タイワンリス亜科

タイワンリス亜科（学名: Callosciurinae）は、哺乳綱齧歯目リス科の1亜科。

タイワンリス亜科
生息年代: ピアセンジアン–現世 PreЄ Є O S D C P T J K Pg N ↓
ミケリス Callosciurus prevostii
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota 界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 : 哺乳綱 Mammalia 目 : 齧歯目 Rodentia 科 : リス科 Sciuridae 亜科 : タイワンリス亜科 Callosciurinae
学名
Callosciurinae Pocock, 1923[1]
和名
タイワンリス亜科[2]
属
タイワンリス属 Callosciurus カオナガリス属 Dremomys コビトリス属 Exilisciurus シマヤシリス属 Funambulus ナガハリス属 Glyphotes　 セレベスハナナガリス属 Hyosciurus スジヤシリス属 Lariscus　 インドシナシマリス属 Menetes　 クロミミコビトリス属 Nannosciurus マメリス属 Prosciurillus ハナナガリス属 Rhinosciurus セレベスアカハラリス属 Rubrisciurus スンダリス属 Sundasciurus ホオジロシマリス属 Tamiops

アジアの樹上性リスで、大部分は東南アジアに分布する。14属65種を含む。 亜科名は、「美しいリス」を意味するタイワンリス属 (クリハラリス属、ハイガシラリス属とも。Callosciurus）を模式種として名づけられた。

分類

• Callosciurini 族
  • タイワンリス属 (クリハラリス属、ハイガシラリス属とも) Callosciurus - ミケリス、タイワンリス、フィンレイソンリスなど（15種）
  • カオナガリス属 Dremomys （6種）
  • コビトリス属 Exilisciurus （3種）
  • ナガハリス属 Glyphotes　
  • セレベスハナナガリス属 Hyosciurus （2種）
  • スジヤシリス属 Lariscus （4種）
  • インドシナシマリス属 Menetes　
  • クロミミコビトリス属 Nannosciurus
  • マメリス属 Prosciurillus （5種）
  • ハナナガリス属 Rhinosciurus
  • セレベスアカハラリス属 Rubrisciurus
  • スンダリス属 Sundasciurus （2亜属15種）
  • ホオジロシマリス属 Tamiops （4種）
• Funambulini 族
  • シマヤシリス属 Funambulus - インドシマヤシリス (インドヤシリス) など（2亜属5種)

^[3]

脚注

1. Richard W. Thorington, Jr. & Robert S. Hoffmann, “Family Sciuridae,” In: Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (eds.), Mammal Species of the World (3rd ed.), Volume 2, Johns Hopkins University Press, 2005, Pages 754–818.
2. 川田伸一郎・岩佐真宏・福井大・新宅勇太・天野雅男・下稲葉さやか・樽創・姉崎智子・横畑泰志 「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1–53頁。
3. D.W.マクドナルド 編、今泉吉典 監修『小型草食獣 動物大百科 5』平凡社、1986年、154-157頁。