クリスチャン・マキャフリー

アメリカンフットボール選手、ランニングバック ウィキペディアから

クリスチャン・マキャフリー

クリスチャン・ジャクソン・マキャフリーChristian Jackson McCaffrey, 1996年6月7日 - )は、アメリカ合衆国コロラド州キャッスルロック出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLサンフランシスコ・49ersに所属している。ポジションはランニングバック。父のエド・マキャフリー英語版、兄のマックス・マキャフリー英語版も元NFL選手[1]

概要 Christian McCaffrey, サンフランシスコ・49ers #23 ...
クリスチャン・マキャフリー
Christian McCaffrey
Thumb
カロライナ・パンサーズでのマキャフリー
(2019年)
サンフランシスコ・49ers #23
ポジション ランニングバック
生年月日 (1996-06-07) 1996年6月7日(28歳)
出身地 アメリカ合衆国
コロラド州キャッスルロック
身長: 5' 11" =約180.3cm
体重: 205 lb =約93kg
経歴
高校 バロー・クリスチャン高等学校英語版
大学 スタンフォード大学
NFLドラフト 2017年 / 1巡目全体8位
所属歴
2017-2022 カロライナ・パンサーズ
2022- サンフランシスコ・49ers
受賞歴・記録
オールプロ選出(計3回)
1st(2回)

2019, 2023

2nd(1回)
2018
プロボウル選出(3回)
2019, 2022, 2023
その他受賞・記録
  • NFL最優秀攻撃選手賞 (2023)
  • NFLシーズン最多ラン獲得ヤード (2023)
  • ポール・ホーナング賞 (2015)
  • ジェット賞 (2015)
  • APカレッジフットボール最優秀選手賞 (2015)
  • Pac-12最優秀攻撃選手賞 (2015)
  • コンセンサスオールアメリカン (2015)
  • 2× オールPac-12ファーストチーム (2015, 2016)
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
ラン獲得ヤード 6,185
平均ラン獲得ヤード 4.8
ラッシングTD 52
レシーブ数 509
レシーブ獲得ヤード 4,320
レシービングTD 29
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR
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経歴

要約
視点

カレッジ

スタンフォード大学に進学し、3年間主力として活躍。3年目の2017年シーズン途中にチームを離脱して同年のNFLドラフトにアーリーエントリーした[2]。この決断は物議を醸し、賛否両論を巻き起こした[3][4]

カロライナ・パンサーズ

ドラフト全体7位でカロライナ・パンサーズから指名され、2017年5月4日に4年総額1720万ドルのルーキー契約を結んだ[5]

2017年シーズン

第5週のデトロイト・ライオンズ戦でキャリア初のタッチダウンを記録した[6]。このシーズンのプレーオフ、ワイルドカード・ラウンドのニューオーリンズ・セインツ戦では16ラン獲得ヤード、6レシーブ、101獲得ヤードを記録したが、チームは敗れた[7]

2018年シーズン

このシーズンは16試合に出場して1,098レシーブ獲得ヤード、867ラン獲得ヤード、合計11タッチダウンを記録し、オールプロセカンドチームに選出された[8]

2019年シーズン

このシーズンは16試合に出場して1,387レシーブ獲得ヤード、1,005ラン獲得ヤード、合計15タッチダウンを記録するなどエースとして活躍し、数々のNFL記録(後述)を打ち立てた[9]。また、自身初となるプロボウル、オールプロファーストチームに選出された[10]

2020年シーズン

2020年4月16日にパンサーズと4年総額6,400万ドルの契約延長に合意した[11]。ランニングバックとしてはNFL史上最高額となった[12]

このシーズンは第2週のタンパベイ・バッカニアーズ戦で右足首を痛めて離脱。その後第9週のカンザスシティ・チーフス戦で復帰したが、この試合で右肩を痛め、そのままシーズン終了となった[13]。結果的にこのシーズンは3試合の出場に留まった。

