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大韓民国が開発した戦車 ウィキペディアから
K2戦車(ケーツーせんしゃ、朝: K2 전차)は、大韓民国の第3.5世代主力戦車[3]。K1戦車の改良型であるK1A1の導入後、旧世代のM48A3K及びM48A5K退役による戦力の穴を埋める目的[6]で1995年から開発され、2014年に量産車が就役した。
ポーランド陸軍第20機械化旅団配備のK2戦車 | |
性能諸元 | |
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全長 | 10 m |
車体長 | 7.50 m |
全幅 | 3.60 m |
全高 | 2.50 m |
重量 | 55.0 t |
懸架方式 | 油気圧 |
速度 |
70 km/h(整地) 50 km/h(不整地) |
行動距離 | 450 km |
主砲 | ヒュンダイ WIA CN08 55口径120mm滑腔砲 |
副武装 |
|
装甲 | 複合装甲(砲塔前面 及び 車体前面) |
エンジン | |
乗員 | 3名 |
別称は「黒豹」(フクピョ、朝: 흑표)[7]、国際輸出市場においてはBlack Pantherと呼称されている。
2022年7月27日、ポーランド軍が1,000両調達する契約を締結し[注 1]、歴史上初めてヨーロッパで採用されたアジア製主力戦車となっている。
K2戦車は、目標自動検出・自動追尾可能なFCSに制御された自動装填装置付120㎜55口滑腔砲による正確な射撃能力[注 2]、複合装甲及びアクティブ防護システムによる高い防護力を有するとともに、敵味方識別装置、C4Iシステムと連動した車両間データ通信システム等を装備した標準的な第3.5世代戦車である[3][11]
特徴的な点としては、砲塔バスルに自動装填装置を装備したことで乗員が3名となっており、また油気圧サスペンションを有することで高俯仰角を得ることができ、これによるハルダウン射撃時に正面投影面積を極限できる台形状の砲塔正面の装甲形状を有することがあげられる。韓国向け量産車両には2022年7月現在装備されていないが、ハードキル式アクティブ防護システムがオプションとして用意されている。
本戦車は開発当初パワーパックの開発に難航したことが知られており、2023年5月現在、韓国向け量産車では韓国製エンジンとドイツ製トランスミッションの組み合わせで構成されている。
主要コンポーネントについては、主砲はヒュンダイWIA、複合装甲はSamyang Comtech、レーダーはLIGネクスワン、照準器はハンファタレス(現ハンファシステム)製となる[1]。パワーパックは第1次量産車が独MTU・RENK製ユーロパワーパック、第2次量産車以降がHD現代インフラコア(旧斗山インフラコア)製エンジン・独RENK製トランスミッションの混合パワーパックである。
価格は1両82億ウォン[12]
生産数は2023年6月時点で約234両(韓国軍向け206両[13]、ポーランド軍向け28両[14])、調達予定総数約1410両(韓国軍向け合計410両[15]、ポーランド軍向け合計1000両[8])
国防科学研究所(ADD)とヒュンダイWIAが共同で独自開発したCN08 120mm55口径滑腔砲 (CN08 120 mm gun) を搭載し、自動装填装置[注 3]を備える。副火器として12.7mm K6重機関銃、主砲同軸の7.62mm機関銃が装備されている。使用砲弾としてトップアタック攻撃可能な知能化弾、APFSDS弾、HEAT-MP弾などを使用可能である[1]。砲身と砲塔部にはレーザー式の「ボアサイト・ミラー」と「砲口照合装置」を備え、機動時等の砲身のズレを自動検出する[16]。
120㎜砲弾搭載数は40発であり、内16発を即応弾として自動装填装置に、24発を車体内に格納する[注 4]。射撃速度は自動装填装置により毎分10-15発となる。12.7㎜機関銃弾の搭載数は3,200発、7.62㎜機関銃弾は12,000発である[3][18]。
センサーとして砲塔部にハンファ・システム製昼夜兼用の非冷却式赤外線映像装置、レーザー測距儀を有する車長用パノラマ潜望鏡器 (KCPS)及び砲手潜望鏡 (KGPS) を搭載し、ハンター・キラー能力を有する[18][19][20]。また砲手と車長の両方に大型の多機能ディスプレイが装備されているため、砲手は一つのスクリーンで砲手潜望鏡からの映像を確認しつつ、もう一つのスクリーンで車長潜望鏡からの映像を確認し、全周を監視する事が可能となっていいる。同様に車長が車長潜望鏡と砲手潜望鏡の映像を同時に確認する事が可能であるため、車長と砲手が同じ映像を確認し、それに応じた行動調整が可能となるため、状況認識と意思決定の高速化が可能となっている[17]。
