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陽新県(ようしん-けん)は中華人民共和国湖北省黄石市に位置する県。
陽新県は湖北省南東部、長江南岸、幕阜山の北麓に位置する。地勢は西高東低いであり丘陵地帯と平原により構成されている。
市街地東部の網湖と富水下流部一帯はミミセンザンコウ、カラチョウザメ、ニホンウナギ、コビトジャコウジカ、スマトラカモシカ、カリガネなどの動物の生息地で、2018年にラムサール条約登録地となった[1]。
前201年、前漢により下雉県が設置される。その後三国時代の呉に陽新県・奉新県、西晋に高陵県、南朝梁に安昌県、陳に永興県が設置された。隋代に陽新県・奉新県・安昌県が永興県に編入、北宋に永興県に興国軍が置かれ、元代に興国軍が興国路と改められ、明・清代までは興国州が設置された。
中華民国が成立すると1912年(民国元年)に興国県と設置されたが、1914年(民国3年)に陽新県と改称され現在に至る。上位行政区画については、1949年から1952年までは大冶専区に、1952年6月からは黄岡専区に、1965年7月からは咸寧専区・咸寧地区に、1997年1月1日から黄石市にそれぞれ属した。
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