UFC 85
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UFC 85: Bedlam(ユーエフシー・エイティファイブ:ベドラム)は、アメリカ合衆国の総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2008年6月7日、イングランド・ロンドンのO2アリーナで開催された。
大会概要
ライトヘビー級ではUFC2戦目のマウリシオ・ショーグンがチャック・リデルと対戦予定であったが[2]、再度の左膝前十字靭帯損傷により欠場となった[3]。そのため大会サブタイトルも「Liddell vs. Evans」に変更され、ショーグンに替わってラシャド・エヴァンスがチャック・リデルと対戦する予定であったが、リデルが右大腿屈筋の筋断裂によって欠場し、その代替選手として選ばれたジェームス・アーヴィンも足の負傷で欠場したためエヴァンスは大会不参加となり、大会サブタイトルも「Bedlam」へ変更された。また、予定されていたジョナサン・グレとポール・ケリーのウェルター級戦も中止された。なお、各階級ともタイトルマッチは行われなかった。
セミファイナルでは当初マイケル・ビスピンの対戦相手としてクリス・リーベンが予定されていたが、リーベンが逮捕され欠場したため替わってジェイソン・デイが出場した[4]。ヘビー級では出場予定であったニール・ウェインが欠場し[5]、替わってエディ・サンチェスが出場した。
メインイベントではチアゴ・アウベスが前日計量で4ポンドオーバーしたが、ヒューズ側の合意により175ポンドのキャッチウェイトバウトとして行われた。試合ではアウベスがヒューズを跳び膝蹴りによるTKOで破った[6]。
試合結果
プレリミナリィカード
- 第1試合 ヘビー級 5分3R
- ○
アントニー・ハードンク vs.
エディ・サンチェス ×
- 2R 4:15 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
- 第2試合 ウェルター級 5分3R
- ○
ポール・テイラー vs.
ジェス・リアウディン ×
- 3R終了 判定2-1(29-28、29-28、28-29)
- 第3試合 ライトヘビー級 5分3R
- ○
ルイス・カーニ vs.
ジェイソン・ランバート ×
- 1R 2:07 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
- 第4試合 ウェルター級 5分3R
- ○
ケヴィン・バーンズ vs.
ホアン・"ジュカオン"・カルネイロ ×
- 2R 2:53 三角絞め
- 第5試合 ライト級 5分3R
- ○
マット・ワイマン vs.
チアゴ・タバレス ×
- 2R 1:57 KO(右ストレート→パウンド)
- 第6試合 ミドル級 5分3R
- ○
マルティン・カンプマン vs.
ホルヘ・リベラ ×
- 1R 2:44 フロントチョーク
メインカード
- 第7試合 ヘビー級 5分3R
- ○
ファブリシオ・ヴェウドゥム vs.
ブランドン・ヴェラ ×
- 1R 4:40 TKO(レフェリーストップ:マウントパンチ)
- 第8試合 ミドル級 5分3R
- ○
ターレス・レイチ vs.
ネイサン・マーコート ×
- 3R終了 判定3-0(29-27、29-27、29-27)
- 第9試合 ウェルター級 5分3R
- ○
マイク・スウィック vs.
マーカス・デイヴィス ×
- 3R終了 判定2-1(28-27、28-27、27-28)
- 第10試合 ミドル級 5分3R
- ○
マイケル・ビスピン vs.
ジェイソン・デイ ×
- 1R 3:42 TKO(レフェリーストップ:パウンド)
- 第11試合 キャッチウェイトバウト(175ポンド) 5分3R
- ○
チアゴ・アウベス vs.
マット・ヒューズ ×
- 2R 1:02 TKO(レフェリーストップ:跳び膝蹴り→パウンド)
各賞
- ファイト・オブ・ザ・ナイト: マット・ワイマン vs. チアゴ・タバレス
- ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: チアゴ・アウベス
- サブミッション・オブ・ザ・ナイト: ケヴィン・バーンズ
- 各選手にはボーナスとして50,000ドルが支給された[7]。
脚注
関連項目
外部リンク
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