『Saints Row 2』(セインツ・ロウ2)はTHQから2008年10月に発売されたアクションゲーム。2006年に発売された『Saints Row』(セインツ・ロウ)の続編。対応機種はXbox 360とプレイステーション3、Windows、Linux。日本語版は2008年12月4日に発売されたが、プレイステーション3版では一部の表現やゲームモードが削除されるなど、Xbox 360版と相違がみられる。DLCは、日本語版はXbox 360版のみの配信となっている。
2010年6月10日、ベスト版である『Saints Row2 THQ コレクション』が発売された。
基本システムは前作『Saints Row』を踏襲し、アクティビティーなどをこなしてリスペクトを貯め、ミッションに挑戦してストーリーを進めていく。ストーリーの内容は、前作ではストリートギャングの一構成員として組織の拡大に努めたのに対し、今作は主人公自身がボスとして組織を率い、敵のギャング団と街の支配権を争う内容となっている。
アクティビティーもよりユニークなものが増え、自由度やバカゲー要素が増加しているが、ストーリー自体は前作同様にシリアスで、敵味方共に全編を通して過激な暴力に訴える前作以上に血腥い戦いとなっている。
主人公は前作同様にアバターだが、無口だった前作から一転して今作からは明確なキャラクター性が与えられ、更に女性も選択可能になった。
舞台は一作目と同じくアメリカの架空の都市スティルウォーター。前作のエンディング、市長のヨット爆破から2年後。ギャング団サードストリートセインツに所属し、敵ギャングを次々と壊滅させた主人公、通称・プレイヤはヨットの爆発の中を生き延びていたものの、その時の大怪我で昏睡状態に陥っていた。2年の時を経て刑務所の病室のベッドで目覚めると、かつて兄がセインツの一員だったというカルロスが接触してくる。彼の手引きで脱獄したプレイヤは、かつてスティルウォーターを支配するまで強大であったサードストリートセインツが弱体化し解散に追い込まれている状況を知る。また、以前は服飾ブランドに過ぎなかったアルター社が今や巨大企業に急成長しており、前作でヒューズが目論んでいたセインツロウ地区の再開発が現実のものとなってしまっていた。かつてのセインツの栄光は見る影もなく、更にローニン、ブラザーフッド、サンズ・オブ・サムディという新たな3つのギャング組織の台頭によって街はその姿を変えていたのだった。プレイヤは自らがサードストリートセインツを率いる「ボス」となり、再び街を支配するべく立ち上がる。
ボスはまずはかつての相棒ジョニーを裁判所から助け出し、新拠点も確保する。ジョニーが推薦したピアースとショーンディ、そして脱獄を手助けしてくれたカルロスを新幹部に迎え、更に多くの新メンバーを加えて新生サードストリートセインツを旗揚げする。ボスの行動は一構成員だった頃よりも遥かに過激であり、新生セインツは勢いのまま敵対ギャングを一切の情け容赦無く叩き潰していく。一方、敵側も手段を選ばず、ブラザーフッドとの戦いではカルロスが、ローニンとの戦いではジョニーの恋人であるアイーシャが命を落とし、ジョニーも重傷を負って入院するなど、血みどろの戦いが繰り広げられていく。
血で血を洗う抗争の果て、遂にセインツは敵対ギャング全てを壊滅させ、街の支配権を取り戻した。一方、アルター社のCEOであるデイン・ヴォーゲルは次なる開発計画のため、ギャングの抗争を利用して地価を下げさせ、土地を安く買い占めた後、ギャングを一掃させる計画を企てていた。そしてギャング組織がセインツだけになると、特殊部隊マサコチームを嗾けてセインツ壊滅に乗り出す。しかしセインツはこれを返り討ちにし、特殊部隊の死体から秘密施設「ピラミッド」の存在を知って殴り込みをかけ、アルター社に大打撃を与える。役員に責を問われたデインはセインツに情報を流し、彼らを始末させた。それによって会長に就任したデインは公の場で再開発を宣言するもセインツに襲撃され、アルター社本社ビルへと逃げ込む。ボスはヘリでビルの最上階に乗り込み、命乞いをするデインを容赦なく射殺。仲間の操縦するヘリで脱出したボスは、改めてスティルウォーターを「俺達の街」と呼ぶ。
