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KLACK(クラック)は、日本のヴィジュアル系バンド。2003年結成。2008年に活動休止。
結成時より主に関東圏を中心に活動を展開していたバンド[1]。2004年7月に発売された初のマキシ・シングル「INTIFADA 2004」はオリコンインディーズチャートで初登場第11位を獲得したこともあった(新星堂インディーズチャートでは1位)[1]。
雑誌等ではヴィジュアル系ロックバンド、ヴィジュアル系パンクバンドなどに分類されていたが、メンバー自身はかねてより「音楽をやっているつもりは無い」と主張していた。歌の題材としては社会を風刺しているものが多く、「INTIFADA 2004」ではアメリカのアフガニスタン侵攻をテーマとしたアニメーションが使用され、ジョージ・W・ブッシュアメリカ大統領(当時)とウサーマ・ビン=ラーディンと見られる人物の殴り合いによって構成されていた。(その中には小泉純一郎や金正日等と見られる人物も描かれた。)
2004年12月の「#KLACK事件」(下記参照)やその後の対応での反社会的な行為が激しい非難を浴びる。
2008年に活動休止。
2004年11月17日に発売された1st DVD『TERRORISM OF RED PISS』に収録された映像を巡り、議論を巻き起こした。内容はメンバーが1stシングル「INTIFADA2004」のPVを撮影のため、北朝鮮に渡航した際の映像になっていたが、この映像が東京スポーツ紙において「問題DVD」として取り上げられ、KLACKに対し批難が浴びせられた。
2004年12月26日、雑誌「FOOL'S MATE」、TBSが主催したライブイベント「Beauti-fool's Fest '04」に出演。その際に5000人あまりの観客を前にイラク日本人青年殺害事件でイラクの武装組織、アルカーイダに拉致された日本人男性が首を切られる一部始終の映像を流したというものである[3][4]。
事件後、主催者のTBS及び『FOOL'S MATE』は謝罪文を発表したものの[3][5]、KLACKのメンバーからのコメントは一切なかった。
公式サイトにメンバー関係者と思われる何者かが「行動には問題がなかった」「あれは盛り上げるためだ」「抗議をする人は偽善者」などと書き込んだ為、批判を激化させた。インターネット上でも激しく批判されたうえ、公式サイトにサーバー攻撃を行われるなどしサイトはダウン、その後は数ヶ月間に渡り復旧できない状況となった。
2007年3月、公式サイト内のBBSにおいて、「HN/焼鳥」という人物によって「KLACKメンバー全員を目黒鹿鳴館でのGIG中に殺害する」との殺人予告が繰り返し書き込まれた事件。これを発見したBBSの閲覧者が通報し、GIG当日には会場及びその周辺に警察が出動する事態となった。
しかし、当のKLACK側が被害届けを提出しなかった為、逮捕者は出ていない。
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