スルターン (映画)

2016年のインド映画のひとつ ウィキペディアから

スルターン』(原題:Sultan)は、2016年インドスポーツドラマ映画[6][7][8]。監督はアリー・アッバース・ザファル英語版、プロデューサーはアーディティヤ・チョープラー英語版が務め、サルマーン・カーンアヌシュカ・シャルマが出演している。ハリヤーナー州を舞台にレスリングチャンピオンの成功の物語を描いている[9]

概要 スルターン, 監督 ...
スルターン
Sultan
監督 アリー・アッバース・ザファル英語版
脚本 アリー・アッバース・ザファル
製作 アーディティヤ・チョープラー英語版
製作総指揮 ラージャー・ムカルジー
出演者 サルマーン・カーン
アヌシュカ・シャルマ
音楽 ヴィシャール=シェーカル英語版(歌)
ジュリアス・パッキャム英語版(スコア)
撮影 アルトゥル・ツラワスキ英語版
編集 ラメシュワール・S・バーガット
製作会社 ヤシュ・ラージ・フィルムズ
配給 ヤシュ・ラージ・フィルムズ
公開 2016年7月6日
上映時間 170分
製作国 インド
言語 ヒンディー語
製作費 ₹800,000,000[1]
興行収入 ₹6,233,000,000[2][3][4][5]
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あらすじ

キャスト

製作

企画

2015年6月にYouTubeでティーザーが公開され[13]サルマーン・カーンハリヤーナー州のレスリング選手を演じることになった[14][15]。彼は役作りのためにラーネル・ストボールの元でレスリングの指導を受けている[16][17][18]。10月にシルヴェスター・スタローンがサルマンのコーチ役で出演するという報じられたが、製作総指揮のラージャー・ムカルジーはスタローンが出演する予定はないことを発表した[19][20]。その後、サルマンによるとコーチ役にサンジャイ・ダットが起用されたと報じられるが、サルマンはサンジャイの出演を否定している[21][22]。最終的にランディープ・フーダーがコーチ役として出演することが12月に発表された[23][24]アミット・サダー英語版は若年期のスルターンを演じると報じられたが、2016年3月にスルターンの弟役で出演することが発表された[25][26]。総合格闘技選手のタイロン・ウッドリーはスルターンの対戦相手役として起用された[27][28][29]。2016年1月にアヌシュカ・シャルマがヒロイン役として起用された[30]。アヌシュカも出演するためにレスリングの指導を受けている[31][32]

撮影

2015年10月からプリプロダクションが始まり、サルマンは自身のFacebookにスルターンに扮した写真を投稿した[33]。12月から主要撮影カルジャット英語版NDスタジオ英語版で始まり[34][35]、JWマリオット・ムンバイでも最初の撮影が進められた[36]。同月下旬に最初のスケジュールが終了した[37][38]。2016年1月から第2スケジュールの撮影が始まり、サルマーンのアクションシーンが撮影された[39][40]。3月初旬にはファラー・カーンが振付を担当した歌のシーンが撮影された[41]。この間にサルマーンとアヌシュカのアクションシーンが撮影された[42]。撮影はデリージャーマー・マスジドでも行われた[43]。報道によると、撮影は4月下旬まで行われていた[44]

評価

要約
視点

興行収入

映画は公開3日間で20億6000万ルピーの興行収入を記録した[45]。公開初週末の累計興行収入は32億8000万ルピーを記録している[46]。8月3日の時点でインド国内で41億6000万ルピー、海外市場で2400万ドルの興行収入を記録している[47]。最終的な累計興行収入は60億ルピーを超えた[2]

インド国内ではチケットの予約販売で記録を塗り替えている[48]。公開初日の座席占有率の平均は70%となり[49]、純利益は3億6540万ルピーとなった[50]。公開第2週末までの国内純利益は27億8000万ルピーとなった[51]。最終的な国内興行収入は42億1250万ルピーとなっている[3]

2016年7月24日の時点の世界市場の興行収入は北米3億9690万ルピー、アラブ首長国連邦・湾岸諸国5億2940万ルピー、イギリス1億4070万ルピー、オーストラリア6650万ルピー、パキスタン3億ルピーとなっている[50]。同月17日時点のニュージーランドでは2930万ルピー、マレーシア1090万ルピーの興行記録となっている[50]。ドイツでは同月10日時点で330万ルピーの興行収入を記録した[50]。公開第3週の海外累計興行収入は2257万ドルとなっており[52]、8月3日時点では2420万ドルを記録している[47]。最終的な海外累計興行収入は18億ルピーとなっている[4][5]

