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『ザ ハウス オブ ザ デッド:オーバーキル』(The House of the Dead Overkill)は、セガより2009年9月17日発売のWii用ガンシューティングゲーム。
ジャンル | ホラーガンシューティング |
---|---|
対応機種 | PlayStation 3 |
開発元 |
セガ Headstrong Games |
発売元 | セガ |
プロデューサー | 岡部城[1] |
シリーズ | ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ |
人数 | 1 - 4人(同時プレイ) |
メディア | Blu-ray Disc1枚 |
発売日 |
2011年10月25日 2011年10月28日 2012年2月23日 |
対象年齢 |
CERO:Z(18才以上のみ対象) ESRB:M(17歳以上) |
売上本数 | 日本 6,982本[2] |
その他 | PlayStation Move対応、3Dテレビ立体視対応、アナグリフ式3D対応 |
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズの一つである。セガの外国法人による製作で、海外では同年2月に先行発売されている。
後に、本作のアレンジ移植版に相当する『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル ディレクターズカット』がPlayStation 3向けに2012年2月23日に発売された。
また、本作をベースにした『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』の新作となる『The Typing of the Dead: Overkill』がSteamとSega Digital Storeで発売された[3]。日本語版の発売は未定。
本作はB級映画のような雰囲気を特徴としている[4]一方、武器を投げて攻撃する動作やHOD伝統の超能力ボスの要素なども引き継がれている。
民間人の救出システムが復活した。これはいままで民間人を誤射するとライフが減ってしまうというシステムだったが、今回は誤射してもスコアが減るだけである。また、特定の救出をするとスコアがあがる。
またゾンビがダウンしても完全に息の根を止めていなければ、起き上がってくる可能性もあるので油断がならない。
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズで初めて実写オープニングムービーを採用している、シリーズ恒例のタイトル画面のタイトルコールがないなど、従来のシリーズとは異なる部分がある。
『ディレクターズカット』では、追加ミニゲームとして、ムービーシーンの放送禁止用語を撃つ「Shoot the Sh*t」というモードがある[1][5]。
1作目よりも8年前(1990年)、GがAMSのアカデミーでクラスのトップを卒業した後のこと、アメリカのバイユー郡で奇妙な人物が民間人を食い殺すという奇妙な事件が発生。これに対してAMSエージェント・Gと地元警察のワシントンが相棒としてタッグを組み、バイユー郡を訪れる。
今作に登場するゾンビは「フォーミュラX」によってゾンビ化した人間であるが、作中のGからは「ゾンビではなくミュータント」と明言されており、ゲーム中も「ゾンビ」という呼称は全く使用されない。なお、ワシントンは自身がミュータントとならないのに疑問を抱き、Gに質問をしたところ「免疫は無いが、ミュータント化の薬品はすぐに効力が切れるため、数時間前に触れていたら危険だが、今は安全だ」と返されている。ちなみにワシントンは数時間前の時点で安全な場所にいたのでミュータント化の危険は回避できたが、その「安全な場所」の正体はストリップ劇場だった。
ゾンビごとの個体差は特にないものの、民間人ゾンビから囚人ゾンビ、ピエロゾンビなど様々なゾンビが登場する。また、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド 4』で登場した、掴んで自由を拘束するゾンビも存在する。掴まれた場合はコントローラを振って解く事が可能。
敵キャラクターの名称は、隠し要素内の「EXTRA 3D」より。
本作のボスキャラクターは、HODシリーズ恒例のタロットカードの大アルカナに因んだ名前になっていない。
最初はAMS MAGNUMのみ。残りはクリア報酬で購入する方式。購入した武器は、改造によって強化することができる。
本作では米国の映画館グラインドハウスで数本立ててロードショーされていた70〜80年代のB級ホラー映画のオマージュが存在している[6]。イメージイラストやBGM、台詞に至るまで当時の上映作品の雰囲気を再現した演出が随所に含まれている。
たとえば、低予算映画のフィルムの保存環境や状態が万全でないことに起因するフィルムの傷やシーンカットをオマージュするため、本編内のムービーにグラフィックノイズを入れたりコマ送りやシーンカットするなどしている。
別のケースでは、B級映画に頻発した製作上のミスを再現するため、ジャスパーの眼鏡が平手打ちによって飛ばされた後、次のシーンでは何故か再び眼鏡を掛けているといった演出も取り入れられている。
これに関して脚本担当のJonathan Burroughsは「グラインドハウスを徹底的にパロディー化するのがゲームの目的でもあった」と語っており、グラインドハウスやB級映画風ゲーム演出は開発陣による一つの目標であった[7]。
『ディレクターズカット』の提案はセガからのものであり、PlayStation Moveとの相性も良かったことから開発がスタートした[8]。当初はそのまま移植することが考えられたが、ユーザーからの要望にも応えるため、ステージ等の要素が追加されたほか、オンラインランキングが導入された[8][1]。
また、HD化に伴い、3Dモデルの作り直しも行われた[1]。
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