長野新幹線車両センター

日本の長野県長野市にある東日本旅客鉄道の新幹線の車両基地 ウィキペディアから

長野新幹線車両センターmap

長野新幹線車両センター(ながのしんかんせんしゃりょうセンター)は、長野県長野市赤沼にある東日本旅客鉄道(JR東日本)新幹線統括本部が管轄する新幹線車両基地である。

概要 長野新幹線車両センター, 基本情報 ...
長野新幹線車両センター
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留置線と本線高架(奥)
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基本情報
所在地 長野県長野市赤沼
座標 北緯36.7度 東経138.27度 / 36.7; 138.27
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
帰属組織 新幹線統括本部
所属略号 幹ナシ[1]
最寄駅 しなの鉄道北しなの線豊野駅
管轄路線 北陸新幹線
管轄車両 E7系電車
旧称 長野新幹線運転所
開設 1996年12月1日
車両基地概要
敷地面積 165,301 m2
留置線本数 11本
(着発収容線)
検査線本数 3本
その他設備 車輪研削線 1本
臨時修繕線 1本
配置両数
電車 228 両
合計 228 両
備考 2021年4月1日現在のデータ[2]
敷地面積は有価証券報告書の値[3]
鉄道建設・運輸施設整備支援機構より賃借中
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新幹線E2系(奥の2編成)およびE7系(手前)電車
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長野新幹線車両センター横の本線を走り抜けるはくたか563号
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施設看板

本車両基地は北陸新幹線長野駅金沢駅寄りにあり、本線からは同駅から約8 km北東の地点で分岐している。整備新幹線である北陸新幹線の施設として建設されたため、JR東日本が鉄道建設・運輸施設整備支援機構から賃借している[3]

令和元年東日本台風(台風19号)によって壊滅的な浸水被害を受け、車両検修機能をほぼ喪失したが、2020年時点では2021年令和3年)を目処に暫定復旧を目指すとしていた[4][5]。2021年10月までには車両検修機能はほぼ復旧しており、一般向けの基地公開等の行事も行っているが[6]、同年9月の国土交通省資料では「復旧が完了していない」と記されている[7]

構内

  • 長野駅の北東約10 kmに位置し、最寄り駅はしなの鉄道北しなの線豊野駅である[8]
  • 敷地は長さ約1.7 km、最大幅約100 mあり、敷地面積は約11万3,000m2(1998年 - 2015年当時)[9][8][10]
  • 構内には着発収容線が11線、仕業・交番検査線(仕業交番検査庫)が3線(いずれも12両編成に対応)、臨時修繕線(臨修庫)1線、車輪研削線(研削庫)1線がある[9][10]。仕業交番検査庫の手前には車両洗浄機を1台設置する[9]
  • 過去には金沢延伸開業に伴い、検修設備をE2系の8両編成からE7系の12両編成へ対応させるため、着発収容線の停止目標と車両昇降台の追加、仕交検庫を約100m延伸するなどの改良工事が行われた[8][11]
  • 主な業務は仕業検査、交番検査、ATC特性検査、列車無線検査、臨時検査など[8]。構内入換など業務の一部はJR長野鉄道サービスに委託している[8]
  • 車両基地の西側には保線車両の基地があり、保守用車留置線2線、バラスト積込線、ロングレール運搬車留置線、検修線・確認車留置線などがある[10]

歴史

配置車両

車体に記される所属略号は「幹ナシ[1]で、新幹線を意味する「幹」、長野を意味する「ナ」、新幹線を意味する「シ」から構成される。新幹線統括本部発足までは長野支社管轄であったため、「長ナシ」であった。なお、長野新幹線運転所時代に使用していた「長ナノ」は、現在は長野総合車両センターが使用している。

2022年(令和4年)8月1日時点の配置車両は下記のとおりである[18]

E7系電車(228両)
12両編成19本(F3 - F6・F9・F11 - F13・F15・F17・F19・F40 - F47編成)が配置されている。
2015年平成27年)の北陸新幹線金沢駅延伸開業に合わせて導入された新型車両で2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正より、「あさま」として営業運転が開始された。
北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」「つるぎ」の全列車、上越新幹線「たにがわ」で使用され、JR西日本白山総合車両所配置のW7系電車と一体的に運用されている。上越新幹線の「とき」はでは原則、運用されない。
2019年の東日本台風により、8編成96両(F1・F2・F7・F8・F10・F14・F16・F18編成)が車両床下の電気系統などが浸水の被害を受け[19]廃車となった。廃車車両のフルカラーLED式行先表示器など一部の部品については再利用される予定である[20]
2021年1月1日付で5編成60両が新潟新幹線車両センターから転属した[21]

過去配置車両

E2系電車
N1 - N13およびN21編成の全14編成が配置されていたが、E7系電車の導入に伴い廃車が進み、2017年(平成29年)3月31日をもって運用が終了した。
1997年(平成9年)の北陸新幹線長野暫定開業に合わせて導入された車両で北陸新幹線「あさま」で運用されていた。
かつてはJ編成と共通で運用されたが、2016年時点では他路線での運用は行われていなかった。

脚注

参考文献

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