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2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)
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2003年のパシフィックグランプリ は、ロードレース世界選手権の2003年シーズン第13戦として、10月3日から5日まで栃木県のツインリンクもてぎで開催された。パシフィックGPとしての開催はこの年が最後となり、翌シーズン以降もてぎでのGPは鈴鹿に代わり「日本GP」の名前でおこなわれることになった。
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概要
125ccクラス
125ccクラス決勝では、序盤からポイントリーダーのダニ・ペドロサがリードを築いていたが、終盤にフロントフォークにトラブルが発生し6位に沈んだ。代わってトップに立ったエクトル・バルベラがケーシー・ストーナー、アンドレア・ドヴィツィオーゾの追撃を僅差で抑えきり、シーズン2勝目を挙げた。地元勢のトップは、この週末に本シーズン限りでの現役引退を発表した東雅雄の13位だった。
ポイントランキングでは、ランキング2番手のステファノ・ペルジーニが今回4位に入り、ペドロサとの差を39ポイントに縮めた[1]。
250ccクラス
250ccクラスでは、トニ・エリアスが独走でポール・トゥ・フィニッシュ、シーズン4勝目を挙げた。春の鈴鹿では揃って表彰台に立ったワイルドカード勢の高橋裕紀、青山博一は、今回はそれぞれ4位・5位に終わった。
チャンピオン争いでは、ランキングトップのマヌエル・ポジャーリが今回3位、ランキング2番手のロベルト・ロルフォが2位となったため、両者の差は18ポイントに縮まった[1]。
MotoGPクラス
土曜日の予選セッション前、開幕戦日本GPで事故死した加藤大治郎を追悼するセレモニーが開かれ、大治郎のMotoGP殿堂入りが発表された。また翌日の開会式の前には、大治郎のゼッケン「74」が永久欠番となることも発表された[2]。
日曜日の決勝レースでは、序盤はマックス・ビアッジをバレンティーノ・ロッシが僅差で追う展開となっていたが、7周目にロッシがコースアウトを喫して9位に落ちたあとはビアッジが独走状態となり、シーズン2勝目を挙げた。ロッシは猛烈な追い上げを見せ、最後は2位でフィニッシュを果たした。玉田誠は2戦連続で3番手でチェッカーを受け、地元ファンの前で表彰台に立った。ところがその後、ファイナルラップにセテ・ジベルナウと接触していた玉田には「危険行為」として失格処分が下され、3位はルーキーのニッキー・ヘイデン(レプソル・ホンダ)、4位は玉田との接触でコースアウトを喫したジベルナウが繰り上がった。
ポイントランキングでは、トップのロッシと2番手のジベルナウとの差は58ポイントとなり、ロッシの連覇に王手がかかった[3]。
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MotoGPクラス決勝結果
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250ccクラス決勝結果
125ccクラス決勝結果
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脚注
参考文献
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