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『クイーンズブレイド リベリオン』(Queen's Blade Rebellion)はクイーンズブレイドの続編であり、第2シリーズに当たる。同じくホビージャパン社から出版。
クイーンズブレイド同様、『ロストワールド』シリーズのバリエーションとなるゲームブック。ゲームブックとしての構成・装丁はクイーンズブレイドシリーズ同様である。
クイーンズブレイドに比べ、ストーリー性を前面に押し出した展開がなされているのが大きな特徴。
クイーンズブレイドにおいては、まずゲームブック本体に付随するキャラクターごとの設定や断片的なストーリーが示され、全体的なストーリーはその後に小説やコミックなどで示された。それに対してリベリオンにおいては、ゲームブックの発売に先立って、Web上でイラストストーリーという導入ストーリーが公開されている。
逢魔の女王 アルドラはついに破れ、30回目のクイーンズブレイドは幕を閉じた。
優勝した美闘士は女王の座に就くことなく去り、代わりに最終戦前に優勝者に敗れた雷雲の将 クローデットが女王の座に就くことになったのだった。
誰からも尊敬される人格者であった彼女に対し、民衆は期待をもって受け入れた。自由と平等を掲げ、貴族制・重税の廃止・女王直轄軍による各地の紛争の鎮圧など、民衆の期待に応えるかのように成果を出していった。
しかし、それも束の間、一年後には善政と思われたクローデット王朝の負の側面― 前女王以上の軍事大国化であり、反対するものは力で屈服させてねじ伏せる恐怖政治 ―が露わとなった。大陸には戦火が広まり、錬金術によって作られた魔導石が普及したことにより、弱肉強食の世界へと変わりつつあった。
そして、遂に彼女は「自分こそが大陸を支配する永遠の女王である」と宣言。クイーンズブレイドも廃止され、もはや彼女に対抗するものは現れないかと思われた。
しかし、それに叛逆するものが現れた。彼女は叛乱の騎士姫 アンネロッテ、義姉妹の契りを結んだ仲間と共に<叛乱軍>を組織し立ち上がった。そして勢力を拡大した<叛乱軍>に対し、女王も軍勢を送り込んできた。
ここにアンネロッテ率いる<叛乱軍>と雷雲の女王との戦い(リベリオン)が始まるのだった。
上記の「クイーンズブレイド リベリオン 美闘士戦記」「クイーンズブレイド リベリオン 美闘士戦記 激動編」「クイーンズブレイド リベリオン 美闘士戦記 決戦編」に付属。
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