株式会社エヌ・ティ・ティエムイー(NTT-ME)は、日本電信電話(NTT)グループのネットワークサポート事業及び一般市場向けネットワークビジネス事業を展開する東日本電信電話(NTT東日本)が100パーセント出資している企業。
エムイー(ME)とは、Multimedia&Engineering の頭文字に由来する。
NTT東日本の通信網の設計・構築・維持などが大きな柱となっている。そのため各NTT東日本の営業所などに、同社も入っていることが多い。
- ネットワークサービス事業本部
- 事業運営部
- ネットワークデザイン部
- ネットワーク運営センタ
- エンジニアリングセンタ
- ビジネスサービスセンタ
- 東京事業所 (東京・山梨ネットワークサービスセンタ)
- 神奈川事業所(神奈川ネットワークサービスセンタ)
- 千葉事業所 (千葉・茨城ネットワークサービスセンタ)
- 関信越事業所(埼玉・栃木・群馬・長野・新潟ネットワークサービスセンタ)
- 東北事業所 (宮城・福島・岩手・青森・山形・秋田ネットワークサービスセンタ)
- 北海道事業所(北海道ネットワークサービスセンタ)
- 東京オリンピック・パラリンピック推進PT
- ネットワークビジネス事業本部
- 事業企画部
- サイバーセキュリティトセンタ
- エンジニアリングサポートビジネス部
- ISP推進部
- ITシステムビジネス部
- 経営企画部
- 総務人事部
- 財務部
- 1988年(昭和63年)
- 2月8日 - 株式会社エヌ・ティ・ティ テレコムエンジニアリング東京(NTT-TE東京)がNTTの100%出資により設立される。
- 3月14日 - 株式会社エヌ・ティ・ティ テレコムエンジニアリング関東(NTT-TE関東)がNTTの100%出資により設立される。
- 3月23日 - 株式会社エヌ・ティ・ティ テレコムエンジニアリング信越(NTT-TE信越)がNTTの100%出資により設立される。
- NTT-TE関東、NTT-TE東京及びNTT-TE信越は、1990年代後半にNTTが実施した情報通信機器販売、故障修理等のアウトソーシングの受託会社として規模を拡大する。
- 1995年(平成7年)12月 - NTT-TE東京が、総合ディジタル通信サービス(ISDN)のターミナルアダプタ「MN128」を発売開始する(実際の機器の開発・製造は株式会社ビー・ユー・ジー(現・ビー・ユー・ジーDMG森精機)が担当)。
- 1998年(平成10年)7月 - NTT-TE東京が、「XePhion」ネットワーク構築・ベアラサービスを開始する。
- 1999年(平成11年)
- 1月 - NTT-TE東京が、IP-VPNサービスを開始する。
- 4月1日 - NTT-TE関東を承継会社として、NTT-TE関東、NTT-TE東京及びNTT-TE信越が合併し、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)が発足する。この時、池田茂社長の配下の組織であったNTTマルチメディアビジネス開発部の一部が合流する。
- 7月1日 - NTTの再編成に伴い、NTT東日本の100%出資会社となる。
- 7月 - インターネットサービスプロバイダ「WAKWAK」サービスを開始する。
- 2000年(平成12年)12月 - 「XePhion」スーパーバックボーン2000を構築する。「WAKWAK」提供エリアを全国に拡大する。
- 2001年(平成13年)
- 4月 - 「LoveMECall」の全国サービスを開始する。
- 12月 - 「XePhion」広域イーサネットサービスを開始する。「WAKWAKコール・ゴー・ゴー」(現「XePhionコールPro」)サービスを開始する。
- 2003年(平成15年)3月 - 本社を千代田区神田神保町に移転する。
- 2004年(平成16年)1月 - バックボーン増強とQoS機能拡充を目的に、「XePhionIII」(WDM)を構築する。
- 2005年(平成17年)7月 - NTT東日本の都道県域会社の見直しに伴い、電話網・県間通信ネットワークを含めたIP網の構築・維持・運用・サービス品質管理等の受託業務を開始する。
- 2007年(平成19年)4月 - 「東日本テクニカルセンタ」設立。プライバシーマーク取得。
- 2008年(平成20年)5月 - 本社を現在地(豊島区東池袋3)に移転する。
- 2015年(平成27年)1月 - 「ネットワーク運営センタ」新設。
- 2017年(平成29年)7月 - ネットワークサービス事業本部を2部(事業運営部・事業企画部)3センタ(ネットワーク運営センタ・エンジニアリングセンタ・ビジネスサービスセンタ)6事業所(東京(東京都・山梨県)、神奈川(神奈川県)、千葉(千葉県・茨城県)、 関信越(埼玉県・栃木県・群馬県・長野県・新潟県)、東北(宮城県・福島県・岩手県・青森県・秋田県・山形県)、北海道(北海道))に編成変更。
- 2019年(令和元年)7月 - ネットワークサービス事業本部編成を変更。将来のネットワーク構成を策定するネットワークデザイン部を創設。
- ネットワークサービス
- 広域ネットワークサービス
- IP電話サービス
- インターネットプロバイダ(WAKWAK)
- ワンストップネットワーク監視・保守
- 診療所向け電子カルテサービス
- エンジニアリングサービス
- システム構築支援
- ネットワーク運用・保守サービス
- 全国工事調整サービス
- WAN高速化ソリューション
- アプリケーションサービス
- セキュリティソリューション
- 地図情報ソリューション
- 金融情報サービスソリューション
- コールセンタソリューション
- 環境ソリューション
- カスタマサービス
- ホームネットワークソリューション
- マンションソリューション
- サポートサービス
- 研修サービス
- NTTグループネットワークサポート事業
2005年11月9日にNTTが公表した「NTTグループ中期経営戦略の推進について」では、NTTグループ各社が提供しているインターネット接続等の上位レイヤサービスの事業主体を一体化することにより、事業の効率化を推進することとなっている。これに基づき、NTT東日本では傘下企業のうち、インターネット接続サービス等を手がけている株式会社ぷららネットワークスをNTTコミュニケーションズの子会社として移管した。