Loading AI tools
ウィキペディアから
乗工社(じょうこうしゃ 英名 : JOE WORKS)は、かつて存在した日本の鉄道模型メーカーである。モデルスイモンがそのブランドを継承した。
鉄道模型趣味誌上で活動していたアマチュア模型グループの「けむりプロ[1]」や「87.PRECINCT(87分署)[2]」の主力メンバーであった倉持尚弘[3]は勤めていた広告会社を退職し[4]、珊瑚模型店から発売されたナローゲージ蒸気機関車の模型「ダックス」などを基礎として、1974年(昭和49年)に創業した。当初はHOナローゲージ (HOe) の製品を主体とし、「パワーユニット (PU)」なるプラスティック製フレーム+キャラメルモーターの動力装置をSL、DL等に積極的に採用して多車種を販売、Nゲージのボディーキットやミニランドと称するフリーランスの米国型ナローゲージを手掛けた[4]。そしてつつじヶ丘駅近くにショールームを設けていた。また技術力の高さにより、フェロースイスグループの一員として高級ブラスモデルの生産を引き受けていた。このため一時期日本型製品の生産を中断していた[5]。
国鉄(日本国有鉄道)型の製品、1/87スケール12mmゲージ(乗工社ではHOjと呼称[6])の2120形蒸気機関車を1983年に発売したのを皮切りに1993年にはD51形蒸気機関車を発売した[7]。完成品ではシンガーフィニッシュと呼称したウェザリングを施したバリエーションを通常の完成品より高値で販売していた。
また、1/80スケール16.5mmゲージ(HO/16番ゲージ)の製品を乗工社の別ブランド、三田模型名義で発売していた。
1999年には、創業25周年記念として、C56形蒸気機関車をNゲージ完成品として発売したが[8]、2000年に破産し、廃業となった。その後、モデルスイモンが一部の予定品の発売を引き継いでいる。近年では乗工社のブランドでも製品を発売している。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.