受賞・ノミネート

さらに見る 映画賞, 部門 ...
映画賞 部門 対象 結果
スター・スクリーン・アワード 主演女優賞英語版 アヌシュカ・シャルマ ノミネート
スターダスト・アワード英語版 作品賞英語版 『スルターン』 受賞
主演女優賞英語版 アヌシュカ・シャルマ
女性プレイバックシンガー賞 ネーハー・バシン英語版(「Jag Ghoomeya」)
衣装デザイン賞 アルヴィア・カーン・アグニホトリ英語版、アシュレイ・レベロ
監督賞英語版 アリー・アッバース・ザファル ノミネート
主演男優賞英語版 サルマーン・カーン
助演男優賞英語版 アミット・サダー
振付賞 ファラー・カーン(「Baby Ko Bass Pasand Hai」)
アルバム賞 『スルターン』、ヤシュ・ラージ・ミュージック
男性プレイバックシンガー賞 ラハット・ファテ・アリ・カーン英語版(「Jag Ghoomeya」)
ヴィシャール・ダドラニ英語版バードシャー(「Baby Ko Bass Pasand Hai」)
音楽賞 ヴィシャール=シェーカル英語版
作詞家賞 イルシャード・カミル英語版(「Jag Ghoomeya」)
第9回ミルチ音楽賞英語版 歌曲賞英語版 「"Jag Ghoomeya"」
アルバム賞英語版 ヴィシャール=シェカール、イルシャード・カミル
男性歌手賞英語版 ラハト・ファティシュ・アリ・カーン(「"Jag Ghoomeya"」)
女性歌手賞英語版 ネーハー・バシン(「"Jag Ghoomeya"」)
作曲家賞英語版 ヴィシャール=シェカール(「"Jag Ghoomeya"」)
作詞家賞英語版 イルシャード・カミル(「"Jag Ghoomeya"」)
Raag-Inspired Song of the Year 「"Jag Ghoomeya"」
音楽プロデューサー賞 キラン・カマト(「"Baby Ko Bass Pasand Hai"」)
作曲賞 ジュリアス・パッキャム英語版
第62回フィルムフェア賞英語版 女性プレイバックシンガー賞英語版 ネーハー・バシン(「Jag Ghoomeya」) 受賞
作品賞英語版 『スルターン』 ノミネート
監督賞 アリー・アッバース・ザファル
主演男優賞 サルマーン・カーン
音楽監督賞英語版 ヴィシャール=シェカール
作詞家賞英語版 イルシャード・カミル(「Jag Ghoomeya」)
男性プレイバックシンガー賞英語版 ラハット・ファテ・アリ・カーン(「Jag Ghoomeya」)
ジー・シネ・アワード 主演男優賞 サルマーン・カーン 受賞
主演女優賞 アヌシュカ・シャルマ
女性プレイバックシンガー賞英語版 ネーハー・バシン(「Jag Ghoomeya」)
作詞賞英語版 イルシャード・カミル(「Jag Ghoomeya」)
音響賞 ディリープ・サブラマニウム、ガネーシュ・ガンガダラン
作品賞 『スルターン』 ノミネート
歌曲賞英語版 ヴィシャール=シェカール(「Baby Ko Bass Pasand Hai」)
審査員選出作品賞 『スルターン』
監督賞 アリー・アッバース・ザファル
審査員選出主演男優賞 サルマーン・カーン
審査員選出主演女優賞 アヌシュカ・シャルマ
原案賞英語版 アリー・アッバース・ザファル
音楽賞英語版 ヴィシャール=シェカール
作詞賞英語版 イルシャード・カミル(「Sultan」)
男性プレイバックシンガー賞英語版 ラハト・ファティシュ・アリ・カーン(「Jag Ghoomeya」)
スクヴィンダール・シン英語版(「Sultan」)
振付賞英語版 ファラー・カーン(「Baby Ko Bass Pasand Hai」)
ヴァイバヴィ・メルチャント(「Jag Ghoomeya」)
ヴァイバヴィ・メルチャント(「Sultan」)
ジャッキー・チェン・アクション映画賞英語版 アクション映画賞 『スルターン』 受賞
テヘラン国際スポーツ映画祭 監督賞 アリー・アッバース・ザファル
主演男優賞 サルマーン・カーン
主演女優賞 アヌシュカ・シャルマ
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ゲーム

映画を原作とした携帯電話ゲームが99ゲームズから発売されている[53]

出典

関連項目

外部リンク

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