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CRぱちんこ必殺仕事人III(シーアールぱちんこひっさつしごとにんスリー)は、2007年4月に京楽産業.が発売したデジパチタイプのパチンコ。本項では『CRぱちんこ必殺仕事人III 桜バージョン』についても述べる。
『CRAぱちんこ必殺仕事人III 祭バージョン』と、『CRAびっくりぱちんこ必殺仕事人III 竜バージョン15』の2機種については、CRAぱちんこ必殺仕事人III 祭バージョンを参照のこと。
京楽産業.の、テレビ時代劇『必殺仕事人』シリーズをモチーフとしたパチンコ機の第3弾。『CR必殺仕事人激闘編』の続編にあたる機種である。
演出の主軸は、『必殺仕事人』シリーズの設定である「表は一般人だが、裏稼業では依頼人よりお金を貰って殺しを行う」ストーリーを忠実に表現し、「必殺シリーズ」の世界観をパチンコ機流に展開している。また、キャラクターや映像素材、楽曲・BGM、演出、大当たり中の豆知識等は、『仕事人』シリーズに留まらず、『仕掛人』『仕置人』『商売人』や劇場版をはじめ、広く「必殺シリーズ」全般に求めて使用している。
京楽のテレビCMでお馴染みのキャッチコピーは、「仕事が済んだら 仕事だぜ」(他に期間限定で「お盆も仕事だぜ」「年末年始も仕事だぜ」「正月も仕事だぜ」)。毎週火曜日は「CRぱちんこ必殺仕事人IIIの日」が登場する。
中村主水役の藤田まことがゲスト出演した「SmaSTATION!!」(2008年2月放送/必殺シリーズ特集)では、本機について「2007年人気パチンコランキング第1位」と紹介されている。
また、この機種から京楽の台枠が新型の『STADIUM』にリニューアルされ、玉射出ストッパーが従来のパチンコ台と同じハンドル部(親指で押せる位置)に戻された。前作で搭載されていた、ハンドル部のバイブレータ機能は現在搭載が禁止となっているため、代わりに「P-フラッシュ」と呼ばれるパトライトに似た発光ランプがハンドル部に搭載された。詳細は下記参照。
2011年12月には、本機の続編にあたる『CRぱちんこ必殺仕事人IV』がリリースされた。
2008年5月、稼働1周年記念のプロモーションとして「必殺祭り」が展開され、特別記念モデル『CRぱちんこ必殺仕事人III 桜バージョン』(型式名:CRぱちんこ必殺仕事人III SV7)がリリースされた。8個保留化・ヘソ入賞からの2R確変割合の増加といったスペック面の変更のほか、演出面では「主水釣りモード」「勇次桟橋モード」が新設され、『CRぱちんこ冬のソナタ2』にもあった「連続すべり予告」が加わった。また、プレミアムの極悪人リーチとして『モンスター軍団』が加わった。その他、大当たりラウンド中にパチンコ機オリジナルキャラクター達の解説画面が加えられている。
なお、京楽産業.が1つの機種で2種類以上のスペックの台を販売したのは、『CRぱちんこチェッカーズ』以来約2年振りのことである。
2009年11月、同機種から派生した甘デジタイプのモデル『CRAぱちんこ必殺仕事人III 祭バージョン』(型式名:CRAぱちんこ必殺仕事人III祭バージョンL7)がリリースされた。また、2010年4月、同機種から派生した甘デジタイプのモデル『CRAびっくりぱちんこ必殺仕事人III 竜バージョン15』(型式名:CRAぱちんこ必殺仕事人IIIスーパー祭15ラウンド搭載バージョンL3)がリリースされた。 以上2機種については、CRAぱちんこ必殺仕事人III 祭バージョンを参照のこと。
2007年6月13日にはNTTドコモ・au・softbank向けの携帯サイト「京楽サプライズ」で「CRぱちんこ必殺仕事人III」実機シミュレーションのアプリの配信を開始した。実機との相違点は下記の通り。
2008年11月には「京楽サプライズ」で「CRぱちんこ必殺仕事人III 桜バージョン」実機シミュレーションのアプリの配信を開始した。基礎のアプリに演出アプリをダウンロードして組み合わせることで実機に近い演出が加わり、中村家の背景・長屋の背景・縁日の背景、釣りリーチ、骨接ぎリーチ、簪リーチ、秀リーチ、秀SPリーチ、勇次リーチ、勇次SPリーチ、悪人リーチ、必殺悪人リーチ、元締指令、刺客モード、風呂敷予告など先代のアプリに無かった機能が加わった。また更には越前屋伝兵衛等のキャラクターも登場した。実機との相違点は現在下記の通り。
