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ウィキペディアから
Kevin's English Room(ケビンズイングリッシュルーム)は、主に英語やアメリカの文化を題材とした動画を作成している3人組のグループ動画クリエイター。略称はKER[1]。主にYouTuber・TikTokerとして、2019年11月からSNSを中心に活動している。
「掛山ケビ志郎」として、音楽活動も行っている[2]。CARTA MARKETING PRODUCTION MeKURU Label所属。
大学時代からの友人であるケビン、かけ、やまの3人で結成。特にアメリカ育ちで英語のネイティブスピーカーでもあるケビンが、日本での教育で扱われる英語とネイティブスピーカーによる英語の違いや、日本とアメリカの文化風習の差異について教えるというスタンスの内容を公開している。動画はYouTubeやTikTok上で公開されている[3][4]。
3人は大学のアカペラサークルで出会い[5]、在学中にニコニコ動画での動画投稿や、かけとケビンでキッチンカーを借り、台湾かき氷の店を営業するなどの活動を行っていた[6]。卒業後も3人で何かをしたいと考えており、それぞれ別の業界に就職したものの3年目で退職し、鎌倉で自営業としてデザートを扱うカフェを経営をしながらコンテンツ配信を開始した[5][6]。その後、カフェの店舗は後輩に譲渡した[6]。
当初の媒体はTikTokであったが、これは当時のTikTokのユーザー数がコンテンツ数を上回っており、InstagramやYouTubeと異なり、コンテンツの飽和が起きていなかったためであった[5]。また、TikTokがコンテンツをユーザーに推奨するという、ユーザー目線では様々なコンテンツに受動的に触れられるツールであったことも理由の一つであった[6]。内容に関しては、既存の英語コンテンツは教育色が強くコメディ路線のものがなかったことから、英語を題材にエンターテインメントとして扱うことを決定した。日本人とアメリカ人の感覚の一致・不一致や日本の英語教育などをテーマに取り上げ、企業からの案件も受けながらも基本的にインフルエンサーとして活動している[5]。
2022年2月にモデルプレスが発表したTikTokクリエイター影響力トレンドランキングでは第6位[19]。
2023年11月26日に配信した動画において、北海道小樽市に設置されている道路案内標識の「小樽港」の英語表記が「Otaru Port」ではなく、「Otaru Poot」と誤植になっていることを取り上げて話題になった[20][21]。「Poot」は日本語に訳すと「おなら」や「うんち」、「間抜け」のことを指している[20][22]。小樽市役所によると、同年10月にも同様の指摘が市民から寄せられたのを受けて、同年12月7日未明に正しい表記に修正した[23][24][25]。
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