東京都生まれ。武蔵大学人文学部欧米文化学科卒業、早川書房勤務を経てフリーに。早川書房在職中に『ハヤカワ文庫』でファンタジーの叢書、ハヤカワ文庫FTを創設する。また翻訳ホラー小説の叢書『モダンホラー・セレクション』を企画した。
1998年に『ホラー小説大全』で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門受賞。
竹本健治が創設した変格ミステリ作家クラブの会員[1]。
単著
- 『ダンスする文学』(自由国民社) 1993
- 『いけない読書マニュアル ベスト・セレクト・ノヴェルズ350篇』(自由国民社) 1994
- 『快楽読書倶楽部』(創拓社) 1995
- 『スティーヴン・キング 恐怖の愉しみ』(筑摩書房) 1996
- 『ホラー小説大全』(角川選書) 1997、増補版 角川ホラー文庫 2002、双葉文庫 2014、完全版 青土社 2023
- 『オルタナティヴ・フィクション』(水声社) 1999
- 『ジャンク・フィクション・ワールド』(新書館) 2001
- 『きみがアリスで、ぼくがピーター・パンだったころ おとなが読むファンタジー・ガイド』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション) 2002
- 『NHKカルチャーラジオ 文学の世界 怪奇幻想ミステリーはお好き? - その誕生から日本における受容まで』 (NHK出版) 2013
- 『スティーヴン・キング論集成 アメリカの悪夢と超現実的光景』(青土社) 2021
- 『怪異猟奇ミステリー全史』(新潮選書) 2022
編纂
- 『ヴィクトリア朝妖精物語』(ちくま文庫) 1990
- 『コンプリート スティーヴン・キング 増補改訂新装版』(奥沢成樹共編著、白夜書房) 1991
- 『クリスマス・ファンタジー』(ちくま文庫) 1992
- 『ヴィクトリア朝空想科学小説』(ちくま文庫) 1994
- 『フランケンシュタインの子供』(角川ホラー文庫) 1995
- 『天使と悪魔の物語』(ちくま文庫) 1995
- 『コンプリート・ディーン・クーンツ』(芳賀書店) 1999
- 『リドリー・スコット フィルムメーカーズ16』(責任編集、キネマ旬報社) 2001
翻訳
- 『世界オカルト事典』(サラ・リトヴィノフ編、講談社) 1988
- 『魔道師の杖』(ヴィクター・ケラハー、社会思想社、現代教養文庫) 1989
- 『ファンハウス』( ディーン・R・クーンツ、扶桑社ミステリー) 1990
- 『超オカルト』(コリン・ウィルソン、共訳、ペヨトル工房) 1993
- 『悪夢の種子 スティーヴン・キングインタビュー』(ティム・アンダーウッド,チャック・ミラー編、監訳、共訳、リブロポート) 1993
- 『熱い罠』(ジョン・プレストン、白夜書房) 1993
- 『美しい獲物』(アーロン・トラヴィス、白夜書房) 1994
- 『熱帯雨林の彼方へ』(カレン・テイ・ヤマシタ、白水社) 1994、のち新潮社 2014
- 『ジャーク』(デニス・クーパー、白水社) 1995
- 『K - パックス』(ジーン・ブルーワー、角川文庫) 1995
- 『マーティ』(スティーヴン・キング、学研ホラーノベルズ) 1996
- 『必携スティーヴン・キング読本 恐怖の旅路』(ジョージ・ビーム編、共訳、文藝春秋) 1996
- 『荒地(暗黒の塔3)』(スティーヴン・キング、角川書店) 1997、のち改題『ダーク・タワー』(新潮文庫) 1999
- 『ヴァンパイア・コレクション』(キングほか、ピーター・ヘイニング編、共訳、角川文庫) 1999
- 『瞬きよりも速く』(レイ・ブラッドベリ、伊藤典夫,村上博基共訳、早川書房) 1999、のち文庫 2012
- 『魔道師の虹(暗黒の塔4)』(スティーヴン・キング、角川書店) 2000、のち文庫 2002
- 『伝説は永遠(とわ)に1』(ロバート・シルヴァーバーグ編、共訳、ハヤカワ文庫) 2000
- 『人狼の四季』(スティーヴン・キング、学研M文庫) 2000
- 『スマートカント』(アーヴィン・ウェルシュ、青山出版社) 2001
- 『ライヴ・ガールズ』(レイ・ガートン、文春文庫) 2001
- 『光の旅人』(ジーン・ブルーワー、角川文庫) 2002
- 『ぬいぐるみ団オドキンズ』(ディーン・R・クーンツ、早川書房) 2002
- 『オリエント急行戦線異状なし』(マグナス・ミルズ、DHC) 2003
- 『終焉』(ジョン・アップダイク、青山出版社) 2004
- 『未来少女アリス』(ジェフ・ヌーン、ハヤカワ文庫) 2004
- 『イデアの洞窟』(ホセ・カルロス・ソモサ、文藝春秋) 2004
- 『バイオハザード1 アンブレラの陰謀』(S・D・ペリー、中央公論新社、C・NOVELS) 2004
- 『バイオハザード2 悪夢の洞窟』(S・D・ペリー、中央公論新社、C・NOVELS) 2004
- 『バイオハザード3 死者の街』(S・D・ペリー、中央公論新社、C・NOVELS) 2005
- 『初恋の道』(マーク・デイビッド・ハットウッド、小学館) 2005
- 『ヴァイオレット・アイ』(スティーヴン・ウッドワース、SB文庫) 2006
- 『チックタック』(ディーン・クーンツ、扶桑社ミステリー) 2008
- 『コロンブスそっくりそのまま航海記』(ロバート・F・マークス、朝日新聞出版) 2009
- 『ロバート・パティンソン・アルバム』(ポール・ステニング、INFASパブリケーションズ) 2009
- 『装飾庭園殺人事件』(ジェフ・ニコルスン、扶桑社ミステリー) 2011
- 『憎鬼』(デイヴィッド・ムーディ、武田ランダムハウスジャパン) 2011
- 『ウォーキング・デッド』1 - 7(ロバート・カークマン企画・作、トニー・ムーア, チャーリー・アドラード, クリフ・ラスバーン作画、飛鳥新社) 2011 - 2015
- 『ウォーキング・デッド』8 - 10(ロバート・カークマン企画・作、トニー・ムーア, チャーリー・アドラード, クリフ・ラスバーン作画、ヴィレッジブックス) 2018 - 2019
- 『ハビビ』1 - 2(クレイグ・トンプソン、TOブックス) 2012
- 『ビッグ・ドライバー』(スティーヴン・キング、高橋恭美子共訳、文藝春秋、文春文庫) 2013
- 『スティーヴン・キング大全』(ベヴ・ヴィンセント、河出書房新社) 2024
監修
- 『幻想文学大事典』【日本版】( ジャック・サリヴァン編、高山宏共監、国書刊行会) 1999
- 「怪奇幻想ミステリーはお好き? その誕生から日本における受容まで」(NHK、NHKカルチャーラジオ、文学の世界) 2014.1 - 3