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SNCAC NC 1080は、1949年7月29日に初飛行したフランスの艦上戦闘機の試作機である。1950年4月10日に発生した原因不明の事故の後に開発は中止され、この設計の目的としていた競作は最終的には決まらず、1952年にフランス海軍航空隊はデ・ハビランド シーベノムを採用した。
この計画は元々SNCACの出資で、Pillon技師の指導の下アルセナル VG 90とノール 2200に対抗する単座の艦上戦闘機を製作する目的で始まった。1949年7月29日に初飛行を行ったが、直ぐにスポイラーと水平尾翼の操作に問題があることが判明した[1]。SNCACがSNCANに吸収される一方で、本機の試験はブレティニーとヴィラロッシュで独自に実施された[1]。1950年4月10日のPierre Gallay操縦での試験飛行中に原因不明の墜落事故を起こし、以降の開発は直ぐに中止された[2]が、機体は修復不可能なほどの損傷を負っていた[1]。
NC.1080は推力2,268 kgのロールス・ロイス ニーン ターボジェットエンジンを搭載し、3門の30 mm 機関砲を装備可能なように設計されており[1]、機体は全金属製の低翼単葉機であった。
出典: The Complete Book of Fighters [1]
諸元
性能
武装
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