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『闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#1』[1](やみのけつぞく)は、1990年にシステムサコムからノベルウェア第6弾としてX68000向けに発売されたアドベンチャー・コンピュータゲームである。
本稿では、1991年に発売された続編にしてノベルウェア第7弾『闇の血族〜THE PREDESTINED HOMICIDES〜#2 完結編』[1]および移植版についても解説する。
いずれもシナリオに同期したアニメーションを特徴としており、PCエンジン移植版『闇の血族 遥かなる記憶』ではセルアニメ調に一新されたグラフィック共々、それが顕著となっている。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
声優は『遥かなる記憶』でのもの。
原典であるX68000版の発売後、1991年2月にはシステムサコムによるFM-TOWNS移植版『闇の血族Special』[1]が、1993年12月17日にはナグザットによるPCエンジン移植版『闇の血族 遥かなる記憶』[2]が、それぞれ発売されている。いずれも『#1』と『完結編』を1つにまとめた内容となっているが、『Special』が『#1』と『完結編』のBGMをCD-DA化しただけの移植にとどまったのに対し、『遥かなる記憶』は『#1』と『完結編』のシナリオを一本化したうえ、グラフィックをいのまたむつみによる新規キャラクターデザインで桂憲一郎によるセルアニメ調に差し替えているほか、声優による音声を収録している。
なお、X68000版は後年にプロジェクトEGGによる配信も行なわれており、2004年8月24日には『#1』[3]が、同年10月27日には『完結編』[4]がそれぞれ配信されている。
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