MY BEST THANKS
ウィキペディアから
ウィキペディアから
『MY BEST THANKS』(マイ・ベスト・サンクス)は、日本の歌手中森明菜のミニ・アルバム。このアルバムは1985年12月21日にワーナー・パイオニアよりリリースされた (LP: L-4101)。
『MY BEST THANKS』は、1982年発表の『Seventeen』、1984年発表の『SILENT LOVE』に続く中森にとって3枚目となるLP盤限定 (LP: L-4101)でリリースされたミニ・アルバムで、1985年12月21日に発売された[3][2]。本作の帯コピーには「明菜だからグラフィカル!!」と記載されており、LP盤のレーベル裏面がグラフィカル・ディスク仕様となっている[4]。加えて、8ページのオールカラー・ブックレットも封入された[4]。
収録曲は全3曲で、7枚目のスタジオ・アルバム『BITTER AND SWEET』収録曲の「予感」と、新曲の「ありふれた風景」と「Don't Tell Me This is Love」の2曲を収録した[5][4][6][3]。
本作2曲目として収録された「予感」は『BITTER AND SWEET』版の「予感」と収録時間が異なり(SEがエンディングと重なる為F.O.が早めになっている)、またミックスとマスタリングの違いで音質が異なっている。 [1][7]。また、同曲の後半部分と3曲目の「Don't Tell Me This is Love」の冒頭部分において、「SAND BEIGE -砂漠へ-」のB面曲「椿姫ジュリアーナ」の一部分をサンプリングとして使用している[1][8]。これに該当する部分はアナログ盤は長いリード・イン部分になっており、「Don't Tell Me This is Love」はアルバム中でも特別に扱われている。
数種あるサンプル盤でも、イントロのSEの編集点で時間表示が違う。このアルバムはLP限定でリリースされた後、1988年12月21日に初CD化され再発売されている (CD: 13L2-48)[9]。
本作は、オリコン週間LPチャートの1985年12月30日付で初登場し、最高順位1位を記録した[3][2]。以降、1986年1月20日付まで1位を記録し、1986年1月20日付の前週にあたる同年1月13日付が2週分の合算週により、通算で4週連続となる首位を獲得した[2]。同チャートには、計16週に渡ってランクインしている[2]。
発売日 | レーベル | 規格 | 品番 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1985年12月21日 | ワーナー・パイオニア | LP | L-4101 | グラフィカルディスク仕様 |
1988年12月21日 | CD | 13L2-48 | [9] | |
2023年2月22日 | ワーナーミュージック・ジャパン | CD | WPCL-13453/4 | オリジナル・カラオケ付
2023ラッカーマスターサウンド |
本作の1曲目として収録された「ありふれた風景」の作詞と作曲を手掛けた日本のシンガーソングライターの小坂明子が2013年3月にリリースしたセルフ・カバー・アルバム『懐想 linked to 40yrs.』にて、この曲をセルフカバーしている[10][9]。このアルバムは、小坂にとってデビュー40周年を記念する作品となった[10]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.