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『Bomb A Head!』(ボンバ・ヘッド!)は、m.c.A・Tの1枚目のシングル。1993年11月21日に、avex traxから発売された。
デビュー・シングル、自身最大のヒット曲、m.c.A・Tの代表曲。
Bombは英語では最後のbを発音しないので、Bomb A Head!を英語読みすると、ボム・ア・ヘッド/ボマ・ヘッドとなる。
もともとは、東映Vシネマのオールキャスト・ミュージシャンによるダンスアクション映画『ハートブレイカー ~弾丸より愛を込めて』(1992年)の音楽監督を富樫明生が担当することに端を発し、オープニングを含めテーマソングとして制作された[1]。
当時、ダンスフィルム・メイカーの第一人者として注目を受けていた小松壮一郎から、「本当に踊れる、新しい日本のダンスミュージックを」というオファーを受け、その際イメージとして、同じFUNKA HIPS ALL STARSで活動していた先輩・久保田利伸の曲を聴かされた事に、富樫が反骨奮起して生まれた(尚、同時期にm.c.A・Tは、バックバンド「DAI-NINKI」とともに密かに小さなライブハウスなどで活動を始めていた)。
完成した映画は大きなヒットに到らなかったが、ヤクザ映画主流の東映や邦画界においても異彩を放ち、「キネマ旬報オールタイムベストテン・オリジナルビデオ部門」(1995年)では第5位を獲得するなど、音楽ダンス映画というジャンルを築いた。
特にアンダーグランドであるアジアのストリートダンサーの間ではカルト映画化して長らくバイブルとなり、この曲と共に博多のダンスチームBE BOP CREWによる振付を含め、世代を超えて伝説的に語り継がれている。
映画公開後、ほどなく若きレコーディング・スタッフの進言によって、当時急成長中のエイベックス幹部に持ち込まれ、大きな注目を浴びる。しかしリリースが急に決定したことにより、ジャケットは本人の写真を撮る余裕がなかったため、イメージイラストになっていた(channel-a 2008年7月放送分より)。
作詞・作曲・編曲:富樫明生
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