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日韓合同の男性ダンスボーカルグループ ウィキペディアから
ORβIT(オルビット、朝: 오르빗)は、日本の日韓合同ダンスボーカルグループ。日本人3人、韓国人3人、日韓ハーフ1人で構成されている[1][2]。DREAM PASSPORT、Future Passport所属[3]。愛称・略称は、オルビ。公式ファンクラブ名・公式ファンネームは、EαRTH(アース)[4]。自社レーベル「Present Label」を設立し、2020年11月11日にフルアルバム『00』(オーツー)でデビュー[5][6]。化粧品ブランド「Visvilaa(ヴィスヴィラ)」の公式アンバサダー[7]。
ORβIT | |
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出身地 | 日本・ 韓国 |
活動期間 | 2020年 - |
レーベル | Present Label |
事務所 |
DREAM PASSPORT Future Passport |
公式サイト | ORβIT OFFICIAL SITE |
メンバー |
YOUNGHOON(チョン・ヨンフン) HEECHO(キム・ヒチョン) YOONDONG(キム・ユンドン) JUNE(上原潤) TOMO(安藤誠明) SHUNYA(大澤駿弥) YUGO(宮島優心) |
2019年に放送されたオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に出演し、デビュー評価のファイナリスト20名まで進んだ上原潤、安藤誠明、大澤駿弥、宮島優心と、デビュー評価前に番組を辞退・降板したチョン・ヨンフン、キム・ヒチョン、キム・ユンドンが自らの意志で集まり、共に歩んで行くことを決め2020年2月9日に結成[5][8]。同年6月20日、DREAM PASSPORTと専属契約を締結。2020年11月11日、フルアルバム『00』をリリース、正式デビュー[6]。
グループ名「ORβIT」には、メンバーを惑星になぞらえて「それぞれの軌道(Orbit)を歩む」、「それぞれ意思を持ったメンバーでいろんな音楽(All Beat)をやっていく」という2つの意味がある[9]。自社レーベル名「Present Label」には、「今『現在』を支えてくれているファンへの『贈り物』」という思いが込められている[5]。
作品コンセプトの考案から楽曲制作のディレクションまでメンバー主導で制作している作品と、クオリティの高いパフォーマンスが評価されている[10][11]。作家から集めたデモからアルバムに入れる曲を選定し、多くの楽曲をメンバー自身が作詞しているほか、歌割りはHEECHOがメインで考案、公式ホームページのビジュアルプロデュース、グッズのディレクション、CDのジャケットデザインはSHUNYAが行っている[10][12][13]。また、ほぼ全員がDTMソフトを使用しており、作詞した曲のガイドなどを作成している[10]。
公式グループカラーは、 ラピスラズリ[14]。マスコットキャラクターは、RβIT(ルビット)[15][16]。結成当初の公式YouTubeチャンネル名でありコピーライト文にも記載されているORBIT UNION(オルビットユニオン)は、グループをサポートする人たちの総称であり、ORβITを支えるプロジェクト名である[8]。
韓国では満18歳以上の男性に兵役の義務があり、25歳以上の未入隊者は海外への渡航が制限されている[17]。韓国人メンバーは過去に芸能活動をしていたことから、結成時全員が兵役未了かつ、YOUNGHOONとHEECHOはすでに渡航制限下にあった。結成当初は韓国在住のまま日本での活動がある時に来日し、メンバーが入隊している期間は「残りのメンバーで活動し、入隊しているメンバーが帰ってくる場所を作る」という7人の総意を表明していた[18][19]。
しかし、結成直後に発生した新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、日韓両国で入国が制限され、楽曲の制作や撮影、イベントなど、様々な活動を日韓で分かれて行うことを余儀なくされた。2020年に撮影されたデビューアルバム『00』のタイトル曲「UNIVERSE」のMV制作では、まず韓国でYOUNGHOON、HEECHO、YOONDONG、JUNEの4人で撮影が行われ、日本では撮影された映像を参考に韓国の監督からリアルタイムで指示を受けながらJUNE、TOMO、SHUNYA、YUGOの4人で撮影が行われた。当時メンバー内で唯一両国間を行き来できたJUNEのみ日韓両国で撮影を行い、双方の橋渡し役となった[9]。その後、結成から約9か月経った2020年11月下旬、韓国在住メンバーがビジネストラックを利用して短期間来日し、結成以来7人が初めて合流することができたが、感染の再拡大に伴い再び入国制限が厳しくなり、2021年に撮影された1stミニアルバム『Enchant』のタイトル曲のMVは、日本在住メンバーが出演する「Dionaea」と韓国在住メンバーが出演する「Blind」に完全に分かれて制作された[20][10]。また、2021年3月に撮影されたABCマート「CONVERSE ALL STAR LIGHT WR」ウェブCMも、『僕たちは同じ星のもとで、つながっている。』というキャッチコピーのもと、コロナ禍で日韓で離れ離れの状況に置かれたORβITメンバーをつなぐというコンセプトで、日韓に分かれて撮影された[21]。さらに、グループ初のファンミーティング「to EαRTH」も日韓に分かれて行われ、双方をオンラインでつなぎ、メンバー全員で歌唱した[22][23][24]。
