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オーストラリアで話される英語 ウィキペディアから
オーストラリア英語(オーストラリアえいご、英語: Australian English)、またはオーズィー英語 (Aussie English) は、オーストラリアで話される英語である。イギリス英語の単語やつづりを基本とする。米語(アメリカ英語)などに倣って豪語とも書かれる。
オーストラリア英語の発音は、初期のオーストラリア移民の多くが話していたコックニー(ロンドンの下町訛り)の継承と考えられているが、英国領であったアイルランドの影響も含まれる。第二次世界大戦後、テレビ番組やソフトウェアによってアメリカ英語からの影響も現れ始めた。TOEICでもオーストラリア英語を含むリスニング試験が実施されている。方言は地方によって分類されるより、階級や学歴で分類されることが多い。Cultivated(RPに近いという)、General、Broadとよばれる発音が確認されているが、シドニー地方の若年層ではGeneralのみが広まっているといわれている。
オーストラリア英語の綴りは、マックワーリー辞書(Macqarie Dictionary)、オックスフォード英語辞典オーストラリア版(Australian Oxford Dictionary)などに準拠して大学、政府関係部署、裁判所などでは行われている。
イギリス英語の単語を基本とする。例:lift(アメリカ英語ではelevator)、takeaway(同to go、もしくはtakeout)、flat(同apartment)、petrol station もしくは service station (同gas station)など。
イギリス英語のつづりを基本とする。例:centre(アメリカ英語ではcenter)、colour(同color)、realise(同realize)など。ただし例外として、jailのように、アメリカ英語のつづりと一致するものもある(英:gaol)。
オーストラリア英語の会話スピードは比較的遅く、米英豪新4か国の話者の中では最も遅いという研究結果もある[3]。
オーストラリア英語の発音には大きく分けて3つのタイプがあり、以下に述べる特徴も、Broadでは強く、Generalでは薄く、Cultivatedは非常に薄くなる。
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