HELLO, VIFAM
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「HELLO, VIFAM」(ハロー・バイファム)は、日本のロックバンドであるTAOの3枚目のシングル。
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背景
表題曲の「HELLO, VIFAM」は、テレビアニメ『銀河漂流バイファム』のオープニングテーマ、カップリング曲の「NEVER GIVE UP」は、エンディングテーマとして使用された[1]。
制作
HELLO, VIFAM
『銀河漂流バイファム』の主題歌はTAOが書き下ろした本曲で担当することが決まったが、日本語での吹き込み直しをワーナー・パイオニア側は覚悟していたという。ところが、制作会社である日本サンライズからの「英語でOK」の知らせを受け、驚いたという。この決定に敬意を表し、エンディング曲『NEVER GIVE UP』はTAO側から進んで日本語の詞で制作した[2]。
冒頭および間奏でのバイファムの発進と帰艦の再現ドラマは、TAOメンバーのうちDavid Mannがパイロットとコンピュータ音声、関根安里が管制官、ジャネット辻野がマザーアームコンピュータの音声をそれぞれ演じ[3]、レコーディングの際に実際にトランシーバーを用いてエフェクトをかけており、TAOメンバーのスタジオでの思いつきで加えられたもの[2]。なお、TAOのアルバム『FAR EAST』にはドラマトラックを除外した、歌のみのバージョンが収録されており、当時の歌番組に出演した際もこのバージョンが放送された。
リリース
1983年10月26日に、ワーナー・パイオニアのWARNER RECORDSレーベルから7インチレコードのみで、アルバム『FAR EAST』と同時発売された。
1997年12月25日に、ワーナーミュージック・ジャパンのWEA Japanレーベルから8cmCDで再発売され[5]、リマスタリングが施されているうえ、表題曲とカップリング曲のオリジナル・カラオケを収録している。
収録曲
全作曲: David Mann、全編曲: TAO。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
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1. | 「HELLO, VIFAM」 | ジャネット・辻野 | |
2. | 「NEVER GIVE UP」 |
| |
3. | 「HELLO, VIFAM」(オリジナル・カラオケ) | ||
4. | 「NEVER GIVE UP」(オリジナル・カラオケ) | ||
合計時間: |
メディアでの使用
カバー
- KATSUMI - 『オメガの扉 〜HELLO, VIFAM〜』(1998年、テレビアニメ『銀河漂流バイファム13』主題歌)
- ラスマス・フェイバー - 『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード〜 Vol.2』(2010年)[6]
脚注
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