2021年9月、当初日韓をオンラインでつないで開催する予定であったグループ初のオンラインライブ「With」を7人揃って行うことを発表[25]。その後、公式YouTubeおよびInstagramにて、日本在住メンバーが韓国に渡航し、約9か月振りに7人が集結したことを報告した[26][27]。11月23日には初めて7人全員が揃って制作したミニアルバム『Alter Ego』を発売し、同月27日、28日にはオンラインライブ「With」を開催した[13]。
2022年1月、YOUNGHOONとHEECHOが兵役義務遂行のため2月から活動を休止し、当面は5人体制で活動することが発表された[28]。
2022年6月、所属事務所主催のライブイベント「Dream Gate 01」では、7人の既存の楽曲を5人に再編したパフォーマンスが行われた。
同イベントの千秋楽にて、オフラインイベント「ORβIT EXPO 2022」を9月に東京、大阪で開催することを発表した[29]。9月9日・10日の東京会場は予定通り行われた[注 1]が、19日の大阪会場は台風接近により安全を考慮し、11月26日へ延期が発表された[注 2]。各メンバーによるFCコンテンツに関連するブースが設けられており、タイムテーブルによってメンバーが登場するという新しい形のファンミーティングとなった。
同年12月25日に、2023年に新たなコンセプトプロジェクト「Room Project」として、シングル3か月連続リリース&全国4都市5公演のZepp Tourの開催が公開された。『ROOM=「空間、ゆとり」。活動休止中のメンバー2人分の空間、ゆとりを5人のメンバーが埋める。そしてそれぞれの個性、それぞれの「部屋」で魅せていく。』というコンセプトが掲げられ、これまでソロ曲をリリースしていなかったSHUNYA、YUGOも初めてソロ曲をリリースした。前作までは社会情勢を考慮して実施されなったリリースイベントや合同ライブイベントにも精力的に参加し、YOUNGHOONとHEECHOの合流を待ちわびながら戻る場所を守り続けた。
シングル3か月連続リリースの2作目となる『Back it up』に収録されている、YD[注 3]&JUNEのユニットによるヒップホップ調の「MONEYBAG」は ORβIT LIVE「ROOM」TOUR 2023で初公開され、タイトル曲に並ぶ人気を集めた。このことから2023年4月29日、30日に行われた『韓国チメクフェス in 大阪[30]』のステージに出演した際にTOMO、SHUNYA、YUGOのパートが新たに追加された同曲が初披露され、話題を呼んだ。元々は2人のユニット曲としてCDに収録されていたため、5人で撮影されたミュージッククリップはそれと区別するために「MONEYBAG (5RβIT ver.)」と表記されYouTubeに公開された[注 4](日本語の「五」は韓国語で「오(オ)」と表現される)。ここから転じ、5人の活動期間のメンバーについて「5RβIT」と呼称される。この楽曲は後述のYOUNGHOONとHEECHOの合流後にも大きな役割を果たしている。
また、活動休止期間中のYOUNGHOONは「よんふん」、HEECHOは「キムヒ」のソロ名義で新曲をリリースし、活動が止まることはなかった。
2023年4月16日、YouTubeにてファンクラブ「EαRTH」3周年記念生配信を行い、11月に初のオフラインファンミーティング「to EαRTH Ⅱ」を7人の完全体で開催することが発表された[31]。
初のオフラインファンミーティング「to EαRTH Ⅱ」を大盛況に終え、7人完全体初のシングル「Bull's Eye」のリリースと、7人完全体初の単独ライブツアー「ORβIT LIVE THE BEST 2024」を翌年2024年2月14日から全国4都市で開催することが発表された[32]。
ライブツアー中にも各イベントに積極的に参加し、東京・大阪で開催された関西テレビ放送による音楽イベント『SMASH BEAT 3』に出演。4月3日の東京公演にて、前述の「MONEYBAG」に新たにYOUNGHOONとHEECHOのパートが追加された「MONEYBAG 7ver.」が初披露された。5人での活動期間中の楽曲を7人で披露したのはこれが初めてである。「MONEYBAG」の作詞は歌唱するメンバー本人が各々担当しており、セルフプロデュース力が高い為に生み出せた作品である。その後「MONEYBAG 7ver.」は4月20日に初のデジタルシングルとして配信リリースされた[33]。
その後もグループとしても、メンバー個人としても共に精力的に活動を続けている。
名前 | 本名 | 出身地 | 生年月日 | 身長 | 体重 | 血液型 | シンボル[100] | 備考 |
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YOUNGHOON ヨンフン 영훈[101] |
チョン・ヨンフン 정영훈 鄭永勳 Jeong Young-Hoon |
韓国京畿道南楊州市 | 1993年1月15日(31歳) | 180cm | 67kg | B型 | 土星 |
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HEECHO ヒチョ 히쵸[102] |
