ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行
スペインの銀行グループ ウィキペディアから
ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリアぎんこう、西: Banco Bilbao Vizcaya Argentaria S.A.)は、スペイン・バスク自治州・ビルバオに本社を持つ銀行グループ。通称はBBVA(ベベウヴェア)。スペインとラテンアメリカ諸国、北アメリカ、トルコ、ルーマニアにも拠点を持つ[2]。マドリード証券取引所、ニューヨーク証券取引所上場企業(BMAD: BBVA、NYSE: BBVA)。
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![]() ビルバオの本社 | |
種類 | Sociedad Anónima |
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市場情報 | BMAD: BBVA, NYSE: BBVA |
業種 | 金融機関 |
設立 | 1999年 |
本社 | スペイン バスク自治州ビスカヤ県ビルバオ |
主要人物 | Francisco González (Executive chairman), Ángel Cano Fernández (President and COO) |
製品 | 銀行など |
売上高 | €21.06 billion (2021)[1] |
営業利益 | €11.53 billion (2021)[1] |
利益 | €4.653 billion (2021)[1] |
総資産 | €662.68billion (2021)[1] |
純資産 | €48.760 billion (2021)[1] |
従業員数 | 110,432 (2021) |
ウェブサイト |
www |
沿革
1857年に前身であるビルバオ銀行が設立される。1901年にはビスカヤ銀行が設立。1988年に両行が合併してビルバオ・ビスカヤ銀行となる。アルヘンタリア銀行は1991年に誕生した公的銀行で、1993年に民営化、1998年には公的な金融機関(スペイン外国銀行、郵便貯蓄銀行、スペイン抵当銀行、地域信用銀行、農業信用銀行)を吸収合併した。1999年にビルバオ・ビスカヤ銀行とアルヘンタリア銀行が合併し、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行が誕生。スペインにおいてサンタンデール銀行に次ぐ2番目の規模を持つ銀行となった。
2007年、アメリカ・アラバマ州に拠点を持つCompass Bancsharesを買収し「BBVA コンパス」の名称でリブランド化、同社の買収によりBBVAは、アメリカ南部で多くの資産を保有する大手銀行グループとしての性格が加わった[3]。同業他社に先んじて先端技術を導入する観点から、マドリードに加えアラバマ州やテキサス州に研究所を設置した[4]。また近年スタートアップ企業の買収が続き、2014年2月、アメリカ合衆国・オレゴン州に拠点を持つ決済サービス企業Simpleを買収[5]、2016年3月、フィンランドのフィンテック開発企業であるHolviの買収に続き[6]、12月にはメキシコのフィンテック開発企業のOpenpayを買収した[7]。2020年11月、PNCフィナンシャル・サービシズ・グループへのアメリカ事業売却を発表した[8]。
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2008-09シーズンから2015-16シーズンまで、サッカーのラ・リーガの冠スポンサーとなっていた。また、NBAの公式スポンサーにもなっている[9]。
日本におけるBBVA
日本においてビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行は東京都千代田区内幸町に東京支店を置き[11] 、営業活動を行っている。2005年3月9日に監督庁たる金融庁より銀行免許の発行を受け[11]、同年5月全国銀行協会の理事会で準会員として加盟が認められ[12]、同年6月1日より融資業務の営業を行っている。
出典
関連項目
外部リンク
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