ワッパー

バーガーキングが発売する「ワッパー」 ウィキペディアから

ワッパー

ワッパーWHOPPER)は、国際的なハンバーガーファストフードのチェーンであるバーガーキングで売られている商品である。

概要 1個 (290 g)あたりの栄養価, エネルギー ...
ワッパー
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バーガーキングのワッパー
1個 (290 g)あたりの栄養価
エネルギー 650 kcal (2,700 kJ)
50 g
糖類 12 g
食物繊維 2 g
37 g
飽和脂肪酸 11 g
トランス脂肪酸 1.5 g
22 g
ミネラル
ナトリウム
(61%)
910 mg
他の成分
脂肪由来のエネルギー 340 kcal (1,400 kJ)
コレステロール 60 mg
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。
出典: www.BK.com (PDF)
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概要 1個 (138 g)あたりの栄養価, エネルギー ...
ワッパージュニア
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ワッパージュニア
1個 (138 g)あたりの栄養価
エネルギー 300 kcal (1,300 kJ)
27 g
糖類 7 g
食物繊維 1 g
16 g
飽和脂肪酸 4.5 g
トランス脂肪酸 0.5 g
9 g
ミネラル
ナトリウム
(31%)
460 mg
他の成分
脂肪由来のエネルギー 150 kcal (630 kJ)
コレステロール 25 mg
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。
出典: www.BK.com (PDF)
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1957年に導入され、大きさやパンの変更を含め、何度かの変遷を経た。アメリカ合衆国のファストフード業界でとても有名なメニューの1つであり、有名であるが故にバーガーキングは看板等で自らを「ワッパーの家」(the Home of the Whopper)と宣伝している[1]

地域や国の嗜好に合わせて、何種類かのワッパーが販売されている。また商品を飽きさせないために、様々な具材を追加した地域や期間限定のワッパーが販売されることもある。

ワッパーとは並外れて大きなものsomething unusually large or otherwise extreme of its kind)という意味で、1712年ごろより使用されてきた英単語である[2]。スラングで「大ぼら」や「嘘」の意味もある。

商品

要約
視点

オリジナルのワッパーは、セサミバンズに1/4ポンド(113.4 g)のビーフパティマヨネーズレタストマトピクルスケチャップ、スライスオニオンを挟んだハンバーガーである。好みで、プロセスチーズベーコンマスタードハラペーニョを追加することもできる。地域限定の香辛料には、バーベキューソースサルサワカモレがあり、タルタルソースハニーマスタードステーキソースホットソースが選べる地域もある。

メニュー

通常のワッパーのメニューには次のようなものがある:

  • ダブルワッパー - 2枚の4オンスビーフパティ
  • トリプルワッパー - 3枚の4オンスビーフパティ
    ヨーロッパでは、通常チーズは入らないが、アメリカ合衆国ではチーズも含まれる[3]
  • ワッパージュニア - 1枚の2オンスビーフパティ

その他のメニュー

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ワッパーチーズ)
  • ベーコンチーズワッパー - 1枚の4オンスビーフパティ、4.5ピースのベーコン、2スライスのアメリカンチーズ
  • ベジーワッパー - ビーフパティなし
  • ダブルワッパージュニア - 2枚の2オンスビーフパティ

