長野新幹線車両センター
日本の長野県長野市にある東日本旅客鉄道の新幹線の車両基地 ウィキペディアから
長野新幹線車両センター(ながのしんかんせんしゃりょうセンター)は、長野県長野市赤沼にある東日本旅客鉄道(JR東日本)新幹線統括本部が管轄する新幹線の車両基地である。

本車両基地は北陸新幹線長野駅の金沢駅寄りにあり、本線からは同駅から約8 km北東の地点で分岐している。整備新幹線である北陸新幹線の施設として建設されたため、JR東日本が鉄道建設・運輸施設整備支援機構から賃借している[3]。
令和元年東日本台風(台風19号)によって壊滅的な浸水被害を受け、車両検修機能をほぼ喪失したが、2020年時点では2021年(令和3年)を目処に暫定復旧を目指すとしていた[4][5]。2021年10月までには車両検修機能はほぼ復旧しており、一般向けの基地公開等の行事も行っているが[6]、同年9月の国土交通省資料では「復旧が完了していない」と記されている[7]。
構内
- 長野駅の北東約10 kmに位置し、最寄り駅はしなの鉄道北しなの線豊野駅である[8]。
- 敷地は長さ約1.7 km、最大幅約100 mあり、敷地面積は約11万3,000m2(1998年 - 2015年当時)[9][8][10]。
- 構内には着発収容線が11線、仕業・交番検査線(仕業交番検査庫)が3線(いずれも12両編成に対応)、臨時修繕線(臨修庫)1線、車輪研削線(研削庫)1線がある[9][10]。仕業交番検査庫の手前には車両洗浄機を1台設置する[9]。
- 過去には金沢延伸開業に伴い、検修設備をE2系の8両編成からE7系の12両編成へ対応させるため、着発収容線の停止目標と車両昇降台の追加、仕交検庫を約100m延伸するなどの改良工事が行われた[8][11]。
- 主な業務は仕業検査、交番検査、ATC特性検査、列車無線検査、臨時検査など[8]。構内入換など業務の一部はJR長野鉄道サービスに委託している[8]。
- 車両基地の西側には保線車両の基地があり、保守用車留置線2線、バラスト積込線、ロングレール運搬車留置線、検修線・確認車留置線などがある[10]。
歴史
- 1996年(平成8年)
- 1997年(平成9年)
- 1997年(平成9年)
- 2004年(平成16年)4月1日 - 長野新幹線車両センターに改称。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 新幹線統括本部発足に伴い、長野支社から同本部へ移管。
- 2019年(令和元年)
- 長野 - 金沢間開業前、2010年当時の車両センター(国土地理院)
- 2019年10月13日、台風19号の影響で冠水した車両センター(同)
- 台風19号による浸水後、解体を待つ車両
配置車両
車体に記される所属略号は「幹ナシ」[1]で、新幹線を意味する「幹」、長野を意味する「ナ」、新幹線を意味する「シ」から構成される。新幹線統括本部発足までは長野支社管轄であったため、「長ナシ」であった。なお、長野新幹線運転所時代に使用していた「長ナノ」は、現在は長野総合車両センターが使用している。
2022年(令和4年)8月1日時点の配置車両は下記のとおりである[18]。
- E7系電車(228両)
- 12両編成19本(F3 - F6・F9・F11 - F13・F15・F17・F19・F40 - F47編成)が配置されている。
- 2015年(平成27年)の北陸新幹線金沢駅延伸開業に合わせて導入された新型車両で2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正より、「あさま」として営業運転が開始された。
- 北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」「つるぎ」の全列車、上越新幹線「たにがわ」で使用され、JR西日本白山総合車両所配置のW7系電車と一体的に運用されている。上越新幹線の「とき」はでは原則、運用されない。
- 2019年の東日本台風により、8編成96両(F1・F2・F7・F8・F10・F14・F16・F18編成)が車両床下の電気系統などが浸水の被害を受け[19]廃車となった。廃車車両のフルカラーLED式行先表示器など一部の部品については再利用される予定である[20]。
- 2021年1月1日付で5編成60両が新潟新幹線車両センターから転属した[21]。
過去配置車両
脚注
参考文献
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