クリス・リビングストン

クリストファー・リビングストン（Christopher Livingston, 2003年10月15日 - ）は、アメリカ合衆国・オハイオ州アクロン出身のプロバスケットボール選手。NBAのミルウォーキー・バックスに所属している。ポジションはスモールフォワードまたはパワーフォワード。

クリス・リビングストン
Chris Livingston

ケンタッキー大学でのリビングストン （2023年）
ミルウォーキー・バックス  No.7
ポジション	SF / PF
所属リーグ	NBA
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
生年月日	(2003-10-15) 2003年10月15日（21歳）
出身地	オハイオ州アクロン
身長	198cm (6 ft 6 in)
体重	100kg (220 lb)
キャリア情報
高校	ブフテル（英語版） ウェスタン・リザーブ・アカデミー（英語版） オークヒル・アカデミー（英語版）
大学	ケンタッキー大学
NBAドラフト	2023年 / 2巡目 / 全体58位
ミルウォーキー・バックスから指名
プロ選手期間	2023–現在
経歴
2023 –	ミルウォーキー・バックス
受賞歴
マクドナルド・オール・アメリカン (2022) FIBA U-16アメリカ選手権MVP (2016)
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ	アメリカ合衆国
獲得メダル アメリカ合衆国 U-16 アメリカ選手権 2019 ブラジル

経歴

生い立ち

オハイオ州アクロンで生まれ育つ。5歳の頃からバスケットボールを始めた。

ハイスクール

ブフテル・コミュニティ・ラーニングセンター（英語版）に進学し、平均27.2得点・5.2リバウンド・1.8ブロックの成績を記録。チームの1年生の最多得点記録を更新し、1997年以来となる州大会ベスト4進出に貢献した^[1]。

2年目のシーズンが始まる前にウェスタン・リザーブ・アカデミー（英語版）へ転校。平均32.5得点・12.4リバウンド・3.2アシスト・2.9スティール・1.4ブロックの成績を記録し、シーズン最終戦では50得点・20リバウンド・8スティール・5ブロックを記録した^[2]。また、マックスプレップス（英語版）の2年生を対象としたオールアメリカン1stチームに選出された^[3]。

その後、3年目のシーズンが始まる前に再びブフテルに転校。4年目のシーズンが始まる前にはオークヒル・アカデミー（英語版）へ転校した^[4]。

リクルート

所属する2022年のクラスで最大級の評価を受けた。高校入学前の時点でNCAAの複数チームからオファーを受けており、14歳の時にはオハイオ州立大学からオファーを受けていた^[5]。その後、2021年9月15日にジョージタウン大学とテネシー州立大学からのオファーを断り、ケンタッキー大学へのコミットを発表した^[6]。

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)

氏名	出身	高校 / 大学	身長	体重	コミット日
クリス・リビングストン SF	アクロン	オークヒル・アカデミー (VA)	6 ft 6 in (1.98 m)	200 lb (91 kg)	2021年9月15日
	リクルート スターレーティング（英語版）: Scout: N/A   Rivals:   247Sports:    ESPN:   ESPNグレード: 91
全リクルート順位:   Rivals: 8  247Sports: 9  ESPN: 12
注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。 これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。 出典: “Kentucky 2022 Basketball Commitments”. Rivals.com. 2022年2月27日閲覧。 “2022 Kentucky Wildcats Recruiting Class”. ESPN.com. 2022年2月27日閲覧。 “2022 Team Ranking”. Rivals.com. 2022年2月27日閲覧。

ミルウォーキー・バックス

2023年のNBAドラフトで、全体58位でミルウォーキー・バックスに指名された^[7]。2023年7月10日、正式にバックスと契約した^[8]。

個人成績

略称説明
GP	出場試合数	GS	先発出場試合数	MPG	平均出場時間
FG%	フィールドゴール成功率	3P%	スリーポイント成功率	FT%	フリースロー成功率
RPG	平均リバウンド数	APG	平均アシスト数	SPG	平均スティール数
BPG	平均ブロック数	PPG	平均得点	太字	キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2023–24	MIL	21	0	4.3	.500	.200	.750	1.0	.2	.1	.0	1.2
通算		21	0	4.3	.500	.200	.750	1.0	.2	.1	.0	1.2

プレーオフ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2024	MIL	2	0	3.1	1.000	---	.000	.0	.0	.0	.0	1.0
通算		2	0	3.1	1.000	---	.000	.0	.0	.0	.0	1.0

カレッジ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2022–23	ケンタッキー	34	26	22.4	.429	.305	.722	4.2	.7	.4	.4	6.3

家族

双子の兄弟のコーデルもバスケットボール選手であり、現在もチームメイトである^[9]。

脚注

1. Goul, Matt (2019年11月20日). “Buchtel, Chris Livingston and Co. still learning after state final four run: 2019 preseason basketball tour” (英語). cleveland. 2022年2月27日閲覧。
2. “High school notebook: WRA’s Chris Livingston ends season with 50 points in win over Bristol” (英語). Akron Beacon Journal. 2022年2月27日閲覧。
3. “National top-five prospect Livingston hearing from key schools” (英語). Bucknuts. 2022年2月27日閲覧。
4. “Twins Chris and Cordell Livingston transferring to Oak Hill Academy from Buchtel” (英語). Akron Beacon Journal. 2022年2月27日閲覧。
5. Goul, Matt (2018年10月2日). “Meet Chris Livingston, nationally ranked freshman in Akron” (英語). cleveland. 2022年2月27日閲覧。
6. “Livingston becomes UK's 3rd 5-star commit in '22” (英語). ESPN.com (2021年9月15日). 2022年2月27日閲覧。
7. “Milwaukee Bucks acquire draft rights to Andre Jackson Jr. from Orlando Magic” (2023年6月23日). 2023年7月14日閲覧。
8. “Milwaukee Bucks sign Chris Livingston” (2023年7月10日). 2023年7月14日閲覧。
9. Cote, Garrett (2022年1月16日). “Brotherly blood bond: Chris and Cordell Livingston's trek through basketball” (英語). The Springfield Student. 2022年2月27日閲覧。

外部リンク

• USA Basketball bio