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1996年の西武ライオンズ(1996ねんのせいぶライオンズ)では、1996年の西武ライオンズの動向をまとめる。
この年の西武ライオンズは、東尾修監督の2年目のシーズンである。
東尾監督1年目は3位だったものの、前年優勝のオリックス戦で歯が立たず5勝21敗と大きく負け越し、1994年オフの石毛宏典・工藤公康のFA移籍、オレステス・デストラーデの途中帰国などの影響がモロに響いた。それを引きずったまま東尾体制は2年目を迎えたが、開幕ダッシュに失敗。前半戦終了の7月を1972年の西鉄時代以来、24年ぶりの最下位で折り返し1980年以来のBクラスが予想された。後半戦に入るとルーキーの髙木大成、大友進(後に女優の秋本祐希と結婚)などが出場機会を与えられて活躍。彼らの活躍に引っ張られるように佐々木誠、清原和博、垣内哲也、松井稼頭央らの既存戦力も奮闘。投手陣では、2年目の西口文也がエースとして大成。最終的に近鉄やロッテとのAクラス争いに勝ったが、オリックス・日本ハムに引き離されて62勝64敗4分と、16年ぶりの負け越しで終わった。また2年連続でリーグ優勝を逃したのも、所沢移転後としては1979年から1981年の3年連続以来15年ぶり2度目となった。シーズン終了後4番の清原が巨人へFA移籍し、若手中心のチーム編成へと転換を図ることになる。
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | オリックス | -- | 日本ハム | -- | 日本ハム | -- | 日本ハム | -- | オリックス | -- | オリックス | -- |
2位 | 日本ハム | 0.5 | オリックス | 0.5 | オリックス | 2.5 | オリックス | 4.0 | 日本ハム | 0.5 | 日本ハム | 7.0 |
3位 | 近鉄 | 1.0 | 近鉄 | 2.0 | 近鉄 | 7.0 | ロッテ | 7.5 | 近鉄 | 8.5 | 西武 | 13.0 |
4位 | ロッテ | 1.5 | ロッテ | 5.0 | ロッテ | 7.5 | 近鉄 | 9.0 | ロッテ | 10.0 | 近鉄 | 14.5 |
5位 | 西武 | 5.0 | 西武 | 5.5 | 西武 | 9.5 | ダイエー | 11.5 | ダイエー | 12.5 | ロッテ | 15.5 |
6位 | ダイエー | 7.0 | ダイエー | 11.0 | ダイエー | 12.5 | 西武 | 13.0 | 西武 | 13.5 | ダイエー | 22.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | オリックス・ブルーウェーブ | 74 | 50 | 6 | .597 | 優勝 |
2位 | 日本ハムファイターズ | 68 | 58 | 4 | .540 | 7.0 |
3位 | 西武ライオンズ | 62 | 64 | 4 | .492 | 13.0 |
4位 | 近鉄バファローズ | 62 | 67 | 1 | .481 | 14.5 |
5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 60 | 67 | 3 | .472 | 15.5 |
6位 | 福岡ダイエーホークス | 54 | 74 | 2 | .422 | 22.0 |
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リーグ・リーダー |
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受賞者なし |
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