2021年シーズン

このシーズンもハムストリングや足首を痛めるなど怪我に悩まされ、7試合の出場に留まった。

2022年シーズン

最初の6試合で393ラン獲得ヤード、277レシーブ獲得ヤードを記録した[14][15]

サンフランシスコ・49ers

2022年シーズン

2022年10月20日に2023年のドラフト2巡目、3巡目、4巡目指名権及び2024年の5巡目指名権とのトレードで、サンフランシスコ・49ersへ移籍した[16]

このシーズンは2チーム合計で1,139ラン獲得ヤード、741レシーブ獲得ヤードを記録し、3年ぶりにプロボウルに選出された[17][18]

2023年シーズン

13試合連続してタッチダウンを得てチームの記録を作るなど活躍し[19]、リーグ第2位の得票でプロボウルに選出された[20]。オフェンス部門年間最優秀選手賞を受賞した[21]

2024年シーズン

アキレス腱(けん)とふくらはぎのケガにより、プレシーズンとトレーニングキャンプを欠席し、レギュラーシーズン最初の8試合を欠場した。その後4試合に出場したものの試合中に後十字靭帯を痛めて再びIR入りした[22]

家族

前述のように父のエドと兄のマックスは元NFL選手で、現在はノーザンコロラド大学英語版でエドがヘッドコーチ、マックスがオフェンシブコーディネーターを務めている[23]

外祖父のデーブ・シム英語版は陸上選手として活躍し、1960年ローマオリンピック100m走銀メダルを受賞した[24]

人物

2019年より、ミス・ユニバース受賞経験のあるモデルのオリビア・カルポと交際しており、2023年4月7日に婚約した[25][26]

詳細情報

年度別成績

レギュラーシーズン

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シーズン チーム 試合 ラン レシーブ リターン パス ファンブル
GPGSAttYdsY/ALngTDRecYdsY/RLngTDRetYdsY/RLngTDCmpAttPctYdsY/ALngTDIntRtgFumLost
2017CAR 16101174353.8402806518.1375252208.825021
2018 16162191,0985.05971078678.138611100.05050.05010158.341
2019 16162781,3874.984151161,0058.7254020.000.000039.610
2020 33592253.865171498.824100
2021 77994424.5181373439.332110
2022 66853934.6492332778.449100
SF 11101597464.7386524648.938411100.03434.03410158.310
通算75681,0254,7264.684T384423,7568.54922252208.82502450.08421.05020135.492
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ポストシーズン

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シーズン チーム 試合 ラン レシーブ パス ファンブル
GPGSAttYdsY/ALngTDRecYdsY/RLngTDCmpAttPctYdsY/ALngTDIntRtgFumLost
2017CAR 116162.770610116.856T100
2022SF 33402386.068212615.1141010.000.000039.600
通算44462545.5682181629.056T2010.000.000039.600
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NFL記録

  • ランニングバックによるシーズン最多レシーブ数:116(2019)
  • 2シーズンで100レシーブ以上を記録した史上唯一のランニングバック
  • 1シーズンに1,000レシーブ獲得ヤード、1,000ラン獲得ヤードを同時に記録(マーシャル・フォークロジャー・クレイグに並び史上3人目)
  • ルーキーシーズンに70レシーブ、5レシービングTDを記録した史上唯一のランニングバック
  • 5試合連続で50レシーブ獲得ヤード、50ラン獲得ヤード以上を記録した史上唯一の選手
  • キャリア最初の3年間でのランニングバックによる通算最多レシーブ数:303
  • 史上最速(42試合)で2,000レシーブ獲得ヤードを記録したランニングバック(ハーシェル・ウォーカーと並ぶタイ記録)

パンサーズ記録

  • シーズン最多レシーブ数:116(2019)
  • シーズン最多スクリメージ獲得ヤード:2,392
  • ランニングバックによるシーズン最多レシービングTD:6

脚注

関連項目

外部リンク

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