ストーリー(DLC)
- アルター社の秘密を暴け
- ピラミッドに勤務していた元科学者のテラ・パトリックがセインツを訪れた。彼女はアルター社が非道な人体実験をしていることを知り、真実を暴露するためにセインツに協力を求めたのだ。ボスはアルター社を潰すために手を貸すことにする。
- ボスとテラは人体実験の犠牲者の遺体や、実験に使われた薬品をテレビ局に届けるがいずれも揉み消されてしまう。そこにジェーン・ヴォルデラマが内部告発のインタビューを放送することを提案する。阻止のために襲撃してきたマサコチームを撃退しつつインタビューが始まるが、結果としてテラが人体実験の首謀者に仕立て上げられてしまう。
- ジェーンは「どうせ真実を話しても揉み消される」と忠告し、テラは別の方法での復讐を決意するのだった。
- 社内紛争
- デインの死後、アルター社の新CEOに就任したエリック・グリフォンだが、セキュリティのトップであるデックスと対立し、マサコチームに命を狙われていた。彼はデックスの情報と引き換えにセインツに助けを求める。どうやらエリックはデインの一連の所業とは無関係だったらしく、デックスへの復讐のためにボスはそれを承諾する。
- ボスはエリックを護衛し、更にエリック寄りの警備員と協力してデックスの核廃棄物を闇市場に流す計画を阻止する。しかし、計画を潰されたデックスは飛行機で逃亡してしまい、怒り心頭のボスはデックスに関係する者達を狙ってアルター社の祭りに乗り込む。UFOや海賊、忍者などが入り乱れる混沌とした祭りの中、ボスはターゲットを狙撃していき、襲ってきたマサコチームも撃退する。それによってボスはひとまず満足し、エリックにデックスの逃げた先を突き止めると語り、アルター社に関してはセインツに手を出さない限り何をしようと構わないと告げる。
- やがてセインツとアルター社はビジネスパートナーの関係を築き、セインツのあり方も大きく変わっていくことになるが、それはまた別の話である。
ストーリーの舞台となるアメリカ合衆国の架空都市。モデルはアメリカの中西部に位置するミシガン州[2]の都市であるシカゴとデトロイトである[2]。
マップは二つの島に分割されていて、それぞれフリーウェイで繋がっている。
市内はダウン・タウンの他に住宅街、スラム街、工業地帯など地域によってその姿は千差万別である。
また今作では前作の街並みに加えて、カジノを有する観光地、刑務所と古い屋敷からなる孤島、原子力発電所とその関係施設のみで占められた半人工島、大学を中心とした学園都市、トレーラーパークや墓地なども存在する。また、一部の地域は前作と同名称、同位置でも全く異なった状態になっている(例として、フリーウェイのルートの変更や、武器店などの施設の位置、空港の拡大など)。特に、本作の名称にもあるセインツロウ地区は、現在では後述するアルター社の企業城下町として再開発をされており、前作の原形をとどめているものは、かろうじて地区名と同名の教会が文化財として保存されているのみとなっている。
エリア
- 華僑や華人が居住する区域で比較的大規模である。中華レストラン、ジュエリー・ショップなどが所在する。
- ビジネス街で高層ビルが多数建っている。エリア内にはアルター社の本社ビル、同社の関連企業のビルが多数所在し、主人公のコンドミニアムもある。かつて主人公たちサードストリートセインツのメンバーが拠点にしていたセインツロウ教会を除くと、その姿は完全に異なっている。 教会は観光スポットになっており、ジュリアスの音声によるガイドが聴ける。
- マップ北側にあるビジネス街。高層ビルが連立し裁判所が所在する。
- 和訳すると“赤線地区”。その名の通り売春宿やSEXショップなどが軒を連ねるエリアである。三つのうち二つの組織が入り乱れており、ほかの地区に比べて他組織同士の抗争が見られやすい場所でもある。
- 刑務所を脱獄した主人公が、新たに自らの組織を立ち上げることになる場所でもある。
