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Appleが開発したクレジットカード ウィキペディアから
Apple Card(アップルカード)は、Appleのクレジットカードサービス。ゴールドマン・サックスを発行元とする提携カードである。国際ブランドはマスターカード。iPhone・Mac・Apple WatchなどのApple製のデバイスに搭載されているApple Payで使用することを想定したサービスが付帯している。
Apple Card | |
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使用エリア | アメリカ合衆国 |
導入 | 2019年 |
規格 | |
運営会社 |
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ウェブサイト |
apple |
2019年8月6日にアメリカ合衆国で招待制で一部のiPhoneユーザーに先行して発行され、同年8月20日に同国で一般にサービス提供が開始された[1]。
2019年3月25日に開催されたApple Special Eventで新サービスとして発表された[2][3]。
延滞料・キャッシング手数料・為替手数料・バックチャージ・管理維持手数料などはないが、銀行手数料や交換手数料は請求される[4]。
Apple Payを使用して買い物を行うと、還元率2%のキャッシュバックサービス Daily Cashが適用される。なおApple(Apple StoreやApp Store)でApple製品・サービスを購入した場合は3%、UberやUberEatsを利用した際も3%になる。ただしApple Payではなく、チタン製のクレジットカードを使って支払った場合は1%になる[5]。キャッシュバックはApple Wallet内にあるApple Pay Cashに毎日入金される[6]。
クレジットカード番号の漏洩を防ぐため、決済時には独自の番号が使われ、番号は端末が持つセキュリティ機能専用チップのSecure Elementに保存される。支払いの度にFace IDやTouch IDで認証する1回だけの「動的セキュリティコード」が生成される[7]。Apple Cardのプライバシー機能によって、Appleは顧客が利用した店・買った物・払った金額を知られることはない[8]。
Appleはカード発行元(イシュア)としてゴールドマン・サックスと、国際ブランドとしてマスターカードと提携を結んだ[9]。
Apple Payの非接触型決済に対応していない場合は、チタン製のApple Cardを使用して支払いを行うことができる[10]。申し込み時にアプリ内にて物理カードの発行を指定することができる。このカードの表面には契約者の氏名と、Apple・マスターカード・ゴールドマンサックスのロゴしか書かれておらず、その他にはICクレジットカード用の接触型ICチップがあるだけである。またカード番号・セキュリティコード・使用期限・署名記載欄はないが、必要な場合はApple Walletアプリで参照することができるようになっている[10]。なお物理カードは非接触型決済には非対応であるため、非接触型決済を行う場合はApple Payを使用する必要がある。
物理カードのアクティベーションを行うには、カード申請したWalletアプリが入っているiPhoneをパッケージの下の部分に当て、画面に表示されたボタンをタップする[11]。そのプロセスに要する時間は約5秒。パッケージがそれぞのユーザーのWalletアプリと紐づいているため、他のユーザーのiPhoneを当てた場合は、アクティベーションができないようになっている。このため、カード所有者本人のiPhoneを利用しない限りカードを使うことができない。
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