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鹿児島市にある中学校 ウィキペディアから
鹿児島大学教育学部附属中学校(かごしまだいがくきょういくがくぶふぞくちゅうがっこう 英語: Middle school Attached to Faculty of Education, Kagoshima University, Japan[1])は、鹿児島県鹿児島市郡元一丁目にある国立の中学校。鹿児島大学教育学部の附属学校である。
鹿児島大学教育学部附属中学校 | |
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北緯31度34分00秒 東経130度32分38秒 | |
国公私立の別 | 国立学校 |
設置者 | 鹿児島大学 |
併合学校 | |
設立年月日 | 1951年(昭和26年)5月1日 |
創立記念日 | 5月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | C146110000015 |
所在地 | 〒890-0065 |
鹿児島県鹿児島市郡元1丁目20番35号 (鹿児島大学郡元キャンパス) | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
ゆたかな心をはぐくむ生徒
きょうだい学級
開校記念日である5月1日前後に行われ、鹿児島市役所前のみなと大通り公園から吉野公園までの往復約20Kmを完歩する。公園で到着後に各学年でのレクレーションを含む学年集会が実施される。学年集会も、通常の学年集会と同じく、生徒主体で行われるが準備期間が長いなどの、異なる点も併せ持つ。各学年に終了次第弁当の昼食を取る。そのあとは、新入生を囲むかいと生徒会主催の綱引きも行われ、きょうだい学級対抗で勝負する。帰る時には環境委員を中心に、ゴミ拾いが行われる。
設営コンクール
各学級の広報委員2名を中心に、短い期間でどこのクラスが優れた設営を作ることが出来るかを競う。印刷された字などをそのまま貼り付けるのは禁止なため、レタリングという高度な技術が一人一人に求められ、ほとんどの人が苦戦を強いられる。ひどい人では10回以上も書き直しをする人が出てくる。デザインだけではなく、補強具合や色合い(勉強に集中出来るか)なども問われるため、バランスが非常に大切になってくる。また、設営に強いこだわりをもつ先生が数人いるため、やり直しをさせられる学級・グループも多く存在し、責められてしまうことなどもある
運営はすべて生徒会(本部・正副体育委員長)が行い、きょうだい学級対抗である。優勝には競技優勝と応援優勝の2種類があり、競技優勝は競技の結果から採点、応援優勝は座席で待機する生徒や応援団の応援態度や運動会中の各所に設けられている、応援合戦(応援団のパフォーマンス)の様子から採点される。校歌にもある「若き鷹」は全男子生徒、「若き花」は全女子生徒による伝統ある名物競技となっていて、大切に引き継がれている。特に「若き鷹」は、男子が上半身裸になって棒倒しを行う競技で危険だとされるが、反則行為等のルールの確認が全男子生徒の中でなされていて、練習の段階でも生徒会本部から、細部まで注意するよう指示がなされるとともに、ここまで受け継がれてきた伝統のことの重さを語っているため、大きな怪我はここ数年起きていない。「若き花」では、ムカデ競走が行われる。
鹿児島市民文化ホール 第一ホールを借り切って行われ、総合的な学習などの舞台発表などが行われる。
この学校では生徒会とは約540名全生徒の事を指し、一般的生徒会のことを「生徒会本部」と呼ぶ。活発な活動を行い、各学校行事から生徒朝会、代議員会まで本部が企画書の段階からすべて運営する。年に一度(5月)、全生徒による生徒総会が行われる。ここでは決算・予算の承認や本部や委員長による事前に設定された議題についての説明、それに対しての非常に活発な意見交換などが行われる。選挙は9月。生徒会本部は正副生徒会長、正副書記長、正副企画委員長、教養部長、徳育部長、保健体育部長、情報部長の計10人で構成される。役職ごとの優劣の差はなく、10人全員で活動している。主な活動場所は2階の生徒会室になっている。また企画書のデータ化が平成28年度に行われた。「不易と流行」を意識した行事の改善等も行っている。
