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1986年にコナミから発売されたMSX用の縦スクロールシューティングゲーム ウィキペディアから
『魔城伝説』(まじょうでんせつ、英題: Knightmare )は、コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)より1986年にMSX用に発売されたトップビューの縦スクロールシューティングゲーム。
ジャンル | シューティングゲーム |
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対応機種 | MSX |
発売元 | コナミ |
メディア | ROMカートリッジ |
発売日 | 1986年3月 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
『コナミアンティークスMSXコレクション』(プレイステーション、セガサターン、ゲームアーカイブス)にも収録され、近年には携帯電話、i-revo、WiiやWii Uのバーチャルコンソール、プロジェクトEGGでも配信された。
当時のシューティングゲームとしては珍しいファンタジー路線で、主人公ポポロンがヒュドノスにさらわれた姫・アフロディテを助けるというストーリーとなっている。ポポロンは弓矢を使い、襲い来る魔物を倒していく。
続編も発売されている。『魔城伝説II ガリウスの迷宮』(ファミリーコンピュータ版は『魔城伝説II 大魔司教ガリウス』)はサイドビューのアクションRPG、完結編である『シャロム 魔城伝説III 完結編』はRPG風のアドベンチャーゲームになっており、シリーズの各作品のゲームジャンルがそれぞれ異なっている。
なお、本作の主人公ポポロンは後にMSX版『パロディウス』に魔物退治と称して参加している。
縦スクロールシューティングゲームである。主人公はポポロンとなり、ヒュドノスを倒すために8つのステージをクリアしていく。
各ステージの地面には、クエスチョンマークのついた物体が配置されている。これはアフロディテが残した道標という設定になっている。武器を当てるとチェスの駒をモチーフにしたジュエルが表示され、取ると得点が増えたり特殊効果が発動したりする。まれに障害物になるものもある。
また、所定の位置に来ると、パワークリスタルおよびウェポンクリスタルが画面上部より現れる。前者によってポポロンはスピードアップや透明化などのパワーアップをすることが可能となる。後者では新しい武器を選択することができる。
各ステージの最後にはボスキャラがおり、次のステージへのゲートを守っている。ステージによっては、川に橋がかかっていないこともある。そのときは川に向かって武器を撃ちながら探す必要がある。
画面の両端に地形があり、スクロールに挟まれるとプレイヤーアウトになる。地形のないところでは左右が繋がっていてワープできる箇所がある。
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[*]の敵は、編隊で登場した場合の全滅ボーナスあり。
火の玉。画面を一周して去って行く。
クエスチョンマークを撃つことで以下のいずれかになる。背景に隠れており、隠されている場所を撃つことによって出現するものもある。
画面上から出現するPマークの物体で、武器を当てる毎に色が変化していく。何発か武器を当てると横に蛇行し始める。
画面上から出現して、武器を当てることでデザインが変化する。同じ武器を連続で取ると2段階まで強化する。
PC-8801mkIISR及びX1用で『魔城伝説II 〜ポポロン激闘編〜』の発売が予定され、雑誌で開発中画面が紹介されたりもしたが[1][2]未発売に終わった。内容はMSX版『魔城伝説』をベースにRPG要素を追加したもので[1]、MSXで発売された『魔城伝説II ガリウスの迷宮』とは大きく異なる。
当時の紹介記事をまとめると、以下のような特徴があったとされる。
韓国では1987年7月までコンピュータプログラムの著作権保護法が設けられていなかったため、Zemina社によって韓国MSXとセガ・マスターシステム向けにコンバート移植されたクローンの『The Three Dragon Story(용의 전설)』(海賊版)が存在する。グラフィックの他にプレイヤーがライフゲージ制、使用する武器に時間制限があるなどの違いがある。
F1キーでポーズをかけるとポポロンは布団に入って鼻提灯を膨らませる。ポーズシーンにおいてこのような「遊び」が導入されたのはコナミのMSXゲームでは本作が初である。
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