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『SOS大東京探検隊』(エスオーエスだいとうきょうたんけんたい)は、大友克洋による日本の短編漫画およびそれを表題作とする漫画短編集[1]。
短編漫画は1980年に「SOS! 大東京探検隊」のタイトルで『マンガ少年』(朝日ソノラマ)に読み切りとして掲載され、それを収録した同題の短編集は1996年に講談社KCデラックスより発売された[1][2]。
収録作の大半は『童夢』の合間に作ったもので、SF系の作家と見られがちであることに対する不満からバラエティに富んだ作品となっている[3]。
表題作は2007年に『新SOS大東京探検隊』のタイトルで続編となるアニメ映画が制作された[4]。また「火之要鎮」は、1995年のオムニバスアニメ映画『SHORT PEACE』の1編としてアニメ化された[5]。
『新SOS大東京探検隊』(しんえすおーえすだいとうきょうたんけんたい)は、日本の3DCGアニメ映画[6]。大友克洋の短編漫画「SOS大東京探検隊」を原作に、舞台を2006年の夏休みに置き換え、発表当時は描かれなかったアイデアを盛り込んで大胆にアレンジした続編として制作された[2][7]。
本作は、新しい作り方で大友作品を作りたいという高木真司監督の企画がもととなっている[8]。初期段階では『スチームボーイ2』という形で準備が進められていたが、諸事情により中止[6]。3DCGを積極的に活用するというコンセプトを継承した上で、大友作品のなかで子供を意識して描かれた数少ない作品である原作に着目し、新企画としてリスタートを切った[6]。制作にあたっては大友が新たに描き下ろしたラフデザインをもとに3Dモデルが作られ、3DCGで手描きのセルアニメーションの持ち味を再現するという挑戦が図られている[6]。
2007年5月19日、東京、大阪、名古屋、札幌、北九州の5地区で上映された[9]。また全国公開に先行して第19回東京国際映画祭の協賛企画として行なわれた「animecs TIFF 2006」にてワールドプレミアとして上映された[10]。
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