期間限定のメニュー

  • アングリーワッパー - ペッパージャックチーズ、ハラペーニョ、アングリーソース、「アングリーオニオン」を追加
    ヨーロッパカナダオーストラリアブラジルアメリカ合衆国で販売[4]
  • ベーコンスイスワッパー - スイスチーズ、ベーコンを追加
    アメリカ合衆国、カナダで販売
  • カリフォルニアフレッシュワッパー - ピクルス、マヨネーズの代わりにサワークリームとオニオンのドレッシング、きゅうり
    スウェーデンで販売
  • ダークワッパー - ペッパージャックチーズ、ブラックペッパーケチャップ、グリルソース
    スパイダーマン3』とタイアップしてイギリスアイルランドで販売
  • ダークワッパー - ケチャップの代わりにバーベキューソース、ピクルス抜き
    ダークナイト』とタイアップしてオーストラリアで販売
  • インディワッパー - ペッパージャックチーズ、ブラックケイジャンマヨネーズ、ベーコンを追加
    インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』とタイアップしてイギリス[4]、カナダで販売
  • アルティメットダブルワッパー(エクストリームワッパー) - 2枚のアメリカンチーズ、8.5ピースのベーコンを追加
    アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアで販売。アルゼンチンチリでは、ワッパーエクストリーム、ウルトラワッパーとしてレギュラー販売
  • フィエスタワッパー - ケチャップの代わりにスパイシーソース、ペッパージャックチーズ、ピクルス抜き
    アメリカ合衆国、カナダで販売
  • ピニャータワッパー - ハラペーニョ、トルティーヤ・チップス、ホットソースを追加
    スウェーデン、デンマークで販売
  • テキサスダブルワッパー - ハラペーニョペッパー、ベーコン、ケチャップの代わりにマスタード
    アメリカ合衆国、カナダで販売。エルサルバドルとチリではレギュラー販売
  • メキシカンワッパー - マヨネーズとピクルスの代わりにホットソースとホットペッパー
    スウェーデン、メキシコ、オーストラリアで販売
  • ウェスタンワッパー - バーベキューソース、チェダーチーズまたはアメリカンチーズ、ベーコンを追加。ダブルまたはトリプルも可
    アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、アルゼンチン、ハンガリーで販売
  • ミートビーストワッパー - ベーコン、アメリカンチーズ、スライスペパロニを追加
    イギリス、アイルランドで販売
  • ウィンドウズ7ワッパー - マイクロソフトWindows 7とタイアップとして日本で販売されたメニューであり、7枚の1/4ポンド(113.4 g)のビーフパティが用いられている[5]
  • マスタードワッパー - ケチャップの代わりにマスタード
  • ウィプラッシュワッパー - ペッパージャックチーズ、スパイシーマヨネーズ、クリスピーレッドペッパーを追加
  • どろソースワッパー - 日本の関西エリアなんばセンター街店オープン記念で販売されたメニューであり、アングリーソースとオリバーソースどろソースをブレンドしたソースが用いられている[6]

地域限定のメニュー

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テリヤキワッパー
  • ガーリックワッパー - みじん切りのニンニクを追加
    イスラエルとスウェーデンの一部で販売
  • マスタードワッパー - マヨネーズの代わりにマスタード
    アリゾナ州ニューメキシコ州オクラホマ州テキサス州で販売
  • ロデオワッパー - オニオンとケチャップの代わりにオニオンリングとバーベキューソース
    アルゼンチンとイスラエルで販売
  • ペッパーワッパー - マヨネーズ、チーズの代わりにハラペーニョ、タバスコ
    スウェーデンで販売
  • ローストオニオンマッシュルームワッパー
    イスラエルで販売
  • エッグワッパー - 目玉焼きを追加
    オーストラリアで販売
  • テリヤキワッパー - ケチャップの代わりにテリヤキソース
    日本で販売
  • イタリアンワッパー - レタスの代わりにアボカド
    チリで販売
  • アルフレスコワッパー - アボカドを追加
    オーストラリアで販売
  • ベーコンチーズダブルワッパー - 2枚の1/4ポンドビーフパティ、4ピースのベーコン、2スライスのアメリカンチーズ
    日本と香港で販売
  • プルコギワッパー - プルコギソース
    韓国で販売
  • クアトロチーズワッパー -ケチャップの代わりにチーズソース、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、モッツァレラチーズ
    日本で販売

過去に発売されたメニュー

  • チキンワッパー - グリルドチキンフィレにマヨネーズ、レタス、トマト
  • チキンワッパージュニア - 小さめのチキンフィレとバンズ、少量のトッピング
  • クォーターパウンドチーズバーガー - クォーターパウンダーにケチャップ、オニオン、ピクルス、マスタード

チキンワッパーは、現在でもヨーロッパの一部と中東で販売している。アメリカ合衆国、トルコニュージーランドでは、既にテンダーグリルチキンサンドイッチに置き換わっている。

歴史

要約
視点
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小さなフレンチフライ、ワッパージュニア、Barq'sルートビアハインツのケチャップからなるバーガーキングの食事セット

ワッパーは1957年にバーガーキングの創業者Jim McLamoreによって発明された[7]。「ワッパー」と名付けた理由は「何か大きいもののイメージを与える」(convey imagery of something big)ためだった[7]

1980年代の一時期には、ワッパーの総重量は1/3ポンドを超え、バンズはカイザーロールに変更された。その数年後、ワッパーは元の形態に戻った。2000年代初期には「1/3ポンドワッパー」が復活したが、やはり続かなかった。

