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エルマー・クリフトン(Elmer Clifton, 1890年3月14日 - 1949年10月15日)は、アメリカ合衆国の映画監督、俳優、脚本家、映画プロデューサーである[1]。エルマー・S・ポンド(Elmer S. Pond)、エルマー・ポンド(Elmer Pond)とも名乗った[1]。
1890年3月14日、アメリカ合衆国のイリノイ州シカゴに生まれる[1]。
1912年、セリグ・ポリスコープに入社、同社が量産する短篇映画に出演する[1]。1915年、自らの主演作で映画監督としてデビューする[1]。1917年からは、ユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチュアリング(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)傘下のブルーバード映画で、A Stormy Knight 、『死の飛行』、『人罠』、『鉄の炎』、『悪霊』、『無言の罪』、『鷲』、『熱血の権威』の8作を監督し[1]、7作が日本でも公開された[2]。1919年、D・W・グリフィス監督の『バビロンの陥落』を最後に俳優業は廃業した[1]。1920年、同監督の『東への道』ではB班監督・スタントを務め、リチャード・バーセルメスの代役、流氷上のリリアン・ギッシュの遠景での撮影では代役を務めている[1]。
1940年代になると、「ポヴァティ・ロウ」と呼ばれる独立系プロダクションの一社・リパブリック・ピクチャーズで西部劇やスリラー映画を量産する監督となり、オリジナル・ストーリーや脚本を他の監督に提供した[1]。
1949年10月15日、カリフォルニア州ロサンゼルス市で脳内出血により死去した[1]。満59歳没。同州グレンデールにあるフォレスト・ローン・メモリアル・パークに眠る[3]。
特筆のないものはすべて監督作である[1]。
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