キム・ヒチョン 김희천 金熙天 Kim Hee-Cheon |
韓国ソウル特別市 | 1994年9月2日(30歳) | 186cm | 65kg | B型 | 天王星 |
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YOONDONG ユンドン 윤동[103] |
キム・ユンドン 김윤동 金潤東 Kim Yoon-Dong |
韓国京畿道龍仁市 | 1995年2月19日(29歳) | 176cm | 61kg | A型 | 金星 |
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JUNE ジュン 준[104] |
上原潤 うえはら じゅん 우에하라 준 Uehara Jun |
日本東京都 | 1996年11月23日(28歳) | 177cm | 62kg | B型 | 火星 |
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TOMO トモ 토모[106] |
安藤誠明 あんどう ともあき Ando Tomoaki |
日本福岡県 | 1996年12月19日(27歳) | 173cm | 63kg | A型 | 海王星 |
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SHUNYA シュンヤ 슌야[109] |
大澤駿弥 おおさわ しゅんや Osawa Shunya |
日本東京都西多摩[110] | 1997年5月18日(27歳) | 177cm | 61kg | AB型 | 水星 |
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YUGO ユウゴ 유고[111] |
宮島優心 みやじま ゆうご Miyajima Yugo |
日本埼玉県 | 2000年12月13日(23歳) | 163cm | 49kg | B型 | 木星 |
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グループ名はSHUNYA、ファンネームはHEECHO、グループカラーはTOMOがそれぞれ考案した。
ファンネーム「EαRTH」は、世界を飛び回るようなグループを目指すため、グループ名を決める前にファンネームを地球(EαRTH)に決定した。
グループカラー「 ラピスラズリ」は、複雑な色にするため、宇宙が広がるようなグループのコンセプトに合う12月の誕生石に決定した[112]。
No. | 発売日 | タイトル | レーベル | 規格品番 | 形態 | 最高位[注 7] |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2020年11月11日 | 00 | Present Label | PLCD-0001 | 限定盤(CD+フォトブック)[注 8] | 3位[113] |
PLCD-0002 | 通常盤(CD) |
No. | 発売日 | タイトル | レーベル | 規格品番 | 形態 | 最高位[注 7] |
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1st | 2021年4月21日 | Enchant | Present Label | PLCD-0004 | CD | 2位[114] |
2nd | 2021年11月23日 | Alter Ego | PLCD-0005 | INSIDE盤(CD) | 5位[115] | |
PLCD-0006 | OUTSIDE盤(CD) | |||||
3rd | 2024年9月17日 | 蘭 -RUN- | PLCD-0042 | スペシャルBOX(CD+写真集)[注 9] | 8位[116] | |
PLCD-0043 | 初回限定盤A(CD+ブックレット -A ver.-) | |||||
PLCD-0044 | 初回限定盤B(CD+ブックレット -B ver.-) | |||||
PLCD-0045 | 通常盤(CD) |
No. | 発売日 | タイトル | レーベル | 規格品番 | 形態 | 最高位[注 7] |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2023年3月14日 | I can't breathe | Present Label | PLCD-0023 | ROOM No.1(CD) | 14位[117] |
PLCD-0024 | ROOM No.2(CD) | |||||
2nd | 2023年4月27日 | Back it up | PLCD-0029 | ROOM No.3(CD) | 10位[118] | |
PLCD-0030 | ROOM No.4(CD) | |||||
3rd | 2023年5月22日 | FUN | PLCD-0031 | ROOM No.5(CD) | 13位[119] | |
PLCD-0032 | ROOM No.6(CD) | |||||
4th | 2024年1月31日 | Bull's Eye | PLCD-0036 | 通常盤(CD) | 4位[120] | |
PLCD-0037 | 初回盤A(CD+ブックレット [A]) | |||||