- レッドライト・ディストリクト内のビルにある廃墟になった礼拝堂から地下に潜っていくと、かつてのスティルウォーターの街並みが広がっている(ただし、前作には登場していない場所である)。このうち、礼拝堂から直接入ることのできる建造物の中が、サードストリートセインツの新たな本拠地となる。
- スティルウォーター北西郊外の閑静な住宅街。前作で死亡扱いとなり表舞台から消えたアイーシャが隠遁生活を送っている。
施設
- ドライブスルー式の懺悔室。マップ内に数箇所所在する。指名手配時に駆け込み$100(×星の数)を支払うと、罪が一瞬にして消える。
- 大型の日本料理店。ローニンのメンバーとの決闘の際に行くことになる店。店内は純和風で寿司を食べられる。店内には船や中国語の簡体字で書かれた(禧、恭贺新禧、禧)文字がある。外観はロサンゼルスにあるMiyagi'sがモデルで、内装は『キル・ビル』に登場する日本料理店「青葉屋」がモデル。
- ローニンの本拠地でもある日本風ホテル。ローニンのアジトを襲撃する際に行く。内部は和風な作りで木が多用されている。
- マップの南に位置する大規模な24時間オープンの空港。前作に比べ規模が格段に上がっている。国内線・国際線が発着している模様で、空港内にあるインフォメーションボードには、東京、ニューヨーク行きなどの便が表示されている。また、店舗が数箇所あり、その内2店はプレイヤーが物件として購入可能。また、格納庫も買うことができ、ビジネスジェット機が保管できる。
- 滑走路周辺には、ジャンボジェット機、セスナ、ヘリコプターなどが駐機されている。
- 広大な敷地を持つ大学。学生会館にはShopがある。
- Round Square Shopping Center
- 街の北島の中心に位置する広大な地下ショッピングモール。サンズオブサムディとの最終決戦の舞台となる。
- 空港の西に所在する島にある。ミッションで訪れる場所でもある。敷地内の警備は厳重で、監視塔が設置され、アルター社の警備員が頻繁に巡回している。サーチライトに見つかると手配度1が付く。ヘリで冷却塔の煙突内に入ろうとするとヘリが謎の爆発を起こしてしまう。
- Stillwater Police Department
- セインツロウ地区の近くにある市警本部。ミッションで二度訪れることになる。庁舎内にはいつでも入ることが可能。本部には、市警本部長室、プレス・ルーム、会議室、ヘリポートなどがある。警察官が多数勤務している。
- ジョニーの公判が開かれた場所。こちらもいつでも中に入ることができる。
- 監獄島にある中規模の刑務所。主人公が拘束された場所でもあり、このゲームの始まりの場所である。ストーリー前半のミッションで再び行くことになる。主人公の自宅の内の1つがこの島にある。周辺は警察官が多数巡回している。
- モデルはサンフランシスコに所在するアルカトラズ刑務所。
- スティルウォーターに4ヵ所ある銃砲店。銃や弾薬が買える他、投擲武器も販売されている。
- スティルウォーターに存在する武器店。近接武器を扱っている。
- 高級紳士服店、カジュアルウエアなどの衣料品店からファーストフード店、酒屋、自動車/バイクディーラー、整備工場などの店舗が市内の至る所に散らばっていてプレイヤーは買い物が可能。
- 市内に2ヶ所ある医療機関。来院する度に$500支払えば主人公の顔、性別、スタイルなど全てを整形することが可能。
交通機関
- タクシー - 各地域に移動する際に利用可能。ただし、スティールウォーターでは流しの車は客を乗せないので、電話で呼ぶ必要がある。またタクシー会社は3社が存在する。
- 高架鉄道 - 前作と違いプレイヤーは利用不可。
サードストリートセインツ(3rd Street Saints)を除いた4つの敵組織を潰していくことで物語は進んでいく。また、アルターコーポレーションを除く敵組織のミッション進行具合により、その組織に対応した性格(敬意、挑発のモーション)や格闘スタイルに変更することができる(整形外科でいつでも変更可能)。
