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サウス・シドニー・ラビトーズ(英: South Sydney Rabbitohs)は、ニューサウスウェールズ州シドニー南部の郊外、レッドファーンを拠点とするオーストラリアのプロラグビーリーグチーム[1]。
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ナショナルラグビーリーグ(NRL)プレミアシップに参加しており、州都の9つの既存チームの1つ。しばしばサウスやザ・バニーと呼ばれている。
このクラブは、1908年にニューサウスウェールズ・ラグビーフットボールリーグ(en:New_South_Wales_Rugby_League_premiership, NSWRL)の創設メンバーの一つとして結成され、オーストラリアで最も古いラグビーリーグチームの一つとなった。ラビトーズは、シドニーのレッドファーン(Redfern)、アレクサンドリア(Alexandria)、ゼットランド(Zetland)、ウォータールー(Waterloo)、マスコット(Mascot)、ボタニー(Botany)といったシドニーの自治体を代表するNSWRLコンペティションの元で1908年に設立される。彼らはNRL(ナショナルラグビーリーグ)に存在する2つのNSW財団クラブのうちの1つで、もう1つはシドニー・ルースターズである。サウスシドニーラグビーリーグフットボールクラブは現在、ブラックコート・リーグ・インベストメンツ(Blackcourt League Investments)が所有する子会社の75パーセント(俳優のラッセル・クロウが50パーセント、ジェームズ・パッカーズ・コンソリゼイテッドプレス・ホールディングスが50パーセントを所有)、残りの25パーセントは、クラブの会員が所有している[2]。
ラビトーズの本拠地は現在、シドニー・オリンピック公園のスタジアム・オーストラリアであるが、従来の活動地域はかつてのシドニー南部郊外にある労働者階級地域にあたる。クラブは現在もレッドファーンに拠点を置いており、クラブの管理とトレーニング施設をもつ。チームは長い間ニューサウスウェールズ州全体に広がるサポーターに支えられてきた。チームはリーグをニューサウスウェールズラグビーリーグ(1908年~1994年)、オーストラリア・ラグビーリーグ(1995年~1997年)、ナショナルラグビーリーグ(1998年~1999年、2002年~現在)と渡るが、チームはオーストラリアのラグビーリーグ史上最も成功したプロチームであり、最も多くのプレミアシップを獲得していることに加えて、創設シーズンでプレミアシップを獲得した唯一のニューサウスウェールズクラブであることの栄誉を得ている。
サウスシドニー地区ラグビーリーグフットボールクラブは1908年1月17日にレッドファーンタウンホール[3]管理者のJJギルティナン、クリケット選手のヴィクター・トランパー、政治家のヘンリー・ホイルなど大勢の支持者の下に誕生した[4]クラブは、1908年4月20日にバーチグローブオーバルでノースシドニーを11-7で破るなど、新しく結成されたニューサウスウェールズラグビーリーグの第1ラウンドでプレーしていた[4]。
ニューサウスウェールズラグビーリーグプレミアシップの初期には、「ホームゲーム」はあまり割り当てられていなかった。しかし、サウスシドニーは、1908年から1920年にクラブが去るまで、ほとんどのゲームをロイヤルアグリカルチュラルソサエティグラウンド(シドニーショーグラウンド)でプレイしていた。
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