PLCD-0038 | 初回盤B(CD+ブックレット [B]) | |||||
PLCD-0039 | FC限定盤(CD) | |||||
5th | 2024年12月11日 | Xmas-time | PLCD-0048 | Xmas BOX盤(オリジナルBOX+CD+クリスマスカード+ストロータグ+ステッカー)[注 10] | ||
PLCD-0049 | 通常盤(CD) |
配信日 | タイトル |
---|---|
2024年4月20日 | MONEYBAG 7ver. |
No. | 発売日 | タイトル | レーベル | 規格品番 | 形態 | 最高位[注 7] |
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1st | 2021年10月27日 | ONLINE FANMEETING「to EαRTH」 | Present Label | PLBD-0001 | FC限定盤(Blu-ray)[注 9] | 16位[121] |
PLBD-0002 | 通常盤(Blu-ray)[注 11][122] | |||||
2nd | 2022年2月28日 | FC限定 THE FIRST ONLINE LIVE「With」 | PLBD-0003 | Blu-ray+フォトブック[注 11] | - | |
3rd | 2022年5月18日 | THE FIRST ONLINE LIVE「With」 | PLBD-0004 | Blu-ray | 12位[123] | |
4th | 2023年7月26日 | 「ROOM」TOUR 2023 | PLBD-0007 | 初回限定版(Blu-ray2枚組) | ||
PLBD-0008 | 通常版(Blu-ray) |
公開日 | タイトル | トラック(タイプビート) |
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2020年5月28日 | Don’t let this flop | Aaron Beatz「Look」 |
2020年7月20日 | Am I wrong | Grabby「EX」 |
公開日 | タイトル | 規格品番 | 形態 |
---|---|---|---|
2023年7月26日 | ON THE MOON | - | デジタルシングル |
公開日 | タイトル | 規格品番 | 形態 |
---|---|---|---|
2022年3月14日 | かみひこうき | - | デジタルシングル |
2022年6月1日 | PLAYLIST | PLCD-0012 | ミニアルバム |
2022年8月23日 | homeboy feat. JUNE | - | デジタルシングル |
2023年1月15日 | a warm wind for us | - | デジタルシングル |
2023年6月28日 | pygmalion | PLCD-0033 | ミニアルバム |
2023年8月20日 | ライター | - | デジタルシングル |
公開日 | タイトル | 規格品番 | 形態 |
---|---|---|---|
2022年6月23日 | BAD BOY2 | - | デジタルシングル |
2022年7月23日 | My bleeding love | - | デジタルシングル |
2022年9月23日 | Say yeah feat. SHUNYA | - | デジタルシングル |
2022年10月23日 | As Always | - | デジタルシングル |
公開日 | タイトル | 規格品番 | 形態 |
---|---|---|---|
2023年12月13日 | 夜汽車は夢を見る | - | デジタルシングル |
発売日 | タイトル | 出版社 | 規格品番 | 形態 |
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2024年2月19日 | solitude | Dream Passport | PLPB-0001 | 写真集 |
年 | 楽曲 | タイアップ | 収録作品 |
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2021年 | Serenade | オンライン歌劇「スウィート・ホット・ロード~蝶々たちの夢~」エンディング曲[124] | 00 |
UNIVERSE | ABC-MART「CONVERSE ALL STAR LIGHT WR」ウェブCMテーマソング[125][126] | ||
2023年 | Back it up | 商店街「大阪コリアタウン」ジャック[127] | Back it up |
FUN | テレビ朝日「お願い!ランキングpresentsそだてれび」5月度エンディングテーマ[128] | FUN | |
2024年 | Bull's Eye | テレビ朝日「BREAK OUT」1~2月度オープニング・トラック[129][130][131] | Bull's Eye |
地上波TOKYO MX「Powered by TV~元気ジャパン~」2月度~ エンディングテーマ[132] | |||
On your lip | リップグロス「Visvilaa」CMテーマソング[133] | 蘭 -RUN- |
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