- サードストリートセインツ(3rd Street Saints)
- 主人公がリーダーを務めるグループ。前作でスティルウォーターを支配したがメンバーの脱退や逮捕などで自然消滅してしまった。
- 前作のラストで奇跡的に生き残った主人公が目覚めた事で再びスティルウォーターを支配するべく復活を果たす。チームカラーは紫。
- ブラザーフッド(The Brotherhood)
- 武器の密売をしているグループ。チームリーダーはマエロ。主にスティルウォーターの南地域を支配している。
- メンバーは男女問わずトライバル系の髪形をしていて、体に大型のタトゥーをしているのが特徴。使用車輌はSUV系などといったパワー重視の車をよく使用している。チームカラーは赤。
- ローニン(The Ronin)
- ショーゴ・アクジ率いるヤクザ集団。主な収入源はカジノ運営だが、違法データ販売もしている。スティルウォーターの北地域を支配しており、Tohoku Towerというホテルを拠点にしている。チームカラーは黄色。
- ショーゴ、カズオ親子およびジュンイチは日本人だが、声優が日本人ではないためカタコトの日本語を話す。
- 常に日本刀を装備しており、バイクやスポーツカーといった機動性に長けた乗り物を使う。
- サンズ・オブ・サムディ(The Sons of Samedi)
- ハイチ系のギャング集団で、チーム名はブードゥー教において死神として信仰される「サムディ男爵」に由来する。ロア・ダストという上質な麻薬を売り、大学近辺を支配している。チームカラーは緑。
- メンバーの大半は黒人だが、白人もいる。60 - 70年代のアメリカ車をローライダーに改造して使用しているのが特徴。
- アルターコーポレーション(Ultor Corporation)
- キャッチコピーは「A brighter future, and a better life.(明るい未来、そしてよい生活)」。
- 前作の時点ではアパレル企業にすぎなかったが、今作ではスティルウォーター市の再開発を担当する巨大優良企業に成長している。しかし裏ではギャングの抗争を利用して地価の操作を図り、更なる再開発事業の促進を目論んでいる。
- 私設警備組織と特殊部隊を保有し、セインツロウ地区には巨大な本社ビルが存在する。市内には同社の看板が多数建っており、関連企業が多数存在し、ラジオ局までも経営している。
- デインの死後はデックス派とエリック派の社内紛争が勃発するが、セインツの助力でエリック派が勝利を収め、デックスは逃走する。数年後には「セインツ・アルター・メディア・グループ」としてセインツのビジネスパートナーとなる。
- 初出はレッドファクションシリーズ(英語版)であり、未来には火星の入植を行うようになるものの、暴政のため追い出されることになる。
ロック、HIPHOP、クラシック音楽などを流すラジオ局がある。車・ヘリコプター・ボート・一部の自宅で視聴可能。なお、ゲーム中で流れるラジオ局はオプションで特定の局のみ流す事が可能。
【周波数:局名:主なジャンル】
- 89.0:Generation X(GenX):ポップ・パンク オルタナティブ・ロック
- ベテラン・チャイルドがDJを務めるラジオ局。
- 89.0:ULTOR FM:ポップ・パンク オルタナティブ・ロック
- 特定ミッションクリアでGenXから名称変更される。 その名前の通りアルター社が提供しているラジオ局。 ジャンルはGenXと同じ。
- 95.4:KRhyme FM:ヒップホップ/ラップ
- 97.6:K12 FM:エレクトロニカ
- ローニンのメンバーがよく聞いているラジオ局。
- 98.4:FUNK FM:ファンク
- 99.0:THE UNDERGROUND:インディー・ロック
- 102.4:KLASSIC FM:クラシック
- ピアースが運転するミッションではこの局に勝手に変わる。
- 103.6:420(FOUR20) FM:ジャマイカンミュージック(レゲエ)
- サンズ・オブ・サムディのメンバーがよく聞いているラジオ局。