以下に、盤面に配置されている役物について説明する。
通常時及び時短中に発生するステップアップ予告。滞在中のステージによって演出が若干変化するが、期待度はどれも同じである。
捕物ストーリー予告がステップ2以下の場合に発展する場合がある予告。右図柄停止後、泥棒が登場して図柄を盗む。捕物ストーリー予告と同様、泥棒の色によって期待度が変化する。
青泥棒ではガセが多いが、赤だとスーパーリーチ確定、ゼブラだと実写系SPリーチ確定、豹柄だと確変大当たりが確定する。秀が登場して泥棒を蹴散らす「秀すべり予告」や、勇次が登場して右図柄を吊り上げる「勇次すべり予告」も存在し、これらのパターンが発生した場合は実写系SPリーチへの発展が確定する。そのため、表稼業系のリーチに発展すると大当たり確定となる。また、どのパターンでもチャンス目がとまって仕事人出陣リーチになる場合がある。
通常版のぱちんこ必殺仕事人IIIのみ発生する「真剣フラッシュ」でのすべりが発生する場合は通常よりも早く図柄が停止を始め、停止後は保留ランプを消費せず、再度変動後演出でリーチが発生。擬似2連以上との複合で大当たり確定となる。
桜バージョン以降に搭載された疑似連続予告で、上記のすべり予告とは異なる。疑似連は最大4連までで、一回目もしくは二回目に限りガセの可能性がある。
右図柄が止まると見せかけ滑って停止し、中央に中村主水図柄が停止すれば継続確定となり、主水の「いくぜ!」のかけ声と共に次の変動が始まる。
疑似1→ガセ滑りあり 右図柄が滑って、主水図柄が真ん中に止まり「いくぜ!」真剣F有りなら青い炎が出る。無しなら出ない。 ※右図柄が滑りそのままリーチすると少し熱い。
疑似2→ガセ滑りあり 右図柄が滑って、主水図柄が真ん中に止まり 「いくぜ!」真剣F有り無し関わらず黄色い炎が出る。 ※普段はリーチがかかることが無いが、スーパー発展なら熱い(当確でない)
疑似3→スーパーリーチ以上確定 疑似1、疑似2で真剣F無しでも疑似3以降は真剣F発動する。 ここで表稼業系スーパーに発展しても当確でない。右図柄が滑り、真ん中に主水図柄が止まると赤い炎が出る。 ※捕物SUでおとつが出現すると捕獲確定(突然確変)また、おとつ追っかけチャンスも捕獲濃厚
疑似4→実写系SPリーチ確定 信頼度が上がるが、過度の期待は禁物。右図柄が滑り、主水図柄が止まると虹色の炎が出る。
疑似5→確変大当り確定
※ガセ滑りを否定し、最終的にリーチが確定する演出 ・真剣F ・捕物SU3 ・風呂敷予告「串団子」 ・勇次障子予告「継続」【桜Ver】 ・勇次障子予告「いくぜ!」【祭Ver以降】 ・豪剣振動予告【桜Ver以降】 ・ミニキャラ ネズミ「チューチューチュー」 ・ミニキャラ 大きい蝶
デジタル変動直後に勇次が登場し、ボタンを押すように指示される。ボタンを押すと糸で障子を引くアクションを起こす。障子役物が作動すると、そこに様々な文言が書かれているという演出。捕物ストーリー予告や風呂敷予告とは複合しないが、祭バージョン以降は、捕物ストーリーに変化することがある(この場合連続予告は終了する)。
画面左側から仕事人が登場し、右図柄を攻撃してリーチを発生させる予告。基本的に現れた仕事人のリーチに発展するが他のリーチに発展しても大当たり確定ではない。チャンスアップで炎を纏っているとその仕事人に実写系SPリーチへの発展が確定となる。この場合、別の発展先だと確変大当たり確定となる。
中村家モード中は専用の予告演出が発生する。チャンスボタンを押すことによって主水があくび、くしゃみ、箒で居合い、泥棒に気付くの計4パターンのアクションをする。あくびで仕事人出陣チャンスに発展することあり、居合いは擬似連続予告に可能性がある。居合いについては真剣フラッシュを伴わない場合があるので保留に注意する必要がある。突入時に蝶が舞っていれば突入回転でのリーチになるので大当たり確定となる。時短中専用の霧が立っている朝背景もあり、その場合は突入した時点で確変大当たり確定となる。
