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ユーライア・ヒープのアルバム ウィキペディアから
『魔の饗宴』(原題:The Magician's Birthday)は、イギリスのバンド、ユーライア・ヒープが1972年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。
ケン・ヘンズレーによれば、本作の制作当時はゲイリー・セインの薬物依存症が深刻化しており、更にプロデューサーのジェリー・ブロンが曲の完成を急かしたため、ヘンズレーにとって一部の曲は未完成のままで「本当に悔しかったし、実際のところ『終わりの始まり』だったね」と振り返っている[7]。前作『悪魔と魔法使い』(1972年)に引き続き、ロジャー・ディーンがアートワークを手がけた[8]。
全英アルバムチャートでは3週トップ100入りし、最高28位を記録した[4]。アメリカでは、本作がBillboard 200で31位に達して自身2作目の全米トップ40アルバムとなり[5]、1973年1月にはRIAAによってゴールドディスクの認定を受けた[6]。また、本作からのシングル「盲目/スウィート・ロレイン」はBillboard Hot 100で91位を記録した[9]。日本初回盤LP (YZ-1)は1972年12月10日に発売され、21週オリコンLPチャート入りして最高43位を記録した[1]。
Donald A. Guariscoはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「『悪魔と魔法使い』ほど首尾一貫しておらず、まとまりに欠けているが、やはり聴き所は多い」と評している[10]。Eduardo Rivadaviaは、Ultimate Classic Rockの企画「ユーライア・ヒープの楽曲トップ10」において、「スウィート・ロレイン」を8位、「サンライズ」を5位に挙げている[11]。
特記なき楽曲はケン・ヘンズレー作。
アディショナル・ミュージシャン
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