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パークウー洞窟(パークウーどうくつ、英:Pak Ou Caves)は、ラオスのルアンプラバーン市街からメコン川を上流に約25キロメートル遡った右岸絶壁にある洞窟。パクオウ洞窟とも表記する[1][2]。
メコン川の支流であるナムウー川合流点付近にある。独自の景観を呈し、洞内からはメコン川が見下ろせる。洞窟は下側川に面し切り立った崖をくり抜いたようなタム・ティンとそこから徒歩15分くらい上部のタム・プンの2つからなる[2]。
タム・ティン内部には住民らが運び込んだ大小、新旧さまざまの約4000体の仏像が複雑な洞内に所狭しと置かれている。日本の「五百羅漢」的な雰囲気である。
タム・プンは、横穴になっており、真っ暗な内部に仏像が点在し懐中電灯が必要(有料の貸し出しあり)[2]。
メコン川もこのあたりまで遡ると周囲の山々の織りなす景観が、中国の桂林のような雰囲気を呈し始める。
洞窟へは通常、乗り合いの観光船を利用するが、通常、往路にバーン・サーンハイ(Ban Xang Hai)の村へ立ち寄る。バーン・サーンハイは、壷造りと蒸留酒「ラオ・ラーオ」造りでも有名であり、試飲などもできる。土産物店が建ち並ぶ村の奥には小さな村に似つかわしくない立派な寺がある[2]。
料金、レート(1円=95kip )は2011年5月現在。2016年1月現在は(1円=67kip)、2018年9月現在は(1円=74kip)[3]。
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