左右の障子役モノが半分ほど閉じる演出が発生し、チャンスボタンで左右どちらかを指定して泥棒がいれば主水が現れて捕縛を試みる。選択したほうに泥棒でなく小キャラがいれば基本的にガセとなる。町娘が登場した場合は真剣フラッシュを伴わずに擬似連続予告が発生する場合がある。仕事人出陣チャンスには暗転予告のみ発展する。モード突入時に捕獲する場合もあり、元締指令モード突入時に片方のみ影がある場合は激アツ。 元締め指令モード突入時の指令の泥棒が青以外の泥棒の場合や泥棒が居ない場合、色を指定した指令が出た場合や、モード中に突然障子が締まり「追加指令」が発生すれば大当たり確定となる。 また、捕獲した泥棒の色で確変期待度が変化する(青<赤<ゼブラ)。追加指令や指令の泥棒が色つきならばプレミアムだが、確変大当たり確定ではないので注意。
効果音と共にハンドルがフラッシュして回転。発生すれば確変大当たりが確定する。発生タイミングは
のいずれかとなる。 プレミア演出との複合発生は、通常版では無いが、桜Ver.では複合発生することもある。
リーチが掛かると障子が閉じる演出が発生する。
ノーマルリーチショートハズレ後、背景の障子に文字が表示されるとこれらのリーチへ発展する。仕事人たちの昼間の仕事、つまり「表稼業」が舞台のリーチである。通常時、夜背景予告から表稼業リーチに発展すると、大当たり確定となる(「裏稼業の時間に表の仕事を行っている」という矛盾=法則崩れが発生するため)。
これより以降は仕事人たちの夜の顔、つまり「裏稼業」が舞台のリーチ演出である。
仕事人の実写映像が流れるリーチで、大当たりに最も関わりやすいリーチである。攻撃を決めるときに「必殺」のカットイン(悪人必殺リーチでは通常演出扱い)が入ると確変大当たりが確定する。
仕事人の実写ムービーが終始流れるリーチで、通常時及び時短中は「仕事人出陣チャンス」から発展し、確変中は「一撃必殺チャンス」から発展する。仕事人が裏稼業を行い、「殺し」の寸前にムービーがストップし、チャンスボタンを押すように指示される。「殺し」に成功すると真剣+豪剣フラッシュが発動し、続きのムービーが表示されて図柄が揃う。失敗した場合は仕事道具が虚しく落下する映像が表示され、図柄が停止してハズレとなる。ただし、ハズレ後に復活演出が発生する場合もある。ボタンを押さなかった場合は必ず失敗し、内部的に大当たりであった場合は復活演出が発生する。
基本は上記1.となる。2.ならチャンスパターンで、3.ならハイチャンスとなり、「組紐屋の竜」で止まった場合は確変大当たり確定となる。また、各パターンには、最も信頼度が高い【上】の仕事人で押しても、隣の最も信頼度が低い【右】の仕事人へすべって止まる「すべりパターン」が存在する。「すべりパターン」の場合は当たり信頼度が大幅に減少する。
仕事人SPリーチと同様、
の5種類が存在する。主水ストーリーは期待度が高く、確変時に発生した場合は確変大当たり確定となる。竜ストーリは確変大当たり確定となり、竜専用の大当たりラウンドが発生する。
発生した地点で確変大当たりが確定となる。
各スーパーリーチハズレ後、真剣+豪剣フラッシュが作動し、閃光X字斬りでハズレ図柄を切り裂き、実写主水が「三途の川の渡し賃だ、とっときな…」と言い放てば大当たり確定となる。擬似連続予告3回で復活の場合や確変中の場合も確変大当たり確定となる。それ以外であっても、この演出が発生した場合は確変期待度がかなり高くなる。
「裏ボタン」とは、画面上で、特にチャンスボタンを押すように指示が出ていない場面にて、しかも特定のタイミングで押すことで様々な演出が発生すること、またはそのコマンドを呼称している。本作は、近年の各社パチンコ機の中でも裏ボタンの数は群を抜いて多いと言われている[誰に?]。
藤田まことをはじめ各俳優陣が、実写映像やアニメキャラのセリフ吹き替えを行っている。
【極悪人キャラ(通常時・時短中)】
【極悪人キャラ(必殺裏稼業モード中)】
本機では、様々な場面で「必殺シリーズ」ドラマにて使用されたBGMを多数使い、局面や仕事人キャラのバックアップを行っている。
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