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19世紀末から20世紀前半の中国に存在した行政権や治外法権をもつ鉄道会社所有地 ウィキペディアから
鉄道附属地(てつどうふぞくち)は、19世紀末から20世紀前半の中国に存在した行政権や治外法権をもつ鉄道会社所有地のこと。
ロシア帝国では、モスクワからウラジオストクに至るシベリア鉄道の一部として[1]、清を縦断する東清鉄道が計画された。
1896年に、ロシアは清と条約(露清密約)を結び、鉄道の建設に必要な土地の管理権を獲得した。これがいわゆる「鉄道附属地」である。
そしてロシアはこの条約を拡大解釈し、単なる土地の所有権だけでなく、清の行政権が及ばない排他的行政権を認めさせた。そして線路や駅など本来の鉄道用地のみならず、鉄道から数百メートルも離れた用地をも鉄道附属地とし、鉱山や都市を開発した。
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