加えてFCS・油気圧サスペンションと連動したEHFレーダー[21]を備えており、一例として戦車が停止して車体姿勢を下げた場合、トップアタック誘導砲弾KSTAM-IIを射撃を実施すると自動的に判断し、各種センサーと連動し目標物まで必要な角度を計算する。また、地上目標だけでなく、低高度を飛行するヘリコプター等の空中目標の検知も可能で目標補足距離は10kmに達する。FCSが目標の自動検出・自動追尾により乗員の戦闘をサポートする[22][3][23]ことにより、移動目標対処や行進射撃能力を有し[4]、機動しながら距離2700mの目標を正確に射撃する事が可能である[10]。
砲及び砲塔駆動装置はDoosan Corporation Mottrol製駆動システム (28-260VDC) であり[18]、油圧式ではなく電気式となっている[23]。 。後述の姿勢制御機能と連動する事により、仰角24度の間接照準射撃(射程5㎞)や対ヘリコプター射撃が可能である[12]。
K2戦車は車体及び砲塔正面要部に複合装甲を、車体、砲塔側面及び上面に爆発反応装甲を装備しており、オプションとしてアクティブ防護システムを、これに加えてNBC防護システムが搭載されている。複合装甲部は55口径120mm戦車砲弾に抗堪するよう設計されている[3]ものの、具体的な構造、防弾性能については機密に指定されている[28]。砲塔側面装甲は複合装甲を有さない装甲板となっている[17]
しかしながら、韓国軍内部資料によればK2戦車の装甲防護力については北朝鮮が使用する貫徹力RHA600㎜から800㎜相当のBulsae-4(火鳥4)対戦車ミサイルに対しては正面装甲は抗堪、側面装甲は貫徹の恐れがあり、貫徹力RHA1000㎜から1200㎜相当のBulsae-5(火鳥5)対戦車ミサイル(9K135「Kornet」 (Kornet) の北朝鮮製コピー)はK2戦車の正面・側面装甲ともに貫通可能であると報告されている[29][30][31][32]。
複合装甲は韓国Samyang Comtech社がK1A1戦車近代化事業で開発したSTEEL/AL/Ceramicで構成されるKSAP特殊装甲[33]であり、特にセラミック部はSiC系の素材が使用されている[34]。砲塔及び車体正面要部に装着しており、複合装甲の交換が容易なモジュール構造となっている[28]。2021には輸出仕様の装甲が別途開発されている[35]。
車体及び砲塔の装甲板にはポスコが開発したMIL-12560H規格の装甲板[36][37]が使用されている。
車体側面及び上面[6]、砲塔側面及び上面[4]に装備されたERAについてはロシアとの科学・軍事技術交流で入手したT-80Uに装備されていたコンタークト5を研究し、その成果を反映して開発されたもの[38][39]であり、K2戦車には合計で230枚が装着されている[24][12]。
K2はアクティブ防護システムとしてソフトキル式とハードキル式の2種類を備える[23][18]。ただし、システムの構造上、ソフトキルとハードキルの同時使用はできない[12]
ソフトキル式アクティブ防護システムとして、ヒュンダイロテムが開発した、防護用レーダー、レーザー警告装置、誘導擾乱制御装置、発射装置、複合煙幕弾などから構成される誘導擾乱型ソフトキルシステム「VIRSS」を備える[40][41][9]。戦車に接近する対戦車誘導ミサイルをレーダーで感知し、脅威方向へ自動的に煙幕弾を発射したり回避機動を実施する[42]。発射装置として砲塔上部に設置されるのはSNSダイナミクス製の8連装ランチャー「SLS(Soft-kill Launcher System)[43]」であり、全周旋回かつ+90度から-90度までの俯仰が可能である。SLSはSamyang Chemical製「K419スモークグレネード(可視、赤外線、ミリ波[44]を遮蔽する茶色の煙幕を展開)[45]」を発射可能である。レーザー警報装置は、敵の照準レーザーを検知し、自動的に目標方向に砲塔を旋回させる機能を有する[46]。
ハードキル式アクティブ防護システムについては、国防科学研究所とハンファタレス(現:ハンファシステム)が共同開発した「KAPS」 (KAPS) を開発しており、韓国軍向け第2次量産車までは装着されていない[47][48]ものの、ポーランド向け輸出仕様への追加搭載が予定されている[17]。KAPSは3次元探知・追尾レーダー×2基、熱源探知装置×2基、制御コンピュータ、発射装置および迎撃弾で構成され、150m先から飛翔する砲弾や対戦車ミサイルをレーダーと熱源探知装置を用いて0.2-0.3秒で自動検知し、榴弾(迎撃弾)を発射して車両の10-15m手前で迎撃する[49][50][41]。
試作車両XK2についてはユーロパワーパックを搭載。量産車両については、第1次量産車がドイツ製のユーロパワーパック[1]、第2、第3次量産車及び(第3次量産車の内10両をポーランド向けに転用する)ポーランド向け第1次契約分が韓国HD現代インフラコア製DV27Kエンジンと、ドイツRENK製HSWL 295トランスミッションを組み合わせた物となっている[3]。
