵ロイ・ケネディ(英語版)
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20世紀
- 1906年1月20日 – 1907年8月1日:第7代ビーチャム伯爵ウィリアム・リゴン(英語版)[12]
- 1907年 – 1911年:第3代デンマン男爵トマス・デンマン[18]
- 1911年6月27日 – 1922年11月21日:初代コールブルック男爵エドワード・コールブルック(英語版)[19][20]
- 1922年11月21日 – 1924年1月22日:第6代クラレンドン伯爵ジョージ・ヴィリアーズ(英語版)[20][18]
- 1924年2月15日 – 1924年12月1日:第8代ダンモア伯爵アレクサンダー・マレー(英語版)[21]
- 1924年12月1日 – 1925年6月26日:第6代クラレンドン伯爵ジョージ・ヴィリアーズ(英語版)[18]
- 1925年6月26日 – 1929年1月1日:第2代プリマス伯爵アイヴァー・ウィンザー=クライヴ(英語版)[18]
- 1929年1月1日 – 1929年7月18日:第5代ルーカン伯爵ジョージ・ビンガム(英語版)[18]
- 1929年7月18日 – 1931年11月12日:第10代カヴァン伯爵ルドルフ・ランバート(英語版)
- 1931年11月12日 – 1940年5月31日:第5代ルーカン伯爵ジョージ・ビンガム(英語版)[18]
- 1940年5月31日 – 1944年4月21日:初代スネル男爵ハリー・スネル(英語版)
- 1944年4月21日 – 1945年3月22日:空位
- 1945年3月22日 – 1945年8月4日:第5代フォーテスキュー伯爵ヒュー・フォーテスキュー(英語版)
- 1945年8月4日 – 1949年10月18日:初代アンモン男爵チャールズ・アンモン(英語版)[18]
- 1949年10月18日 – 1951年11月5日:初代シェパード男爵ジョージ・シェパード(英語版)[18]
- 1951年11月5日 – 1957年6月27日:第5代フォーテスキュー伯爵ヒュー・フォーテスキュー(英語版)
- 1957年6月27日 – 1964年10月21日:第2代セント・アルドウィン伯爵マイケル・ヒックス・ビーチ(英語版)
- 1964年10月21日 – 1967年7月29日:第2代シェパード男爵マルコム・シェパード[18]
- 1967年7月29日 – 1970年6月24日:ベスウィック男爵フランク・ベスウィック(英語版)[18]
- 1970年6月24日 – 1974年3月11日:第2代セント・アルドウィン伯爵マイケル・ヒックス・ビーチ(英語版)[18]
- 1974年3月11日 – 1979年5月6日:ハストーのルウェリン=デイヴィース女男爵アニー・ルウェリン=デイヴィース(英語版)[18]
- 1979年5月6日 – 1991年5月23日:第2代デナム男爵ベルトラム・ボウヤー(英語版)[18]
- 1991年5月23日 – 1993年9月16日:第3代ヘスケス男爵アレクサンダー・ファーマー=ヘスケス[18]
- 1993年9月16日 – 1994年7月20日:第2代アルスウォーター子爵ニコラス・ラウザー(英語版)[18]
- 1994年7月20日 – 1997年4月8日:第2代ストラスクライド男爵トマス・ガルブレイス[22]
- 1997年 – 2002年:カーター男爵デニス・カーター(英語版)[23]
21世紀
- 2002年5月29日 – 2008年1月25日:グロコット男爵ブルース・グロコット(英語版)[24]
- 2008年1月25日 – 2008年10月5日:ブレイスドンのロイヤル女男爵ジャネット・ロイヤル(英語版)
- 2008年10月5日 – 2010年5月6日:ブライトンのバッサム男爵スティーブ・バッサム(英語版)[25]
- 2010年5月13日 – 2014年8月6日:セント・ジョンズのアンレイ女男爵ジョイス・アンレイ(英語版)[26]。
- 2014年8月6日 – 2019年7月26日:ホルビーチのテイラー男爵ジョン・テイラー(英語版)[27]
- 2019年7月26日 – 2022年9月7日:第4代ハイドのアシュトン男爵ヘンリー・アシュトン(英語版)[28]
- 2022年9月7日 – 2024年7月9日:トラフォードのウィリアムズ女男爵スーザン・ウィリアムズ(英語版)
- 2024年7月9日 – :サザークのケネディ男爵ロイ・ケネディ(英語版)
Haydn, Joseph Timothy (1851). The Book of Dignities (英語). London: Longman, Brown, Green, and Longmans. p. 210.
Ferris, John. P.; Hunneyball, Paul (2010). "CECIL, William, Visct. Cranborne (1591-1668), of Hatfield, Herts., Cranborne, Dorset and Salisbury House, The Strand, Westminster". In Ferris, John P.; Thrush, Andrew (eds.). The House of Commons 1604-1629 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年6月8日閲覧。
Haydn, Joseph Timothy (1851). The Book of Dignities (英語). London: Longman, Brown, Green, and Longmans. pp. 209–210.
Kearsley, Harvey (1937). His Majesty's Bodyguard of the Honourable Corps of Gentlemen-at-Arms (英語). J. Murray. p. 256.
Dalyell, Tam (20 December 2006). "Lord Carter". The Independent (英語).