生徒会本部が担当するもの
・常時活動
全校・生徒朝会、代議員会、専門委員長会、旗の揚げ下げ、朝のあいさつ、当直引き継ぎ、当直の点検
・行事
生徒会プレゼンテーション、遠足、生徒総会、リーダー研修会、運動会、文化祭、生徒会目標作成、卒業生を囲む会、卒業生合唱「タンホイザー行進曲」のきょうだい学級・全体練習、壁画制作
生徒会目標
令和4年度後期〜5年度前期
「想いで繋がり合い 未来を彩る生徒会」
2009年度から試験的に3学期制から2学期制に移行した。教職員の出勤や生徒の授業の効率化を目指して行われる。
女子生徒の髪留めのゴムやピン、全生徒の髪型などの指定があり、抜き打ち若しくは事前に予告したうえで、特に行事前などに“身なり検査(チェック)”という名で検査が行われることもある。登校靴や室内用シューズは学校指定のものを履く。
年に5回「附中生活確立週間」というものが学習委員会、生活委員会が連携し、中心となって企画運営し、基本的な学習習慣や生活習慣の徹底や授業態度の向上などを目的として行われる。毎回生徒の課題を解決するために学習面、生活面でそれぞれ重点項目が決められ、両委員会ともに工夫した活動が行われている。(従来学習面、生活面それぞれの面で2つ決められていた重点項目を、附中生活確立週間の質のさらなる向上を目指し、平成28年度第3回附中生活確立週間より、重点項目をそれぞれの面で1つずつに絞ることとなった。)
サイレントゾーンというものが存在しており、研究室前、一階フロア、会議室前がそれにあたる。サイレントゾーンとは来客の方や会議中である先生方、保健室で休養している人などに気を配り、静かに過ごすスペースである。そこでの無言歩行・無音移動の徹底なども生活委員を中心に行われる。昼休み終了時や運動会練習時などたくさんの生徒が一斉に移動する際には生活委員が自主的にサイレントゾーンに立ち、無言歩行・無言移動の徹底が行われることもある。なお、全校・生徒朝会時には全生活委員が所定の場所に立ち、生徒のサイレントゾーンへの意識を高めている。
授業前は学習委員と生活委員が中心となり、生徒の「3分前入室、2分前着席、1分前黙想」が行われる。休み時間と授業時間のメリハリをつけ、授業に集中して臨むことを目的としている。
中学生の模範となる事を目標として課しているため、公共交通機関の一般の乗客などから交通マナーなどに関しての苦情の電話が入ると、ひどい場合は全校生徒、もしくは該当する学年、該当する交通機関を利用する生徒を対象として集合が掛かり、全体指導が行われる。これについては生徒の力で改善しようと、平成28年度からは、生徒会本部の徳育部を中心に交通マナー改善に向けて、さまざまな取り組みを検討、実施している。その他、校内で起こった校則違反などに関しても、全体指導や連帯責任という名目で当事者以外の生徒にもペナルティが課せられる事がある。このペナルティーは、残念ながら、他の学校などにも広がっている(附属中と同じ立ち位置の学校や、地域外通学の行われている私立学校など。)しかし、多くの人が洗脳されたかのように、集団を大事にして自分は最後という考えを徹底的に叩き込まれている。
この学校の伝統の一つとして、「附中体操」がある。この体操は、体育科の授業や運動会の準備運動として行われるオリジナルの体操であり、新入生は入学直後にこの体操を覚えさせられる。また「附中ストレッチ」と呼ばれるものもあり、これは運動会のときにだけ行われる(運動会の開会式が附中体操、閉会式が附中ストレッチ)。体操を覚える中でも、この学校の校風である「きょうだい学級」(例えば、青組は1-1,2-1,3-1)の間で教え合う。全学年、体育科の授業が始まる前に必ず行われる。
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