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高師浜駅
大阪府高石市にある南海電気鉄道の駅 ウィキペディアから
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高師浜駅(たかしのはまえき)は、大阪府高石市高師浜四丁目にある、南海電気鉄道高師浜線の駅で同線の終着駅である[2]。駅番号はNK16-2。
歴史
- 1919年(大正8年)10月25日:南海鉄道高師浜線の伽羅橋駅 - 高師浜駅間延伸に伴う新たな終着駅として開業[2]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1970年(昭和45年)3月1日:高架化[2]。
- 2012年(平成24年)4月1日 :駅ナンバリングが導入され、使用を開始[3][4]。
- 2021年(令和3年)5月22日:羽衣駅 - 伽羅橋駅間の高架化工事のため営業を休止(期間中はバス代行輸送を実施)[5][6][7][8][9]。
- 2024年(令和6年)4月6日:高架化工事が完了し、営業再開[9]。駅舎と駅前広場がリニューアルし、多機能トイレとエレベーターが供用開始[10]。
駅構造
- ホーム
- 駅名標
- 改札口(2021年5月)
- 高師浜線代行バス仮設ターミナル(2023年12月)
- 駅舎と駅前(リニューアル前、2005年7月)
単式ホーム1面1線を有する高架駅で[2]、到着した列車がそのまま折り返す構造[6]。ホーム長は4両分程度あるが羽衣側は手前に柵が、終端側はホームの端より手前に車止めが設置されているので[1]、大体ホームの中央部で発着する。ホームそのものは、将来の1面2線化に対応した設計となっているが予定はない。ホームは2階、線路から見て東側にある。なお、このホームの真下に地上線時代のホームが撤去されずに残っている。2024年4月6日に多機能トイレとエレベーターが設置された[10]。
駅開業以来の洋館の駅舎がホーム頭端となる南側の地上にある。駅舎正面入口上部にはステンドグラスがはめられ[1][6]、後鳥羽院の「恋すてふ 名のみ高師の浜千鳥 なくなくかくる 袖のあだ浪」と和歌に詠まれた浜千鳥が題材となっている[11]。1970年3月の高架化の際に解体される予定だったが、地元の熱意によりそのまま残されていた[1][2][12]。しかし、一部がひび割れている箇所もあり今後、風などで損傷がひどくなる恐れもあることから、高石市が駅開業100周年を機に「取り外して保存、活用したい」と南海電鉄に申し出、2020年3月に南海電鉄から高石市に寄贈された[13]。高師浜駅には強化樹脂製のレプリカが設置されている[1]。
改札外にあった売店は閉鎖され、アイスと飲料の自動販売機コーナーになっている。2011年5月1日より一部の時間帯において無人駅となった。券売機は1つで別に乗車駅証明発行機と精算機がある。
高架化工事に伴う代行バス停留所
2021年5月22日から2024年4月5日まで羽衣駅 - 伽羅橋駅間の高架化工事による運休のため代行バスが運行されていたが[6][7][8]、当駅付近の道路が狭隘で駅前への代行バス車両の乗り入れが難しいため[8]、当駅からおよそ300m西側にある大阪府立臨海スポーツセンター敷地内に仮設バスターミナルの高師浜停留所が設置された[6][8][14]。停留所内には折り返し用のバスロータリーのほか、乗降用設備として乗車場1ブースと降車場2ブース、さらに5台程度のバス駐車スペースおよびバス乗務員の待機施設を備えていた。
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利用状況
2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は1,699人(乗車人員:851人、降車人員:848人)である。
駅周辺
駅周辺は区画整理された道路が縦横に走る住宅街となっている。
なお、南海本線高石駅も当駅から徒歩10分程度の距離にある。
隣の駅
- 南海電気鉄道
高師浜線
- 伽羅橋駅 (NK16-1) - 高師浜駅 (NK16-2)
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
関連項目
外部リンク
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