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ねずみ騒動(ねずみそうどう)は、1949年(昭和24年)から、愛媛県南部(南予地方)の宇和海の島嶼部および海岸部で起こったネズミの大量発生に伴う農作物や海産物などへの被害とその駆除をめぐる社会的な動きである。1963年(昭和38年)ごろに下火となり始めた。この騒動は報道により全国に知られることとなった。
1949年に戸島のトウモロコシがドブネズミによって全滅したのが始まりで、翌1950年には日振島に、1954年には三浦半島、1960年には北宇和郡津島町(現宇和島市津島町)や南宇和郡まで拡大した。
しかし、どの方策も決定的な解決には結びつかなかった。
1963年(昭和38年)ごろより、イワシ類の不漁によるイリコ製造の廃業[2]や、若者の村外流出による段々畑の耕作放棄などを経て、ネズミの生息環境が劣化したことから、徐々に被害は減少していった。終息したのは昭和50年頃とも伝えられる。
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