- 105.0:Ezzzy 105:イージーリスニング
- 105.0:THE WORLD:ワールドミュージック
- 特定ミッションクリアで、Ezzzy 105から変更される。
- ブラザーフッドのメンバーがよく聞いているラジオ局。
- 107.77:THE MIX FM:80年代ポップ/ロック
日本国内で発売されているXbox 360とプレイステーション3の日本語版では規制のためにいくつかの変更が行われた。特に、プレイステーション3版は修正の度合いが大きく、ゲームのイベントやアクションの操作まで削除されている。
- プレイステーション3版、Xbox 360版共通の規制
- 血溜まりの描写の削除
- 人体の発火描写の削除
- 性的、暴力、ドラッグなどの描写の削除、およびマイルドな表現への修正
- ho-ing(売春、日本語版ではマッサージ)時のあえぎ声の削除
- 言葉の修正 例:売春婦 → エステティシャン、ドラッグ → サプリ、ポン引き → スカウト
- ストリーキングのアクティビティで、全裸になれない(北米版でもモザイクはある)。下着が脱げないように修正
- プレイステーション3版のみの規制
- アクティビティのうち、町を破壊する「メイヘム」と標的を抹殺する「ヒットマン」の削除が削除されており、これらのアクティビティに関連した武器が入手できなくなったほか、「ヒットマン」に関連したマルチプレイ「ウェットワーク」も削除されている。
- ゲーム内の操作「ヒューマンシールド」(人を盾に戦うアクション)の削除。(ヒューマンシールド中のアクションである「盾にしている人を投げ飛ばす」は使用可能)
- 死体がすぐに消える。当たり判定も無い。
- 追加DLCの配信はない。
- 協力・対戦プレイが日本版同士でしかできない隔離サーバー。
アソシエイト・プロデューサーとして本作の品質管理を担うジェームス・トービットは、GAME Watchとのインタビューの中で、前作から引き継いだ自由度こそが本作のかなめであると述べており、プレイヤーキャラクターに女性を追加したのもその一環だとしている[5]。
トービットは男女の差はゲーム性に大きな影響を与えるわけではないとしつつも、カットシーンの演出やNPCの反応に影響を与えるとしている[5]。
また、「派手さ」も本作において重要なもう一つの要素であり、主人公が追手の乗り物をマシンガンで壊して脱獄するという序盤の展開については思い切りアクションを楽しんでほしいという思いから導入したとトービットは述べている[5]。
2009年1月6日にTHQからWindows版が発売された。日本語版は2009年1月30日にズー株式会社から発売された。
備考・不具合等
- PC版の場合、マップがブロックごとに作成されているという仕様になっているが、ブロックが変わる度に次のブロックデータをハードディスクから読み込む際に、若干のラグが生じてしまう問題が発生している。このことについて開発元のTHQおよび発売元のズーは、ゲーム自体を完全に作り直す以外に対処法がないため改善は難しく、完璧に修正されると言う事は期待できないとしている。
- PC側のサウンド設定を変更しないと音声が左寄りになる不具合が発生している。
- 過去に修正パッチが配布されたが、運転時のパフォーマンスに関する改善はされなかった。
- 日本語版がインストールされているHDDに他から何らかのアクセスがあると、途端にパフォーマンスが低下する。
- DLCの配信予定は無い。
ソースコードの発見
Windows版発売後、2012年に親会社のTHQが経営破綻によって資産が競売にかけられた際、Windows版のソースコードが逸失してしまった[6]が、長年の捜索の末、2019年にソースコードが見つかった[6]。それにより、Windows版の諸問題の改善、マルチプレイ化の追加などを施すパッチの開発が始まったが、2021年8月にパッチ開発の担当者でMOD製作者でもあったマイク・ワトソンが癌で死去し[7]、2023年現在もパッチの配布は行われていない。