包装は、当初から何度か変わっている。マクドナルドとは異なり、発泡スチレン製の貝殻型容器は使われず、1980年代後半に発泡スチレンの環境負荷が問題になっても、板紙製の容器で商品を販売し続けることができた[8]。 紙の使用量を減らすために、1991年に板紙製の容器からろう紙製の容器に変わった[9]。注文を受けてから調理を始めるスタイルに変えてからすぐ、ウェンディーズで使われているようなアルミ箔製の容器の利用も始まった。

宣伝

バーガーキングによるワッパーの当初の宣伝文句の1つは、「ワッパーの食べ方は1024通り」There are 1024 ways to have a Whopperというものであった[10]。 これは、10種類の具材の有無を選択することができたので、210 =1,024通りの注文の仕方があることを意味していた。このコピーは後に、「ワッパーの注文の仕方には221,184の方法が可能である」There are 221,184 possible ways for a customer to order a Whopper sandwichと拡張された[11]。 また別の宣伝文句には、「ワッパーを持つには両手が必要である」It takes two hands to handle the Whopperや「バーガーキング:ワッパーの家」Burger King: Home of the Whopperというものがあった[12]

ワッパーの50周年を記念した2007年の広告キャンペーンでは、ワッパーが割引されるというニュースを聞いた本物のラスベガス市民の反応が使われた。後のバージョンでは、マクドナルドのビッグマックやウェンディーズのシングルに対する同じ反応が使われた。ポスターやトレイライナー等の店内の広告では、ビッグマックの大きさや質を批判した。このキャンペーンは、2007年から2008年記のレストラン広告の最優秀作の1つとして、2009年のEffie Awardを受賞した。

2008年に公開された映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』とタイアップしてインディワッパーを、『インクレディブル・ハルク』とタイアップしてアングリーワッパーを販売した[4]

2008年12月、バーガーキングは"Whopper Virgins."と呼ばれた試食キャンペーンを中心として宣伝キャンペーンを行う権利を購入した。このキャンペーンには、これまでバーガーキングやマクドナルドの存在を知らず、ハンバーガーを一度も食べたことが無い人が対象とされた。タイバーンクンチャンカーングリーンランドクルスクルーマニアブデシュティという世界の3カ所で行われた。キャンペーンでは、初体験者はマクドナルドのビッグマックとバーガーキングのワッパーを食べ比べさせられ、どちらが好みか訪ねられた。結果は、ワッパーが最も人気であったという[13][14]

2017年4月、バーガーキングはGoogleの許可を取らずに英語版のこの記事を読ませるCMを作成した。「Connected Whopper」という題のこのCMの内容は冒頭の脚注で説明した通りであり、放映の数日前から(Burger King Corporation名義の)本人によるものを含めた多数の該当記事の編集がされていた。本人によるもの荒らしも明らかにWikipediaのガイドライン違反である。 Googleも該当音声をブロック。しかしバーガーキングは別バージョンを複数用意しており、そちらはブロックされていなかった模様。その後Wikipediaの上位権限者は該当記事をBurger Kingが編集する前の状態に戻し、保護レベルを“半保護”に変え、一般ユーザーが書き換えられないようにした。[15][16] 一連の騒動はその後「Google Home Of The Whopper」の題で「Fearless Girl」英語: Fearless Girlを1票上回ってカンヌライオンズDirect部門のグランプリを獲得した。 [17]

名前と商標

WHOPPER(ワッパー)という商標はアメリカ合衆国のバーガーキングコーポレーション(Burger King Corporation)の登録商標(日本国登録商標第2097643号ほか)であり、登録商標記号を添えて使われる。なおWHOPPER JR. (ワッパージュニア)という名前は、EU法域においては権利者 Burger King Company LLC において2025年2月17日まで存続するものの[18]、アメリカ合衆国の商標登録は2020年3月16日で失効している[19][20]

競合する商品

ワッパーは世界中で広く知られているため、マクドナルドやウェンディーズ等の競争相手はしばしば「ワッパーストッパー」と呼ばれるワッパーに良く似たハンバーガーを開発しようとした[21]。 ウェンディーズは、トッピングは似ているが、バルキーロールに挟まれる「ビッグクラシック」を売り出し、マクドナルドにはMcDLTを含む少なくとも6つのバージョンがある[22]

脚注

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