加速性については、アイドリングスタートの場合[55]、ユーロパワーパック又は混合パワーパック装備は停止状態から時速32㎞までの加速時間は7.47秒[3]、DV27Kディーゼルエンジン及びSNTダイナミクス EST15Kトランスミッションの国産パワーパックを装備した場合の加速時間は約8.77秒[56][57]となる。ストールスタートの場合は、前者で5.3秒、後者6.18秒となる[55]。
国産のSNTダイナミクス EST15Kトランスミッションについては開発が難航したため、K2第3次量産車までには搭載されていない[注 7] 。
また、補助動力のTZEN製8.0kw級APU[5]や、操縦手用の非冷却式赤外線映像装置を装備している[20]。
各次量産 | 製造年 | エンジン | トランスミッション | 製造数 | 備 考 |
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第1次量産 | 2014-2015 | MTU製MT-883 4サイクルV型12気筒ディーゼルエンジン(排気量27,361cc) | Renk(レンク)社製 HSWL 295TM オートマチックトランスミッション(前進5段、後進5段) | 100 | ユーロパワーパックを搭載 |
第2次量産 | 2019-2020 | HD現代インフラコア社製DV27K4サイクルV型12気筒水冷式ターボチャージド・ディーゼルエンジン | Renk(レンク)社製 HSWL 295TM オートマチックトランスミッション(前進5段、後進5段) | 106 | 韓国製エンジンとドイツ製トランスミッションの混成[61]。 |
第3次量産 | 2022-2023 | HD現代インフラコア社製DV27K4サイクルV型12気筒水冷式ターボチャージド・ディーゼルエンジン | Renk(レンク)社製 HSWL 295TM オートマチックトランスミッション(前進5段、後進5段) | 54 | この内2022年製造分の内10両をポーランド向け納品分に転用[62]韓国製エンジンとドイツ製トランスミッションの混成[63] |
K2GF[2](ポーランド第一次契約) | 2022-2025 | HD現代インフラコア社製DV27K4サイクルV型12気筒水冷式ターボチャージド・ディーゼルエンジン | Renk(レンク)社製 HSWL 295TM オートマチックトランスミッション(前進5段、後進5段) | 180 | 内最初の10両は韓国軍向け第3次量産車を転用したものであり、韓国製エンジンとドイツ製トランスミッションの混成となる[62]。また2023-2025年にかけて追加で197基のRenk製トランスミッションが供給され、更にオプション契約として800基が保持される[64][65][66]。 |
第4次量産 | 2024-2028 | HD現代インフラコア社製DV27K4サイクルV型12気筒水冷式ターボチャージド・ディーゼルエンジン | Renk(レンク)社製 HSWL 295TM (前進5段、後進5段)又はSNTダイナミクス EST15K(前進6段、後進3段)オートマチックトランスミッション(検討中) | 150 | トランスミッションは公式試験評価の結果によって決定[15][67] |
K2は潜水渡渉キットを常時積載しており[68]、20分の準備時間でシュノーケル等の潜水渡渉具を装着し深度4.1mの河川を潜水渡河することが可能である。また浮上すると速やかに戦闘態勢に移行できるほか、1m以上の垂直障害の通過や[12]、左右傾斜31度の斜面の走行、60%の急斜面の登坂及び下り坂を降りる事が可能となっている[4]
S&T大宇社ハイドロニューマチック・サスペンションを採用している。車体を前後左右に傾斜させる姿勢制御機能と半自動地形判断機能[注 8]を有している。この姿勢制御機能により、姿勢を下げることによる被弾面積の減少や山岳地形での安定性確保による射撃精度の向上、姿勢を上げることによる地上障害物の通過性向上を確保できる[23]。姿勢制御により最低地上高を0.55-0.15mの間で調整が可能であり、また主砲の俯仰角だけに頼ることなく、車体の前後を傾ける事で仰角+24度から俯角-10度まで射角の確保が可能である[12][27][4]。
現代ジェイコム製の内蔵型訓練シミュレータが韓国軍向けK2全車両に搭載されており、エンジンを停止した状態で実際の戦車に搭乗し実車の操作器材を使用しながら、実車環境でシミュレーションによる戦車操縦、射撃訓練が可能である。2022年8月上旬現在、ポーランド輸出に併せて英語化、ポーランド化の改修を予定している[69]。
ルクレール | チャレンジャー2 | メルカバ Mk 4 | 99A式 | |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
開発形態 | 新規 | 改修 | ||
全長 | 9.87 m | 11.55 m | 9.04 m | 11 m(推定) |
全幅 | 3.71 m | 3.53 m | 3.72 m | 3.70 m(推定) |
全高 | 2.92 m | 3.04 m | 2.66 m | 2.35 m(推定) |
