遊びの時間は終らない
ウィキペディアから
ウィキペディアから
『遊びの時間は終らない』(あそびのじかんはおわらない)は、都井邦彦の小説。またその映像化作品として、1985年に製作されたテレビドラマ版、1991年に公開された映画版があり、映画が著名。
この節の加筆が望まれています。 |
ある日、警察は国民のイメージ上昇を狙って筋書きの無い防犯訓練を行うことにした。しかし銀行強盗役に選ばれた警官・平田(本木雅弘)は、まじめで全く融通のきかない性格だった。彼は大真面目に強盗計画を立案して犯人役を遂行。単身で逮捕する予定だったエリート警部補が隙だらけで現れたため、平田は「犯人らしく臨機応変に行動するよう」という指示を忠実に守って彼を“射殺”した形をとり、そのまま、人質とともに銀行に篭城することになる。色めき立つマスコミを仕切るのは、偏執的に扇動好きなディレクター(萩原流行)である。銀行の前には大量の野次馬が殺到、騒動は全国中継され、単純に中止するだけでは模擬訓練とはいえ警察の敗北として印象付けられてしまうため、解決という形での落ちをつけてなんとか穏当に訓練を終わらせようとする警察の意図は次々とくじかれ、防犯訓練は前代未聞の先が読めない展開となってしまった。誰がどうやって幕を引くのか……
2007年に韓国映画として『正しく生きよう』というタイトルでリメイクされた[1]。
1985年9月18日、TBSの「水曜ドラマスペシャル」にて放映されたコメディドラマ。監督:櫻井秀雄 脚本:宮崎晃
小西博之、香坂みゆき、小林克也、泉谷しげる、山口良一、三浦浩一、品川隆二、竜雷太、ベンガル、荒勢らが出演。
映画版と違って、女子行員と主人公のラブストーリーが絡めてある。小西演じる主人公が、香坂の行員をめぐって、エリート刑事と恋敵である、という設定がある。ラストは、小西が香坂を誘拐して車の中でセックスをしていると思われるところ(車が上下に揺れていた)を、機動隊が取り囲むというシーンであった。
泉谷しげるが上司に媚びる気の弱い警官を、小林克也が『ラヂオの時間』のアナウンサーにも似て几帳面な、モニターを見ながら訓練の架空の設定を厳しく審査する警官を演じた。小林が、「アンフェア」という言葉を正しく発音するという、得意の英語を披露するくだりもあった。
ちなみに、翌週この時間枠で放映されたのは、『糸井重里のたとえばこんなメロドラマ』。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.