東京建物 Brillia HALL
東京都豊島区にある多目的ホール ウィキペディアから
東京建物 Brillia HALL(とうきょうたてもの ブリリアホール)は、東京都豊島区に所在する多目的ホールである。条例上の正式名称は豊島区立芸術文化劇場(としまくりつげいじゅつぶんかげきじょう)だが、開館当初より施設命名権契約により「東京建物 Brillia HALL」の名称を用いている。
東京建物 Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場) | |
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情報 | |
完成 | 2019年5月 |
開館 | 2019年11月1日 |
開館公演 | ロックオペラ モーツァルト |
収容人員 | 1248人 |
客席数 | 1248 |
用途 | 演劇、講演会、集会、その他 |
運営 | 公益財団法人としま未来文化財団 |
所在地 | 東京都豊島区東池袋1-19-1 |
位置 | 北緯35度43分54.4秒 東経139度42分56.2秒 |
アクセス | JR・西武・東武・地下鉄池袋駅下車 |
外部リンク | 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) |
東京建物 Brillia HALL | |
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入口部分 | |
情報 | |
用途 | 劇場、集会所、店舗、駐車場[1] |
設計者 | KAJIMA DESIGN[1] |
構造設計者 | KAJIMA DESIGN[1] |
施工 | 鹿島建設東京建築支店[1] |
建築主 | 東京建物、サンケイビル[1] |
管理運営 | 公益財団法人としま未来文化財団 |
構造形式 | 鉄骨造[1] |
敷地面積 | 2,983.59 m² [1] |
建築面積 | 2,014.07 m² [1] |
延床面積 | 10,639.07 m² [1] |
状態 | 完成 |
階数 | 地下1階、地上8階[1] |
高さ | 41.118mm[1] |
エレベーター数 | 5基[1] |
駐車台数 | 53台[1] |
着工 | 2017年1月[1] |
竣工 | 2020年5月[1] |
開館開所 | 2019年11月1日 |
所在地 | 東京都豊島区東池袋1-19-1 |
概要
旧豊島区役所や旧豊島公会堂跡地を中心に再開発されたHareza池袋のホール棟である。館内には「Brillia HALL」のほか、ポニーキャニオン運営のライブハウス「harevutai」[2][3]、ドワンゴ運営のサテライトスタジオ「ハレスタ」が入る[4]。
低層部には中池袋公園に面したパークプラザを設け、「Ikebukuro Red」に彩られた大階段はパブリックイベントとの場になる[5]。2階レベルでは岡崎乾二郎のデザインによるタイルとガラスの作品「ミルチス・マヂョル」がHareza Tower、としま区民センターの3棟間を繋いでいる[5]。
- 東京建物 Brillia HALL
- 舞台と客席との距離が近く臨場感の高い、演劇を主体としたホールである[5]。3層のホワイエが客席を取り囲むように配置され、外装のリズムを生み出す木立のような陰影が、日常と非日常を繋ぐ役割を果たしている[5]。
- 公益財団法人としま未来文化財団が運営し、収容人数は1,300人と旧公会堂より多く設定され、こけら落とし公演の一つは、宝塚歌劇団星組による『ロックオペラ モーツァルト』だった[6]。
- オープン直後の座席配列は格子状となっていたが、前の人の頭で舞台が見えないといったクレームが寄せられるようになった。このため豊島区は2022年7月5日に、座席の改修計画を発表。1階席の座席配列を千鳥状に変更するとともに、2・3階席の座席数を減らす措置を講じることとなった[7]。
- harevutai
- フジサンケイグループ傘下のポニーキャニオンが運営する未来型ライブ劇場[8]。ライブ劇場設備のほか、CGライブ等が実施可能な透過スクリーン、配信サイト向けライブ配信設備も常設している[3]。
- ハレスタ
- KADOKAWA傘下のドワンゴが運営するマルチプラットフォーム対応のオープン型スタジオ[8]。2019年7月末で閉館した同社運営の『ニコニコ本社』と『ニコファーレ』の後継施設でもあり、上記2施設での生配信などの役割を引き継ぐ形で、バーチャルキャラクターによるライブパフォーマンスや、アニメ・ゲーム関連のステージイベントを配信する[4]。
- 2023年4月30日をもって閉館し、本スタジオで開催してきたドワンゴ関連の催事は、配信場所等一部変更の上で継続する予定である[9]。
命名権
開館時からのネーミングライツ導入を念頭に選定が行われ、東京建物が10年契約で締結。期間は2019年5月から2029年4月末まで[10]。
脚注
参考文献
外部リンク
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