Loading AI tools
外気の流入や風の吹きつけを緩和する目的で、建物の入口前に設けられた小部屋 ウィキペディアから
風除室(ふうじょしつ)は、外気の流入や風の吹きつけを緩和するために建物の入口(玄関)前に設けられた小部屋である[1]。玄関フードとも呼ばれる[2]。
風除室には、屋外側の外扉と屋内側との内扉が二重に設けられているため[3]、片方の扉を開閉しても外気が室内に流入しにくくなっており、冬季の寒気や夏季の熱気の室内への流入を緩和するために、オフィス・ビルディングから住宅に至る幅広い建物に設置される[4][5]。
寒冷地では、雪が吹き込んでドアの開閉ができなくなることを防ぐ効果もある[5]。また、台風の多い地域では、強風によりドアが開き、風雨が室内に吹き込むことを防止するために用いられる[6][7][8]。
住宅においては、積雪期の雪囲いから発展し、建材メーカーにより製品化・販売され通年で設置されるようになったとされる[9]。北海道においては、一般住宅に風除室を設置することが普及したのは、昭和50年代からとされる[2]。
住宅の場合、閉塞感を減少したり、表札などを外部から見えやすくするために、屋外側の壁や扉にガラスが用いられることが多い[5]。
スーパーマーケットなどでは、直接風が当たったり、埃や排気ガス、虫などが入ったりして商品の品質に影響するおそれがあるため、風除室を設けることが多い。しかし、風除室にも商品が陳列されている場合もある。スーパーマーケットでは、風除室にはショッピングカートが並べられることもある。[要出典]
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.