重量 | 約56.5 t | 約62.5 t | 約65 t | 約55 t(推定) |
主砲 | 52口径120mm滑腔砲 | 55口径120mmライフル砲 | 44口径120mm滑腔砲 | 50口径125mm滑腔砲 |
副武装 | 12.7mm重機関銃×1 7.62mm機関銃×1 |
7.62mm機関銃×1 7.62mm機関銃×1 |
12.7mm重機関銃×1 7.62mm機銃×2 60mm迫撃砲×1 |
12.7mm重機関銃×1 7.62mm機関銃×1 |
装甲 | 複合 | 複合+爆発反応+増加 | 複合+増加 (外装式モジュール) |
複合+爆発反応 (外装式モジュール) |
エンジン | V型8気筒ディーゼル + ガスタービン |
水冷4サイクル V型12気筒ディーゼル |
液冷4サイクルV型12気筒 ターボチャージド・ディーゼル |
水冷4サイクル V型12気筒ディーゼル |
最大出力 | 1,500 hp/2,500 rpm | 1,200 hp/2,300 rpm | 1,500 hp | 1,500 hp/2,450 rpm |
最高速度 | 72 km/h | 59 km/h | 64 km/h | 80 km/h |
乗員数 | 3名 | 4名 | 3名 | |
装填方式 | 自動 | 手動 | 自動 | |
C4I | SIT | BGBMS | BMS | 搭載(名称不明) |
10式 | K2 | T-14 | M1A2 SEPV2 | レオパルト2A7 | |
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画像 | |||||
開発形態 | 新規 | 改修 | |||
全長 | 9.42 m | 10.8 m | 10.8 m | 9.83 m | 10.93 m |
全幅 | 3.24 m | 3.60 m | 3.50 m | 3.66 m | 3.74 m |
全高 | 2.30 m | 2.40 m | 3.30 m | 2.37 m | 3.03 m |
重量 | 約44 t | 約55 t | 約55 t | 約63.28 t | 約67 t |
主砲 | 44口径120mm滑腔砲 | 55口径120mm滑腔砲 | 56口径125mm滑腔砲 | 44口径120mm滑腔砲 | 55口径120mm滑腔砲 |
副武装 | 12.7mm重機関銃×1 7.62mm機関銃×1 |
12.7mm重機関銃×1 7.62mm機銃×1 |
12.7mm重機関銃×1 7.62mm機関銃×1 |
12.7mm重機関銃×1 7.62mm機関銃×1 RWS×1 |
7.62mm機関銃×2 |
装甲 | 複合+増加 (外装式モジュール) |
複合+爆発反応 (モジュール式) |
複合+爆発反応+ケージ (外装式モジュール) |
複合+増加 | |
エンジン | 水冷4サイクル V型8気筒ディーゼル |
液冷4サイクルV型12気筒 ターボチャージド・ディーゼル |
空冷ディーゼル | ガスタービン | 液冷4サイクルV型12気筒 ターボチャージド・ディーゼル |
最大出力 | 1,200 ps/2,300 rpm | 1,500 hp/2,700 rpm | 1,500 hp/2,000 rpm | 1,500 hp/3,000 rpm | 1,500 ps/2,600 rpm |
最高速度 | 70 km/h | 70 km/h | 80–90 km/h | 67.6 km/h | 68 km/h |
乗員数 | 3名 | 4名 | |||
装填方式 | 自動 | 手動 | |||
C4I | ReCS・10NW | B2CS | YeSU TZ | FBCB2 | IFIS |
ノルウェー:レオパルト2A7を採用
K2戦車は海外への売り込みも積極的に行われており、オマーンにもその国土に適したモデルを提案している。2021年にはエジプトでK2の採用と現地生産が検討されている[164]。
トルコ陸軍は、次期戦車を外国の既存戦車をベースにして国内開発することを決定し、パートナーとなる企業を選考、最終選考の結果ロテム社がドイツのクラウス=マッファイ・ヴェクマン社を破り[165]、パートナー企業に選出され、契約を締結した[166][167]、新戦車はアルタイと名付けられた。
ヒュンダイロテムは戦車の設計、製作、試験評価支援に関する技術支援、主砲はヒュンダイWIA[165][168]、複合装甲はSamyang Comtech社及びPoongsan Corporation社[33][35][169]からの技術移転に基づきトルコが開発する。また、最終的にはトルコ国産パワーパックの搭載を追求する[170][171]ものの、当面の初期量産型T1ロットについては油気圧サスペンション及びパワーパック(エンジン及びトランスミッション[注 27])は韓国からの完成品輸入となる[58][59][60][172]。量産開始は2025年からとなる[173]。
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