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エレクトリック・ライト・オーケストラのアルバム ウィキペディアから
『シークレット・メッセージ』 (Secret Messages) は、1983年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラ (ELO) のアルバム。
『シークレット・メッセージ』 | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1982年2月 - 1983年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Jet/Epic/Sony | |||
プロデュース | ジェフ・リン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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エレクトリック・ライト・オーケストラ アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Secret Messages」 - YouTube 「Stranger」 - YouTube 「Rock n' Roll Is King」 - YouTube |
前作『タイム』よりシンセサイザー色が薄まり、ギターや生楽器の音源を重視したバンド・サウンドを持つ曲が復活した。一方で、エレポップ色の強い曲も多く収録されており、また、デジタル・ドラム・マシンが多用されている。録音もELOとして初めて(かつ唯一)デジタルで行われた。
ベーシストのケリー・グロウカット、ストリングス指揮者ルイス・クラークにとっては、最後のアルバムとなる。また、エレクトリック・ライト・オーケストラにとっても、商業的にヒットした最後のアルバムである。
元々、ダブル・アルバムとして製作されていたが、レコード会社からの2枚組の価格が高価になるとの要請で1枚モノに縮約される。既にLP2枚分の曲は完成していたため、収録されなかった曲は、シングルB面などに分散して発表された。
前作『タイム』に参加しなかったルイス・クラークが復帰しているが、ストリングスがリンの関心から遠ざかっていることに違いはなく、前作同様、限定的な使用にとどまっている[注 1]。収録曲「ロックン・ロール・イズ・キング」には、1977年『アウト・オブ・ザ・ブルー』以来久々にミック・カミンスキーのヴァイオリン・ ソロが収録された。
『シークレット・メッセージ』は、そのタイトルが示すように、歌詞や曲の幕間に隠されたメッセージがアルバムの各所に散りばめられている。その中には、ザ・ビートルズやデル・シャノンへのオマージュもある一方、当時のジェフ・リンを取り巻いていたゴタゴタ[注 2]に対する皮肉を込めたメッセージも多く納められている。
2001年にはリマスター盤が発売され、未発表曲やシングルB面曲がボーナス・トラックとして追加収録された。
2018年に、6曲を追加して当初の構想に沿った2枚組LPとして発売された(ただし、「Beatles Forever」は未収録のまま)。
なお、「タイム・アフター・タイム」は当初、CD版・カセット版・ハーフスピードマスタリング(高音質)盤のみ収録。
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